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性犯罪被害者の手記④

ある県外の事件で、当方で診察をした件の調書を作るためにその県から刑事さんが来られました。二度目の来院です。その前にお話したことをすでに下書きして来られていました。被害者から事件の様子も詳しく聞かれていました。そして、言われました。

「本当は、こういうことは女性の警察官に聞いてほしかったんです。でも、今、私一人です。」と。えっ?性犯罪の捜査、様々な人の沢山の調書を作るのも、全てお一人なのですか?はい、ちょうど産休、育休などで女性がいなくなっていますと。私一人で複数の事件のすべてやっていますと。なんと、そうなのですかと驚きました。

法律が変わり、性犯罪は親告罪でなくなり、捜査しやすくなっても、現場がどうなのでしょう。十分な予算をつけて人を増やし、捜査しやすくなっているでしょうか。ワンストップセンターを各都道府県に作る、そのための予算はつけられているそうですが、肝心の警察や検察がどうなのかという事です。

もちろん、素晴らしいと感心する警察官、検察官にお会いしてもいます。

「知事のセクハラ私の闘い」にも、ちゃんと取り組まれた男性の検察官が出てきます。この方の活躍で、知事の辞職にまで追い込むことができました。詩織さんの事件でも、コツコツと取り組んだ男性の警察官が出てきます。この方は、逮捕状を取る所までやって、その挙句担当を外されています。

でも、全く逆の人にも多く出会ってきました。警察や検察官の研修はちゃんとされているのかと疑問を持ちます。

特に、子どもが被害者の場合。ついて行った子が悪いような扱いに怒ったことがあります。大人が小さな子をだまそうとするのは、簡単なこと。あくまで、そうした加害者である大人の問題としてとらえてくれないとと。

被害を訴えてこられた患者さんの証拠を保全するために来て頂いた警察官でも、ちゃんと被害があったことが確認されないと証拠を取るための資材は出さないと言われます。あらかじめ事前に診察をして、そうだと思われるのなら、あれためて資材を渡しますと。

それは、被害者の訴えを頭から疑ってかかるという事?警察官との小さなせめぎあいはしょっちゅうです。

まだまだこの国は、性犯罪に対しては全くの後進国です。そして、詩織さんの事件で、そのことが全世界に知れ渡りました。まったく恥ずかしく悔しく腹立たしいことです。

まだまだだと、声を上げ続けることも必要なことと思うので・・・。

これは、広島のシャレオの地下にある「ふれ愛プラザ」です。障がいを持った方の作業所の作品が沢山売られています。機会あるごとにここに行って、縄文アイスを買うのですが、今回、木製のパズルになったお雛様を買いました。今日、孫に会うのでそのお土産です。今、作品もすごく充実して、楽しい場です。

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