市民劇場東演「検察官」
昨日は、診療後アステールplazaでの市民劇場「検察官」を観に行きました。観音高校演劇部B会のメンバーと一緒です。19世紀のロシアのゴーゴリ作の古典。壮大な喜劇です。
多くの劇団員たちの息もつかせず次々と展開する場面。舞台は華やかで、それは楽しく鑑賞しました。
そして、いつも演劇を見ると、心が疼きます。ああ、演劇をしたかったなあと。大学時代に一度、劇団に入りたくて東京に家出をして、挫折してトボトボと帰って来たことがあります。あのまま東京にいてたら、私の人生、どうなったかなあと。もうこの歳になっても、忘れることができない思い出と魅力が演劇にはあります。
それにしても、演劇、市民劇場、労演と言っていた頃と、ずいぶん変わりました。昔はよく覚えているのは、「アンネの日記」、「女の一生」、「荷車の歌」など、政治性を伴ったものが多くありました。今は結構喜劇が多くて。やはり、「面白くないと客も来ない」でしょうか。
勿論、今回の「検察官」は、19世紀のロシアの話とはいえ、現代社会の風刺がそっくりそのまま上演されていると考える事も出来ます。田舎の市長、郵便局長、警察署長、様々な人が働いている悪事。そんな所に検察官が視察に来るという事で大慌てします。
やはり、今の社会がそっくり反映されていますね。
久々に楽しんで、今日は一日中ワンストップセンターの電話当番です。朝から次々と電話がかかります。
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