風工房・斎藤洋さん②
斎藤さんが私に送りたい物があると言われたのは。斎藤さんは、ご自分で「おっちゃん大賞」を毎月決めて、その人に景品を贈っているのだと。そして今年の9月の大賞は、私なのだと。ここで授与式なのだと。私、???でしたが。写真は、寺尾先生が撮って下さいました。
そんな、表彰だなんて。でも、うれしい。何を戴いたのでしょう。
紙袋からもう一つ袋。あれえ、カープ?阪神ファンの斎藤さんがどうしてカープ?
エニシングの前掛け。頂いた袋に入っていたはがきから。中国新聞社が特別に注文して販売している前掛けです。
これを読んで、斎藤さんがなぜ応援なさっているかがよく分かりました。日本唯一の前掛けの産地、愛知県豊橋で作られています。厚手の帆布を「柔らかく」染めるのは、至難の技なのだと。腰ひもをぎゅっと締めることで、お米屋さんや酒屋さん等の力仕事をする人の腰を守るのだと。ありがとうございます。私を表彰して下さったこと、何より、すんごくうれしいです。
寺尾さんも、以前おっちゃん大賞を頂いたのだと。寺尾さんは、毎年手芸部の生徒さんと、テディベアを作って、12月の斎藤さんが主になって開催されているメモリアルキルト展に出品なさっています。それもう22年間も続けていらっしゃると。テディベアは、まだエイズが全く不治の病だったころ、患者さんにプレゼントをし、患者さんがそれを抱いて、じっと苦しみに耐えるとされた物です。以前、寺尾さんの勤務先の学校に行って、手芸部の生徒さんがテディベアを作っているのを見学させて頂きました。キルト展で販売したお金は、エイズの患者さんの個人の支援の資金になさるそうです。ほんとうに素晴らしい。
そして、斎藤さんの展示を語らなければ。明日に続きますね。
私は今日診療後は車で島根県の江津市に行きます。翌11月1日は、午前中に島根県下の高校の先生たちに「人権に配慮した性教育~LGBTをどう伝える?~」という講演をします。ですので、明日は島根江津のホテルからお送りしますね。
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