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障がい者と家族。NHKの番組。

昨夜のNHKスペシャル、これもまた感動でした。NHKの予告の写真です。

Nhk1
相模原市の19人の障がい者殺人事件の犯人は、「障がい者は不幸を作ることしかできない」と言いました。NHK青森支局のディレクターである坂川さんは、その言葉に腹立たしく思い、でもと。東京の実家に住む重度の障がいを持つ妹の介助をひと月間行い、それを撮影します。そのひと月のルポでした。

彼らの両親は、彼には彼の人生があるとほとんど妹の介助はさせませんでした。彼が介助をしてみて、知らなかったことがたくさんありました。一時間ごとに体位を変えることの理由、その大変さ。なにより心を打たれたのは、NHKの広報の本文にもあるように、なかなか笑顔を見せてくれない亜由未さんのことを嘆く彼に「妹に笑顔を求めるのは違う。普通、幸せな誰だっていつもいつも笑顔でいるわけではないでしょう」といさめます。

Nhk2

(テレビでは、当然皆さんのお顔がうつりましたが、私がテレビの写真を撮るのには、肖像権があると思ったのでお顔が映らないようにしました。)

亜由未さんと社会とのつながりをどう作るか、家で英語などの教室をしたり。見ていて感動するほどの立派な両親でも、親が亡き後、亜由未さんのことをどうするかは、大きな課題でした。医学部で勉強する双子の妹さんに、お母さんが泣きながら電話をするところなど、ハッとするところは沢山ありました。

ほんとうに大変よね、でも、明るい家族。お父さんが言われる「亜由未がいて幸せなんだ」という言葉も説得力があって、家族みんなが決して不幸ではないということがよく伝わりました。

それでも、その大変な所を、もっと社会の問題としてとらえていかないと、家族にすべてを完結させてはいけないと。

番組を見る立場の私たちは、「感動しました」で終えてはいけないと改めて思いました。それにしても、NHK、この頃とても優れた番組を次々と放映するようになりましたね。問題は政権にすり寄った立場からの報道をする「ニュース」ですね。


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コメント

被爆72年:先生、過度なNHKへの期待は置いといて。以前ご紹介したかもしれませんがもう一度。私もお付き合いが始まって間もなく7年経ちます、当時彼女は65歳、北九州の柴田智恵子さん。彼女の書いた本をもう一度、機会がありましたら皆さんに読んでいただければと思います。「ハラハラ、ドキドキ、なぜ歩くの、智恵子さん」幼くして脳性小児麻痺頚椎症、これも自分の運命と信じ「なんだ坂!こんな坂!」と坂を上る!:発行:レイライン。二年前には彼女と同じ病院のベッドの上に、更に親交が深まりました。「感動した!」で終わらせてはいけません、今回の先生の日記で改めて私も思うところです。今は自宅介護とデイサービスを活用、また近日中に訪ねてみようと思います。

投稿: 小倉っ子 | 2017年9月25日 (月) 09時38分

介護と介助は違いますね、ケアの内容がちがう、身体障害者のケアも担当するようになり、こんな話があるよと伺いびっくりします。

投稿: 愛ちゃん | 2017年9月25日 (月) 14時11分

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