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官僚のセクシャルハラスメント

この度の財務事務次官のセクハラ発言。昨日、週刊新潮を買って読みました。その前に、すでに音声が公開されていて、発言したのは紛れもない事実なのでしょう。

これまでも度々言っていることなのだけど、どうして、このようないわゆるエリートといわれる人たちの「性意識」がひどいのでしょうか。性や女性をどう見ているのか、その意識の浅さと傲慢さが透けて見えて、何ともわびしいし、腹だたしいし。

「記者・財務省と森友学園、どうなんですかね。

福田氏・今日ね、今日ね…抱きしめていい?

記者・ダメです。

福田氏・いいじゃん

記者・福田さんは引責辞任はないですよね?

福田氏・・もちろんやめないよ。だから浮気しようね。

記者・今回の森友案件で。一番大変だったことってなんですか?

福田氏・いろいろ大変だったけど、これからがうんこだから。胸触っていい?

記者・ダメですよ。

福田氏・手しばっていい?

記者・そういうことホントやめて下さい。」


日本の教育が間違っているのですねえ。教育の中で、人権について、または人関係を作ることとか、体の知識とか、そんなものがすっぽり抜け落ちているのでしょう。まるでコントの世界のような、あんなことを言われて、女性たちが嫌がらないと、喜ぶと思っているのでしょうね。それも、国を動かすと言われる超エリートですよ。こんなひどい人が組織のトップで、お咎めなしだなんて。

本当に情けなくなります!!

そう言えば、同僚にもいましたね。看護師さんのお尻を触って、「時々は触ってあげないとね。そして、喜ばせてあげるんよ」と本気で言っていたのが。

今、大手の企業では、「セクハラ」について、会社の機構として取り組んでいる所もだいぶ出てきました。しかし、広島大学のように「パワハラ」も「アカハラ」も「セクハラ」もいわゆる「ハラスメント」について、訴えていける所、そして力をもって対応してくれる所、そんな国の組織が必要なのではないかと思います。

あんなことを言われた記者さんが、官僚のセクハラをどこに言って行けばいいのか。それが週刊誌だと言うのは、あまりに悲しいですね。労働基準監督署や、法務省の人権擁護委員会のような、会社内ではない所のハラスメントについて訴えて行けて、そして対応してくれる所。内閣府が率先して、そのような組織づくりに手をつけてもいいと思うのです。

本当に情けない国になってしまった、この頃の一連の政治の状況を見てきて、心底そう思います。

今日は当番医で朝からバタバタしています。

先週行った下関の帰り、下松のSAのレストランで食事をしました。瓦そばがついていておいしかったですよー。SAの食事もなかなかになりましたね。でも、いつも夜中に走る者にとって、レストランが開いている内に入ることはあまりないのですね。

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