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2018年「8.6ヒロシマ平和の夕べ」について②

今年の「8.6ヒロシマ平和の夕べ」の平和講演は小出裕章さんです。この講演を引き受けて頂くための、私と小出さんの書簡(メールですが)を、小出さんの許可をいただきましたので、公開しますね。これまで私は、「小出先生」と呼んでいましたが、この度、小出さんから「先生はやめるように」と言われましたので、以後、小出さんとお呼びしますね。本音は、ずっとずっと「先生」とお呼びしたいのですが。ただし、それまでのメールではそのままです。
以下、最初に小出さんにお出ししたメールです。


『近年にない寒さと、どか雪の冬が続いています。
小出先生には、信州にお住まいと聞いております。寒さと雪は大丈夫でいらっしゃいますでしょうか。

竹田さんから、小出先生は、手紙をよこさなくていいとおっしゃっていることを伺いました。でも、そうは行きません。この間、お話したいことは沢山あります。それにお話を聞きたいことも。でも、なにから書いたら良いのか・・。

先日、小出先生がどなたかに書かれた「北朝鮮の核」をどう考えるかという文章を読みました。ああ、これを聞きたかったと思いました。

そして、先生が信州に居住されるにあたっての文も読みました。これは悲しかったです。いつかひっそりと消えて行くだなんて。まだまだ消えてもらっては困ります。私たちは、どんどん負けて行っています。あの醜悪な安倍政権の元で、とんでもない社会が作られようとしています。変わるはずがないと思っていた憲法も危なくなってしまっています。

先生たちが消えてもいいのは、一安心、これで後継者に任せられるという時だと思うのです。まだまだ社会は先生を必要としています。どうか、消えるなんて言わないでください。

 私たちの8.6ヒロシマ平和の夕べも、昨年10回目を行いました。今、すっかり市民の方たちにも定着して来たと思います。
私たちは、ヒロシマを軸に、福島と沖縄は絶対に欠かせないという姿勢でやってまいりました。それは、8.6当日だけでなく、日ごろの活動としても。


 先日、大切なスタッフの一人である山下が、伊方原発運転阻止の原告の一人として、法廷で陳述をしました。それは、自分を語りながら、人が見える素晴らしい陳述でした。彼は、社会福祉士であり、要介護5の妻を介護しながら、そして自分も癌を患う身でありながら、生活や活動をしています。江田島という瀬戸内海の真ん中に住み、もし伊方原発が事故を起こしたら、島の人々の生活はなくなってしまうこと、いえ、事故を起こさなくとも、そこから排出される温水によって、瀬戸内海の生態系が変わってくることなど、聞いていて涙が出るような陳述でした。

私たちが続けている、広島への福島の親子の保養は、甲状腺がんの検診をセットにしています。気骨のある甲状腺の専門医、チェルノブイリで子どもの手術の指導もしてきた先生が、無料で見て下さっています。でも、子どもたちの中には、次々と嚢胞や腫瘤ができて、針生検をしなければならなくなった子が続出です。


5 中には、甲状腺がんになって、それも福島で何にもなしとされた半年後に、転移性の甲状腺がんが見つかったという青年もいます。事故当時、中学生だった彼は、今大学生です。彼女もいます。彼は、父親も本人も、福島県立医大で手術を受けることを拒否し、広島で受けました。でも、転移、再発を繰り返し、この二月末には、四回目の手術を受けます。交通費だけでも経済的負担も大きく、私たちも必死でカンパを集めて支援をしています。

(手紙はもう少し続きます。花は、クリニックの青野さんのです。活けられた時はみんなつぼみでしたが、一斉に開きました。後二輪咲いたら、もっと豪華でしょうね。楽しみです。)
 

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