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生徒に話す時に気を付けること

昨日は、広島なぎさ中学校の三年生にお話しに行きました。二週間前には、なぎさ高校の一年生に話しました。

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その高校の生徒の感想文は、初めて知ったとか、大切なことがよく分かったとかいうのが多かったのですが、それでも、これはと思うのもありました。

自分の性別に違和感を持ち続けていると。いつか相談したいと。

ああ、よかった、と思いました。私は、多くの生徒に話す時に、いつも気を付けています。それは、「ここにも当事者がいるはず」という事です。私の話を聞くことで、傷つくつ生徒がいてはいけない。だれもが肯定的に自分の性を受け入れられること。それを一番大切なこととして考えています。

「この中にも、自分の性別に違和感を持っている人がいるかもしれない、その時には、一人で悩むのでなく、だれか一人、相談できる大人を探して。そして、相談してね。もし、周りに誰も見つけられなかったら、私に相談してもいいですよ。」

と言います。

今回の私の話を聞いて、自分が一人籠るのでなく、だれかに相談してみようと思ってくれたこと、うれしく思いました。

私が話す中には、妊娠が分かっていても、一人抱え込んで悩んでいる内に、次期を失してしまい、産むしかなくなってしまった人。でも、育てられなくて、その彼女と赤ちゃんのために養子縁組のお世話をしていることなどもあります。

そんな時、この生徒の中にも、自分が養子縁組で今の親に育ててもらっていることを知っている子がいるかもしれないと考えています。

赤ちゃんを手放す時に、泣いている女性に、「あのご夫婦に引き取られて、赤ちゃんは、絶対幸せになれる。あなたはね、赤ちゃんが欲しくて欲しくて、でもどうしても恵まれなかったあのご夫婦に赤ちゃんを産んであげることができた。あなたは、あのご夫婦から、とても感謝されているんだよ」と、自分を責めて苦しむことがない様に励ますことを話します。

なぎさ中学・高等学校の正門を入った所に、こんな碑があります。

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「教育は愛なり」。そのわずか、ほんの一部でも参加させて頂いたことをうれしく思います。

生徒の皆さん、よく聞いてくれてありがとう。関係者の皆様、お世話になりました。ありがとうございました。

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