2018年「8.6ヒロシマ平和の夕べ」について⑧安次富浩さん
「ありがとうございます。ご心配をおかけしますが、大丈夫です、準備は着々としております。今年もYMCAでしますからね。」
「早くしないと、あちらの方は、もうチラシを送ってきてる」と。チラシを作り、配布されているのでしょう。
私たちは、毎年5月3日の憲法記念日の集会の場てチラシを配り、郵送することでやってきました。それを知っているから、それより早くにチラシを作り、送っているのでしょう。
そのチラシは私も見ましたけれど、なんとひどい。沖縄も福島も原発もありません。私たちは、「ヒロシマ」とともに、「沖縄、福島」は欠かせないと思っています。
その原則を無視しているのでしょうか。それとも、力がないのでしょうか。
私たちは、私たちで淡々とすべきことをしていきますね。今日は、沖縄から発言して頂く方のご紹介です。
今年の沖縄からは、安次富浩さんに来ていただきます。以下、今年のチラシからです。
「日本政府は広島・長崎の被爆者の願いを無視し、核兵器禁止条約に反対した。沖縄は、核・原発、基地をとめる。東アジアの平和と『誇りある豊かさ』を求め、したたかに抵抗する。」新基地建設に反対し辺野古テントに常駐、オール沖縄、非暴力、直接行動でたたかう。
もう少し詳しく書きますね。ネットから。ここにあります、NETIBNEWS から転載させて頂きますね。2014年と、少し前のインタビューですが、全くぶれないで強い意志を貫かれています。
安次富 この問題の原点は、翁長雄志那覇市長、那覇市議会決議が示すように、保守対革新ではない。
「沖縄県民の努力によって、基地依存経済からおさらばしよう」、
「基地に頼るよりも観光や東アジアとの交易、自立し持続可能な経済へ転換しよう」、
「辺野古に基地を造れば環境が壊されるし、半永久的に基地は固定化される」、
「普天間を返してほしい、そのために豊かな海を壊す必要はない、豊かな海を活用しよう」、
「基地振興策に頼っていてはいびつな経済になる」。
保革の対立ではなく、沖縄の将来をどうするのか、沖縄のアイデンティティー、沖縄の尊厳をつくりあげていく、自己決定する問題だ。政府をあてにするのではなく、自分たちで未来を築いていくべきだ。名護市長選は、沖縄の将来の岐路になる。
これまで、政府の国策によって、県民、名護市民、辺野古住民が翻弄されてきた。日本の社会は、1%対99%になっている。政治は、1%のエリート層が99%のことを全く考えていない。
アジアの平和をつくるのは、武力ではなく、平和外交だ。戦後、戦争のない時代だった。それが、安倍政権になって、きな臭くなっている。
尖閣諸島をめぐって中国への防衛の拠点として沖縄が強化され、日本と中国との間で不測の事態が起きかねない。
安倍首相の靖国参拝には、中国、韓国だけでなく、インド、欧州も反発。国際社会は「アジアへの被害者に反省していない」と受け止めている。加害者は謝罪し、贖罪しなければいけない。
写真も同じ記事から頂きました。明日は、福島から発言して下さる方のご紹介をしますね。
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