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海田の13旅団はいなかった

京都です。その前の晩は深夜に急患の手術をして、ひどい寝不足で疲れていたので早くに寝たのですが、何と今朝3時に目が覚めてしまいました。今日は、福井まで行って講演。その後京都に戻って用があります。途中眠くならなければいいのですが。

これは、悪口ではありません。ただ、私の謎が解けたので、ここに言っておきたくて。今回、私は災害についての自衛隊の活躍が見えないと言いました。それに対して、自衛隊の人は人の見えない所で頑張っているという意見も頂きました。遠方から駆け付けている自衛隊の車の紹介もしていただきました。それでもおかしいと、私はすっきりしない思いでいました。

例えば、自衛隊20000人規模の派遣をすると政府が言った時には実は600人だったと。それに、これまでは自衛隊が何かすれば、直ぐにマスコミも写真をアップしていましたし。でも、どんな土砂崩れの場にも、ほとんど自衛隊の姿が見えず、警察や消防の人がほとんどで、やっと、一週間たった頃からボツボツ見えるようになりました。

防衛省のホームぺージを見ても、人をどれだけ派遣したかが出ないし。昨日の菅さんも「55000人規模で復興にあたる」という数字は、消防、警察、加自衛隊、海上保安庁すべて合わせた数字だったし。

ホームページには、今回の災害派遣の写真は、昨日までありませんでした。昨日から今日にかけて、やっと写真が少し出ています。必ず、写真などで隊員が働いている姿をアップしていたのですが。それがなかなかアップされませんでした。やっと出た写真は、でも、どれを見ても、隊員は数人の写真です。

その、私がすっきりしないと言っていたことが、やっと分かりました。海田の13旅団(以前は13師団と言っていました)は、いなかったのです。ほとんどの隊員が訓練のために北海道に行っていました。そして、今も。やっとやっと近く帰ってくる頃だそうです。13旅団のホームページから。

「第13旅団は、中国5県の防衛・警備を担任するほか、国際平和協力活動及び災害派遣等、多様な役割に迅速に対応することができるよう、一人一人がプロフェッショナルとしての自覚と誇りを持ち、訓練に励み、そしてその力を結集して地域の方々に信頼される部隊を練成しています。」

第13旅団は、中国5県(鳥取・島根・岡山・広島・山口)の防衛、警備、災害派遣を担当するほか、東南海・南海地震にあっては徳島県を、 東海地震にあっては、愛知県中部を担任するとともに、首都直下型地震にあっては、命令により地域における救援活動を実施します。
また、隣接の第14旅団とは愛媛県一部地域に対する支援を、第4師団とは協定に基づき相互支援を実施します。


13旅団は以前は7100人規模で、今は4100人規模です。でも、この災害の時、即ここが動くのかと思ったら、いなかったのですね。「だから、仕方なく、全国各地から急遽寄せ集めをしなければならなくて、大変でした。」と。


遠方から陸路で来るのには時間もかかるし、あちこち道路がズタズタだし。これでは、速やかに自衛隊が動くことができないのは、当たり前でした。自衛隊の災害の初動体制がなかなかだったのは、人がいなかったから。4100人が一気に動いてくれてたら、ずいぶん違っていたでしょう。


それにしても、地元に災害が起こるかもしれない、その時のために、例えば半分ずつ訓練に北海道に行き、半分は残していて、なんてことは考えないのでしょうか。そして、あらかじめ決められていたスケジュールをそう簡単に変えることもできず、みんなが北海道から急ぎ帰って来るという事も出来ないという事でした。


海田の自衛隊はほとんどいなかったという事は、どのマスコミも出さないし。勿論、防衛庁や政府も言わないし。秘密なのでしょうか。ただ、ほかの地域の沢山の自衛隊の方が遠方から来て下さって、ありがとうございます、としか思えなかった、という事でした。


いえ、だからどうなのかと言われれば、どうってことはありません。だた、そういうことでした、疑問が解けましたと言いたいだけです。

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コメント

防衛省サイトには、災害派遣の次期をおっての人員が書かれています。ここには海田の部隊はもちろん、この災害派遣で、「●●県からの要請で○人」「○○県からの要請で●人」という形で、小出しで、少人数を出していったことが明記されています。要するに、この災害の規模について、自衛隊も、政府も判断できず、「要請に応じて」しか、つまり、中央指揮のもとに、全体の状況を把握できなかった(へりを全域に飛ばせば可能、ツィッターでもレスキュー依頼が多数あり)ということです。安倍宴会を含めて、の責任を問う必要があります。

投稿: 小西誠 | 2018年7月19日 (木) 12時08分

海田の13旅団が豪雨災害時に全員留守だったことは報道されていません。政府も小野寺大臣も頬かむりです。
被災地はボランティアの方々の奉仕で少しづつ復旧しているようです。
そんな中、国会では党利党略ともいえる参院議員6増を成立させました。あの国会改革を声高に叫ぶ小泉進次郎も賛成票、その態度に議場からブーイングが起きたとか。
災害復旧対策に万全の措置を講じたと豪語する安倍総理、こんなので総理の役割を果たしていると思っているのでしょうか、情けないです。

投稿: 気まぐれ放談 | 2018年7月20日 (金) 05時31分

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