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「医師の闘病から読み解く がんを生きる新常識」

昨日の休日は午後も夜も感動していました。午後からの弁護士会館での講演、「被害者の抱えるトラウマに寄り添う~より効果的にな支援をするために~」は、それは素晴らしかったのです。このアメリカの弁護士オルガ・トルフィーヨさんは、9月25日には16時30分から19時まで立命館大学朱雀キャンパスにて「児童希性虐待被害からの回復-実体験から弁護士が語る」と題して講演を行われます。ぜひぜひ多くの方に聞いて頂きたいですね。この講演については、またゆっくりとお話しますね。


今日は昨日の夜8時からのNHKBSプレミアム「医師の闘病から読み解く がんを生きる新常識」のお話を。素晴らしかったです。3時間にもわたる長丁場でしたが、ドラマ仕立ての実話も交え、全く飽きさせることなく、一気に見ることができました。写真はテレビを映したものです。


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がんはだれでもかかる、がんと告知されたら、セカンドオピニオン、手術だけでなく、抗がん剤治療、放射線療法、先端治療、自由診療、治療にかかるお金、死を見つめる、などなど。自ら厳しい闘病をしているドクターたちも、膀胱がんで余命宣告された竹原慎二さんや、現在闘病中の人もたくさん出演。


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とても希望が持てる、生きる勇気を与えてくれた番組でした。竹原君ががんの治療とは別に、海藻エキスを50万円もだしてのんだとか話して。ドクターたち、とりわけ浜中先生が「エビデンス(科学的根拠)のない治療はしません」とはっきり言い切って下さって本当にすっきりしたし。でも、家族などが心配して、これを飲めとかこれを食べろとか、いろいろと言ってくるのをどう断っていいのか、と、それも深刻でしたね。

浜中先生が25年も前からしていらっしゃる乳がん患者の会「のぞみの会」は今、会員が450人にもなっていると。患者同士が支えあう仕組みづくりの「パイオニア」として紹介されて、拍手しました。本当にそう。

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これからきっと再放送されると思いますし、山路さん情報だとオンデマンドでも見られるようになるとのこと。ぜひ皆さんも見てほしいです。自分自身、または身の周りを見ても、これからはがんとは無関係に生きることはできない時代だと思います。素晴らしい番組でした。

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コメント

ガンにならないよう予防しながらも、産婦人科は新しい問題が発生してますね、ガン治療前に凍結卵子及び凍結精子。抗がん剤について悩みながらもガン治療しながらも未来を築くのがこれからの産婦人科だと思いますので素晴らしい定義だと思います。がん検査と予防しながらも凍結卵子や精子を考えなくてはならないのはこれからの日本が抱える問題ですね。命は有限ですからがんを克服した方にも同じ未来を築く必要がありますね。

投稿: 愛ちゃん | 2017年9月24日 (日) 13時39分

昨夜の癌の新常識は圧巻でした。 私も二度の手術、初めは告知しない時代でしたが家人のポロリと口走った一言で察知しました。
苦しかったですね 昨年80歳で初期大腸ガンを手術したのですが体力不足で回復が遅れています。

今後はもし癌になったら、緩和ケア中心の治療にしたいと思っています。 日本尊厳死協会にも入りました。

48歳の時の胃の全摘手術後からボランティアも続けリレーホーライフ
にも参加しています。今は小休止なのですが患者同士の話は本音が言えて勇気づけられたものです。

これからはジタバタしたくないので、今日を精一杯生きようと思っています。カープが勝つとハイになって元気をもらいます。
たる募金組ですから〜〜

ブログは何時も楽しく読んでいます 有り難うございます。

投稿: 中村好江 | 2017年9月24日 (日) 16時08分

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