益田での講演
昨日は、益田で高校と特別支援学校の養護教諭の先生たちに講演、帰って久松産婦人科の忘年会にも出席しました。
益田での講演のスライドです。
益田での講演のスライドです。

話の後、参加者の皆さんからの発言で、感動的な話を聞きました。
ある高校で、女子生徒が弁論大会で 自分の性的違和を訴えたのだそうです。そしたら、生徒たち皆が本気で受け止めてくれたと。何にも非難やからかいもなく、生徒を応援する雰囲気になったと。そして先生方は人権の視点で研修をし、すべてのクラスでこの件について、授業の時間を持ったと。
それは、生徒が三年生の二学期だったと。あまり時間はないけれど、三学期はスカートの制服に違和感があるという生徒の訴えで、男子の制服で通学したと。治療については、進学をしたそうですので、そこから落ち着いてゆっくり考えましょうということになったと。
その養護の先生がおっしゃるには、それまでずっとだれにも言えなくて苦しかったことでしょう。もっと早く言える雰囲気を作っていなかったことが悔やまれますと。
それでも、卒業前にでも、それをちゃんと言えて、学校全体がその訴えを受け止めたのは、素晴らしいことですね、とお話しました。本当にちゃんと実践できているのですね。
久しぶりに海や紅葉の山を見ながらの運転でしたし、暖かい気持ちで帰ることができました。このような会を企画して下さった皆様ありがとうございました。
講演の前に連れて行っていただいた益田の海辺の料理屋さんからの海です。ここの食事や久松産婦人科の忘年会についてはまたお話しますね。
その養護の先生がおっしゃるには、それまでずっとだれにも言えなくて苦しかったことでしょう。もっと早く言える雰囲気を作っていなかったことが悔やまれますと。
それでも、卒業前にでも、それをちゃんと言えて、学校全体がその訴えを受け止めたのは、素晴らしいことですね、とお話しました。本当にちゃんと実践できているのですね。
久しぶりに海や紅葉の山を見ながらの運転でしたし、暖かい気持ちで帰ることができました。このような会を企画して下さった皆様ありがとうございました。
講演の前に連れて行っていただいた益田の海辺の料理屋さんからの海です。ここの食事や久松産婦人科の忘年会についてはまたお話しますね。

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。
| 固定リンク
コメント