「ブンナよ、木からおりてこい」
この度別府の我が家に帰った時、お盆に遅まきながら蒔いたコスモスが、一つだけ花をつけていました。弱弱しく、ひっそりと可憐に。
後三つ、つぼみがついていました。いつか、雑草のようにたくましく庭いっぱいになるかな?
昨夜は、市民劇場の青年座「ブンナよ、木からおりてこい」を観に行きました。

後三つ、つぼみがついていました。いつか、雑草のようにたくましく庭いっぱいになるかな?
昨夜は、市民劇場の青年座「ブンナよ、木からおりてこい」を観に行きました。

水上勉作。カエルや蛇やネズミなどの動物の世界。うーん、生と死。どんな生き物にもいつか死が訪れる。重い演劇でした。

必ず死がある生き物は、だからこそ、今を精一杯生きよ、と言われても・・・。今にも消え入りそうな義母の姿を見てきたばかりの私には、少々つらいものがありました。
重いテーマだからこそ、楽しくみられるように、工夫がいろいとありましたが。殿様カエルを食べに来た蛇にみんなが隠そうとします。
「池に鯉を観に行ったよ。鯉は英語でカープという。」
「カープ優勝おめでとう」とか。
夜中に目が覚めて、母とブンナが重なってしまってそれっきり眠れませんでした。
今日は診療後東京に行きます。月曜日に帰ってきます。研修なのですが、とても楽しみな講演があります。孫に会うのも楽しみです。
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ぜひ覗いてみて下さい。
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コメント
この舞台はおもしろいとずいぶん前に聞いたことがあります、ぜひとも見たいです。私の年配のお友達も、お母様を9月末日に末期がんでなくし、治療で迎えた胎児を5か月でなくし戸籍の上ではおばあちゃんに。悲しいものです。
投稿: 愛ちゃん | 2017年10月 7日 (土) 10時11分