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是枝監督のブログについて(国境についても少し)

昨日、「万引き家族」のチケットを買いに行ってきました。今日から上映、明日の土曜日の夜中にレイト上映があるのを知りました。これならる行ける!!で、まだまだ席は沢山空いていたので、一番見えやすそうな席のチケットを買いました。

カンヌ国際映画賞で最高賞のパルム・ドールを受賞しても、安倍首相からのお祝いの一言もないとかまびすしいけれど。そのことについても、是枝監督は、次のようにブログに書いていらっしゃいます。

今、ある本にはまってせっせと読んでいます。全10巻。少しでも時間があると読んでいます。私は、何にでも凝ってしまうと、他のことがしたくなくなるので、今は編み物も自分に禁じています。でも、今はこれにはまってしまいました。

そして。本からも、是枝監督のこのブログの文章からも、文章を書くことの大切さを痛感しています。私が毎日毎日ブログを発信していることを、これでいいのかとも思わされています。これらの人の足元にも及ばないけれど、もっと素敵な文章が書きたい、書けるように精進したいとも思います。

是枝さんに賛同し、応援するためにも、多くの人が映画を見ること、その感想を述べる事、それに尽きると思います。是枝監督のブログはここにあります。その一部を抜粋させて頂きます。

http://www.kore-eda.com/message/20180607.html

 「大きな物語」に回収されていく状況の中で映画監督ができるのは、その「大きな物語」(右であれ左であれ)に対峙し、その物語を相対化する多様な「小さな物語」を発信し続けることであり、それが結果的にその国の文化を豊かにするのだ

 もちろん、例えば敗戦からの復興の時期に黒澤明の『羅生門』がベニスで金獅子賞を獲得したことや、神戸の震災のあとに活躍したオリックスの球団と選手を顕彰することの意味や価値を否定するものでは全くありません。
 しかし、映画がかつて、「国益」や「国策」と一体化し、大きな不幸を招いた過去の反省に立つならば、大げさなようですがこのような「平時」においても公権力(それが保守でもリベラルでも)とは潔く距離を保つというのが正しい振る舞いなのではないかと考えています。


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マカオタワーの展望台から見た景色です。河の向こう、左がわ、橋から中国です。中国からマカオには人々は自由に入れません。この国境の河を泳いで渡る人があって、マカオの警察が厳しく見張っているそうです。韓国と北朝鮮との国境に行ったこともあります。両方とも、国の境には河があります。何事もなくゆっくりと流れている河。韓国と北朝鮮との間の河、イムジン河には、よく死体が流れて来ると、ガイドさんに教え婦もらいました。そんなことを思い出しました。


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