2018年8月6日④
「8.6ヒロシマ平和の夕べ」の平和講演の小出裕章先生は、ご自分の講演で使われたスライドを提供して下さり、参加の皆さんにはそれをプリントして配布しました。これは、私たちにとって、貴重な資料で、とてもうれしいことでした。
先生は、「原発・核と戦争を推し進める愚かな国、日本」で、アウシュビッツの写真の次に、過去の戦争について「問題は過去を克服することではない。しかし、過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」というヴァイツゼッガーの演説を紹介されました。
そして、戦争の責任についても、福島原発の事故についても、その責任があいまいにされたままであると。
原発と核兵器について。
これは、自民党石破茂議員の発言です。安倍政治は早く終わらせてほしいけれど、総裁選に立候補を表明しているこの人も、大変に危険な人であると言われました。
そして。
「他人に核兵器をもってはいけないというのであれば、自分も持ってはいけない。誰かの核の傘に隠れてもいけない。米国の続国としてひたすら強いものに媚び、弱い者には徹底的に居丈高になる国、それが日本である」と言われました。
最後のスライドです。
小出先生の分かりやすい説得の力のあるお話をこのような形で私がまとめると言うのは、とても失礼な話だと思います。それを承知で、少しでも参加できなかった皆様にお伝えできればという思いで、紹介させていただきました。
小出先生、本当にありがとうございました。先生のお話を胸に、私もこれからさらにコツコツと歩んで行こうと思います。
なお、「小出さん」と呼ぶべきという人もありますが、私にとってはやはり「小出先生」なので、それを使わせていただきました。
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