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前川喜平さんと奥地圭子さんの対談②

昨日のカープは天谷選手の引退試合でした。天谷は以前の通りセンターを守り、一番のバッターで。センターの奥深くに来た坂本の球を見事にキャッチ!!また、試合前に、巨人の高橋由伸監督も辞意を表明していました。試合終了後、巨人の選手が巨人ファンの前に並び、挨拶をした後引き上げていく時に、球場全体、カープのファンもみんなが拍手をしましたよ。去っていく人に「お疲れ様でした。」の拍手、でも、「なんか、高橋はかわいそうじゃね」という声も聞かれました。ひと昔前では考えられませんでした、あの巨人が三位を目指して必死なんて。

そして、その後、天谷選手引退のセレモニーが行われました。天谷の挨拶にウルウル。球場を一周してファンに挨拶する姿にまたウルウル。彼の妻と二人の小さなお嬢さんたちがお花をもって来た姿にまたウルウル。子どもたちはまだ小さい!これからどうされるのでしょうね。広瀬さんのようにカープのコーチになれればうれしいのですが。これからの人生に幸あれ!!

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CSの抽選。全滅。今年、この球場に来られるのは、こんどの日曜日、ペナントレース最終戦が最後になるでしょう。何しろCSも日本シーズも、チケットの入手はとてもとても困難ですから。

さて、昨日の続きです。前川喜平さんと奥地圭子さんの対談。ここでも語られたのですが。奥地さんの文章の一部を。

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ここの、『文科省の職員の中には、学校を変えたいと思って入省された方々がかなりいらっしゃることを知り、「国はどうせ管理しようとするんだろうと悪い方にとらえがちでいた自分を反省したのですが』

という、この部分なのですね。2003年、七生養護学校へのひどい介入から始まった性教育バッシング。金と票を持つ宗教団体を中心とした勢力の力で議員が動き、文科省が変わり、全くひどい状態になりました。それは今もなお、指導要領に残されたままなのですが。中学校で避妊を教えてはいけないとか。性交やセックスという言葉を使ってはならないとか。そんなことがまだ指導要領に残されているのですね。

バッシングの嵐が吹き荒れた少し後に、性教協全国大会で、「政治、行政に力を向けて欲しい」と要望したことがあります。そうでないと、教育委員会にひどい目に合っている、地方にいる者はとてもつらいと。でも、そちらに力を向けるよりも・・・との返事でとてもガッカリしたことがあります。私は、そこの部分がとても足りない所だったと思うのです。

奥地さんたちの粘り強い活動は、文科省の職員を動かし、議員を動かし、そして、「教育機会確保法」、正式名称「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機械の確保等に関する法律案」が作られたのです。


この項、もう少し続きます。

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