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「女性アスリート診療のための講習会」4.

女性アスリートの健康についての話しを続けます。車や演劇部のOB会についてはまたお話しますね。
講演の二題目は「利用可能エネルギー不足の女性アスリートの食事の注意点」、公認スポーツ栄養士・国立スポーツ科学センター委嘱スタッフの石井美子さんのお話でした。

女性アスリートの三主徴(Female athlete Triad:FAT)のスクリーニング、これははじめの百枝先生のスライドにもありました。これらで問題があるか否かを診た後で。


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その上で、どのように無月経を改善していけばいいのか、その指導、取り組みなどです。

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体重が増えるか減るかは、入るカロリーと使うカロリーのバランスの問題だと、私も診療の中で言っているのですが。要するに、入る量が使う量よりも増えれば言い訳です。

このスライドでは、「スポーツにおける」とされていますが、これはアスリートだけでなく、すべての人に当てはまることでもあります。

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先日も、私のクリニックでの患者さんにあったことなのですが、学校が終わるとすぐに宿題。それから練習。夜遅く帰ると、疲れてあまり食べられないと。それなら、食べながら宿題ができるように、それしかないですねえ、と。

そして、大切なことです。

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私は、今、とても気になっています。いわゆる「糖質ダイエット」です。これが、アスリートにもずいぶん取り入れられているのですね。何を主に食べていますか?食べないようにしているのは何ですか?と聞くと、ごはんを食べないように、おかず、とくに野菜をしっかり食べています、という人がとても多いのです。

即エネルギーとなる筋肉のグリコーゲン濃度で明らかになるでしょう。糖質はとても大切なものなのですね。もちろん、すでに無月経になっている人は、骨粗鬆症の予防のためにも、カルシウムを含むものをたくさん食べることも必要ですが、同時に糖質をしっかりとることも必要なのですね。

講演の中では、選手が食べる時間を取れるように、コーチと共に練習時間の見直しをしたりの取り組みもお話されました。

明日、もう一度お話しますね。

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