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講演準備③

昨日の広島県人権啓発指導者等養成研修会の講演準備の話で、性同一性障害の手術が大変高額であり、かつホルモン療法を受けている人は保険の適応がされないというお話をしました。でも、本当は、その手術が「性別変更の条件となっている」ことに疑問を呈さなければなりません。

個人的には、自分の体に違和感があり、例えば、FTM(体は女性でも心は男性)の人で、バストがあるのが嫌だ、取りたいと思っている人が乳房除去の手術を受けることは、それは精神的な治療としてあっていいことです。でも、「その手術を受けないと性別変更ができない」というのは、人権侵害だと思うのです。いえ、バストの問題よりも、「性腺を除去すること」が。卵巣、精巣を取ってしまうという事、すなわち、子どもが絶対にできないようにすること。杉田議員は、「子どもができない、すなわち生産性がない」と言いました。でも、それは法律で決められているのです。

世界的には、手術をしなくとも性別変更を認める方向で進んでいます。作ったスライドから。

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この、ヨーロッパ議会におけるLynn Boylanさんの宣言、それは胸を打ちます。これまでも、「自分は精神病ではないのに、なぜ精神科のおっさん、それも自分のことを知らない二人に診断してもらわなければならないのか」、と、精神科に行くことを勧める私に抵抗する人は何人もいました。

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日本は、国民の人権という視点をもっと持たなければ、と様々な場で思っています。勿論、体の変更をしたい人は、することを阻む者ではありません。したければしていいし、体にメスを入れるのが嫌な人はしなくてもいい、本人が望むように、もっと性別というものを緩やかにしていいのではと考えています。


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