特別養子縁組の会議と「8.6ヒロシマ平和の夕べ」は少し
おはようございます。京都の朝です。
昨夜、台風で動けなくなる前に、京都まで新幹線で移動してきました。広島はもう新幹線がなくとも、新大阪までなら遅くまであります。最終の一つ前の列車に乗ることができました。京都のホテルも急でしたので泊まりたかったホテルではありませんが、無事取れて泊まることができました。今日のお昼までに広島に帰って、約束の養子縁組の手続きに行きます。
昨日の特別養子縁組についての厚生労働省主催の会合、沢山の団体の方たちが集まっていて、こうなのかと驚きました。会合の中身も、びっくりすることが沢山ありました。モデル事業として、沢山のお金の補助がある団体も。私も特別養子縁組あっせん事業者ですが、全くボランティアとして、赤ちゃんと産んだお母ちゃんのために、むしろ持ち出しでやってきているものですから。こんど届け出制ではなく、許可制になります。いろいろと厳しい規制や義務が問われます。何回もの研修も受けなければならないそうで。研修の施行をする団体を今公募しているそうです。そんなこと、全然知らなかったけれど、正直、とてもしんどいことです。
また、特別養子縁組は、基本国内ですることという新しい法律につき、いろいろな異論も出ました。基地の近くの団体は、黒人の赤ちゃんも沢山生まれる、このような時には、日本国内よりもアメリカで育ててもらう方がいい場合もある、また、最後に「大切なのは命でしょう。子どもの命のはずなのに、やれ日本人は日本国内でというのはおかしくないか」と、強く言って下さる方もあって、少しすっきりしました。
また、目標として一年に1000人の特別養子縁組を目指すと言うのがあって、とてもとても違和感がありました。このような育てることができない出産がないようにすることが、私は目標だと思うのです。養護施設の充実や自相の職員を増やすことなどの福祉の充実よりも、個人の善意などに任せようとする国の魂胆が見えるような気がして。
また、これらの問題点等について、ここでご報告しますね。
さて、「8.6ヒロシマ平和の夕べ」です。285人の定員の会場が一杯で、受付にいるスタッフや階段に座って聞いている人達もあって、本当に盛況でした。皆様のおかげです。沢山のアンケートも書いて頂いて、ありがたいことです。これらは、次につなげる活力にしたいと思っています。
山本さとしさんの「ヒロシマの有る国で」と豊田勇造さんの「九つの鐘」それは素晴らしい演奏と歌でした。私は、動画で撮っているので、You tubeでも流したいのですが。
また、あすから平和の夕べのお話をしますね。
今日は長崎の原爆祈念日です。新幹線の中で合掌しましょう。
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