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相撲・女人禁制

おはようございます。下関の朝です。昨夜仕事を終えて運転してきました。

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反対から朝日が昇ります。

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先ほど、朝風呂に入ってきました。関門海峡を観ながら入るお風呂も最高でした。

さて、土俵の女人禁制ですが。いろいろな方がいろいろなことを言っています。「伝統的に」と言ったり、今日は、きわめて不愉快な文も見ました。力士にとって、女性はオアシスであり、男と男がぶつかりあう場に女性を上げて、怪我させてはいけないからですって。まあ、へ理屈ですね。何も土俵で女に裸で相撲を取らせろというのではありません。今回のような救命のためとか、挨拶とか、表彰式だとか。または、断髪式とか。力士の母親でも子どもでさえも土俵にはあげない理由になりません。

「伝統」といえば、厳しい女人禁制を敷いて来た高野山。そのホームページには、堂々とこんなことが書かれています。

https://xn----kx8an0zkmduym9n8d1hn.jinja-tera-gosyuin-meguri.com/category/%E8%B3%AA%E5%95%8F%EF%BC%81%E9%AB%98%E9%87%8E%E5%B1%B1%E3%81%AF%E4%BB%8A%E3%81%A7%E3%82%82%E3%80%81%E5%A5%B3%E4%BA%BA%E7%A6%81%E5%88%B6%EF%BC%9F%EF%BC%9F

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すなわち、死はいいとしても、「出産」や「血」もけがれであると。だから、女性はけがれており、神聖な場に女性は入れてはいけないと。

私の少女時代には、まだそのような禁が十分に残っていました。月経は恥ずかしいことだからと。

 でも、今、初経教育で子どもたちに言えるでしょうか?月経を教えるのに、「月経はけがれである」と。それどころか、命をつなぐという出産も「けがれ」といえますでしょうか?

まして、とても不思議なのです。「けがれた」女性から生まれた人々、男も力士も、平気なのでしょうか。自分はけがれた人から生まれたけがれた人間であると思わないのでしょうか。

この項続きます。

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