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2018年8月6日①

昨日は、怒涛の一日、無事乗り切ることができました。

「8.6.ヒロシマ平和の夕べ」に来て頂きました会場いっぱいの参加者の皆様、ありがとうございました。知った範囲では、東京や九州からも参加して下さった方がおありでした。皆様に支えられていること、心から感謝します。

沖縄や信州等からも来て頂いた演者の皆様ありがとうございました。おかげ様で、会を好評の内に開催することができました。

何よりコツコツと準備をしてきたスタッフの皆様、大変だったけど、本当にやって良かったですね。終わってみて、改めてホッとしています。

平和の夕べについては、またゆっくりとご報告しますね。

今日は、8月6日のご報告を。早朝から広島二中原爆死没者慰霊祭に参加しました。

毎年のごとく、沢山の警察官の厳重警備の元に開催。というのは、皮肉です。会が始まる前に、安倍総理の車がフルスピードで駆け抜けていきました。

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何の慰霊祭か分かってる?と聞きたくなりました。夫によると、会のお世話をしていた高校生が「キャー、安倍さんだ」と歓声を上げたと言うのです。ホント?私は写真を撮るのに夢中で気づきませんでしたが夫はショックを受けていました。

慰霊祭の前に、同窓生の山本定男さんの「私の被爆体験と合唱曲『レクイエム碑』」の証言を聴きました。今も毎年益田遥先生の指揮、広島観音高校音楽部OB会により演奏されている合唱曲の誕生のお話です。広島メンネルコールの指揮者をしていた山本さんが、昭和44年、広島テレビが放送したテレビドラマ「碑」を見て、合唱曲にしたいと思ったこと、そしてテレビドラマを作ったやはり広島二中の卒業生である広島テレビの薄田純一郎さんに作詞を依頼したこと、広島二中の大先輩であり作曲家であり福岡教育大学の森脇憲三さんに作曲を依頼したこと。

昭和45年、初めて広島市公会堂で山本さんの指揮で発表したこと。そして、「全曲の演奏が終わった後、私は聴取に訴えました。『皆さんが座っておられる後ろには広島二中一年生の慰霊碑が建っています。どうか後ろのドアを開けて下さい。彼らに聴かせてやりたいのです』と訴え、最後の終章という曲をアンコールで歌いました。」
このエピソードは知っていましたが、その当の先生がこうして話していらっしゃることに、すごく感動しました。

会は、政治家の紹介や弔電の紹介もなく、追悼の辞も同窓会代表、校長、生徒会長の三人。慰霊碑のそばにある、碑建設当時の古田貞衛校長の悼歌朗誦「なぐさめの 言葉知らねばただ泣かむ ながおもかげと いさおしのびて」。そして、二中と観音高校の校歌斉唱とすっきりしたいい会でした。


もう、汗びっしょり。いったん家のかえってシャワーを浴びて出かけました。

「8.6ヒロシマ平和の夕べ」の会の様子です。

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懇親会の後、自転車でクリニックに帰る途中です。今年も「小さな祈りの影絵展」が行われていました。コツコツと継続すること。その方たちの美しく心打たれる作品です。

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そして。灯篭流しは、もう灯篭たちが川岸に集まって漂っていました。

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私はその後、クリニックに帰り、今日までにしなければならないレセプトを仕上げて帰りました。一日が終わりました。また明日、いろいろとご報告しますね。

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