盆踊りでした。
昨日は、とうとうブログを書けないままでした。Wi-Fiが効かないし、Wi-Fiのために河野の実家から出ることもできないし。家に帰ったのは、深夜、日付も変わってからだし。
昨日は、盆踊り。
その地の踊りは、公民館の庭で行われ、亡くなった方の遺族が公民館の中に座って皆さんのお参りを受けるというもの。河野が5時過ぎから9時まで、一体どうしたらいいのか嘆きました。私は、うふふ、仕方ないね、頑張ってなどと言いながら、さあ、その間私はどうしましょうと思っていたら、何と。甘かったですね。私も一緒に座らなければならなかったのです。あらっ、そうなのですか。それこそ、私にはしんどい時間でした。
河野は、懐かしい方たちと、ああ、久しぶりとか、こんばんはとか、たのしそうに過ごしました。私は、一人も知っている人がなく・・・。公民館の中は暑いし。
お参り頂いた方へのお土産を車一杯の載せて運んで。これをお一人お一人に渡します。
初めに、お坊様が来られて、皆さんでお参りです。
ここに写っているのは、役員の方たち。私たち遺族4家族は、こちら側に座っています。お坊様はお若く、お経を聴いて、うん?私は一度も聴いたことがないお経です。鐘をたたきながら唱えられます。何教でしょう?だって、私はこれまで沢山のお葬式や法事に出ていますが、本当に初めて聞く御経です。一部、真言宗に似ている部分もありましたが。仏教の出どころは同じだから当然ではあります。後で聞くと、禅宗だと。この地の家の55%が禅宗で、河野の実家のような浄土真宗は少数なのだそうです。
沢山のお土産をもって行って、本当にこれだけの人が来られるのかしら、と思っていたら、本当でした。お土産を渡すのが忙しかったです。
地域にとって良き風習が脈々と続きます。太鼓は、若い人、子どもも代わる代わる上手に叩くし、踊りも老若男女、合いの手、掛け声をかけながら、楽しそうでしたし。でも、これも我が家は私たちの代まででしょう。私たちが死んだあと、息子たちがここに来てこの行事に参加することは考えられませんもの。
今日は、もう一度お墓詣り。12日にお墓に参って、両親を家に連れて帰っていました。今日、お墓に連れて行き、また来年までお墓にいて下さいねとお返しするのです。私はこの地に来るまで、お盆のお墓詣りは一回のものと考えていました。ここでは二回するのが当たり前なのです。その後、広島に向けて帰ります。初盆だけの里帰り、これでおしまいです。でも、台風ですって。
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