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もう一度、セクハラ発言について

今朝から、性被害ワンストップセンターにこもっています。NHKの番組があってからか、被害の電話がずいぶん増えました。今朝から、対応に追われています。そして、それらに対応しながら、やっぱり一人の相談員として、怒りを持ち続けています。

例の財務省福田事務次官のセクハラ発言についてです。

 被害者の一人は自社の社員であることをテレビ朝日が会見したこと。それはリアルタイムで見ていました。せっかく会社としてこのことを取り上げ、財務省に抗議することまではしていますが。

1.彼女がこれを番組で取り上げるべきではないかと上司に言っても、上司はそれをつぶしたこと。二次被害の防止のためと言っていますが、二次被害の防止のためには、社がひと塊となって闘うくらいの決意をしたらいいのではと思います。それをしなかったのは、もともとそれだけする気がなかったという事でしょう。

そうしないのは、やはり会社として、これまで報道ステーションの古賀さんのことなど、圧力がかけられていて、それをその度にはね返すだけの力がなかったのか、または、自ら政府や行政の意向を忖度する機関に成り下がってしまっているのか、又は社の中に安倍側に立つ幹部がいて力をふるっているのか、それらのどれかでしょう。

2.そして、彼女が取材中仕入れた情報を他の期間に渡したことは不適切であったと言った事。これ、おかしくありませんか?自分達が取り上げないでつぶしていたからこそ、彼女は他に提供した、週刊新潮は、他のどこもが見向きもしなかった詩織さんのことを正面から取り上げました。だからこそ、新潮だったのでしょう。彼女がそうして勇気を持って告発してくれたからこそ、私たち国民みんなが知ることになったのですね。テレ朝は、「今、彼女は私たちに指摘されて反省しています」と言っていました。なぜ彼女が反省しなけければならないの?反省なんか しなくていいですよ。よく告発して下さったと言えばいいのです。自分たちがちゃんと取り上げていたら、そうはしなかったでしょうよ。

3.あの、麻生氏、どうしようもないヤツですね。許せない発言を次々としています。こんな下品な男、国際社会ではびっくりされ軽蔑されるような発言をする男、この人はもう政治の舞台から追い払わなければ。

12日、自らの派閥志公会のパーティーの後の記者たちとの懇親会で、次官のセクハラ、さすがに辞職なんじゃないですかね。という記者の質問への答え。

「(にやつきながら)だったらすぐに男の番(記者)に替えればいいだけじゃないか。なあそうだろう?だってさネタをもらえるかもってそれでついていったんだろ。さわられてもいないんじゃないの。」
記者 それもセクハラ発言です。
麻生 だから、次官の番をみんな男にすれば解決する話なんだよ。

これって、ほんとうに許せません。なんですか?「すべての女性が輝く社会づくり」ですって?ちゃんちゃらおかしい。

もういや。もう本当にこの政権はやめてほしい。なにもかも無茶苦茶な社会になっています。日本が壊れてしまう。子どもたちも壊れてしまいます。何とかしなければ。


ワンストップセンターの本の一部です。権力のある男性たちこそ、こんな本を読んで戴きたいものです。

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