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性暴力の被害に遭うということ①オルガさんの講演

9月23日、広島弁護士会館にて弁護士会主催のオルガ・トゥルヒーヨさんの講演会が開かれました。10月5日、滋賀県大津市で開かれる「日本弁護士連合会人権擁護大会のプレシンポジウム」でした。

また、オルガさんは、今日から東京で開かれる第20回「全国シェルターシンポジウム」の基調講演者です。全国シェルターシンポジウム「No more viorence」のビデオメッセージはここにあります。少し恥ずかしいけれど、私も登場しています。

https://ja-jp.facebook.com/pg/NoMoreViolence2017/videos/?ref=page_internal


オルガさんの講演「トラウマを抱えた被害者を支援するということ」は、それは素晴らしくて。

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「オルガさんは、父親から母親への激しいDVがある家庭で育ちました。本人も3歳ごろから父親からの身体的・精神的・性的虐待を受けながら生き抜いてきた一人です。現在では弁護士としての専門知識と被害当事者としての知見を活かし、児童虐待・DV・性暴力などへの総合的アプローチを提案するコンサルタントとして活躍しています。」(講演会の講師プロフィールから)

父親から受け続けた性暴力は、それだけでなく、父親が仕向けて二人の兄たちからもレイプされ続けました。あまりの暴力に聞いていて胸が苦しくなりました。

それでも、オルガさんはそのような困難を生き抜き、そして、今、弁護士として活躍し、幸せに暮らしています。最後にオルガさんの幸せな姿の写真を次々と流され、見ていて涙が止まらなくなりました。

私は二年間の会合、準備を続けてきて今年の3月に立ち上げた「NPO性暴力被害者サポートひろしま」の一メンバーでもあり、県からの委託を受けての「性被害ワンストップセンターひろしま」の一員でもあります。

日頃の診療の場においても、またそのような活動においても、性暴力の被害に遭った人たちをたくさん診てきました。そして、被害に遭った人が誰のサポートを受けることもなく、トラウマをずっと抱え続けている姿も。

そして、この度、詩織さんの告発を受けて、政権の中枢にいる人の指示で、レイプ犯が逮捕直前に逮捕を逃れ、不起訴となったということも知りました。

私の現場でも、最近、明らかにレイプをされた子どもの、加害者が逮捕されたにも関わらず、起訴されなかったということも知りました。その被害の診断書を精力を使って詳しく書き上げ、子どもの性被害の文献をつけて提出したにも関わらず、それが生かされなかったことを知り、無力感でいっぱいになりました。

私でもそうなのだから、当事者である詩織さんはいかばかりかと思います。加害者の声明を読んで、まあ、ぬけぬけとと怒りで震えそうでした。

これから、しばらく、性暴力について書きたいと思います。

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Carp地元最終戦

昨日は、ドックを無事済ませました。無事と言っても、年々終わった後の疲労感は強くなります。しばらくしんどくって。後、お食事券が出るのですが、食欲もなく、トーストとコーヒーで済ませました。後、クリニックで雑用をいろいろと済ませ、少し元気が出た時点でかかりつけの循環器のクリニックへ。

そこからお楽しみ、球場に行きました。地元で最後の試合。後半には庄司君、土生君、坂倉君も出てきました。次世代を担う若手たちです。ファンの拍手も暖かくて。こうして、上手に若手を育てるのがカープの伝統でもあります。

チケットは、松尾さんが用意して下さいました。松尾さんの親戚など11人のグループです。おにぎりやお菓子が次々と回ってきて、恐縮しながらも、楽しく観戦しました。

Carp4

CSのチケットは全滅でした。セブンイレブンもローソンも、eプラスも、ピアも。私も娘も息子も、総動員でも、全く当たりませんでした。まあ、予想していたことではありますが。だから、球場に行けるのも今年はこれが最後だろうと思ったので。球場のコンコースを歩いて一周しました。

そしたら、こんなのがありましたよ。


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いつまで新井君の姿が見られるかも分からないので、記念に撮りました。

最後は、カープの皆さんが並んで監督のあいさつ。カープのイベントも見て下さったヤクルトファンの皆さん。来年を期待しましょうね。そのあと、たくさんのサインボールが投げられました。私に取られるわけもなく・・・。

Carp2

ボールと言えば。試合前に選手たちがキャッチボールをしたボールをスタンドに投げてくれます。そしたら、私をめがけてき来たのですね。キタキタっと、まさにキャッチしようとしたら、なんと私の顔の前に横からグローブを出した人がいて、横取りされてしまいました。なんともまあ。

それから、ヤクルトの山田のファールボールが来たのですね。勢いがあります。とても素手では取られるような球ではなく。来た!!これは避けられない、と、しゃがんで頭を抱えました。そしたら、私の後ろの人の頭に当たりました。大丈夫ですか?大丈夫、大丈夫と言われましたが。大事にならなくってよかったです。

まあ、そんなことで、終わりました。今年もたくさん楽しませてくれて、本当にありがとう。カープの皆さん、後、CSも日本シリーズも頑張ってね。私はテレビで応援します。



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山代巴さんの「この世界の片隅で」の点訳本

私のフェイスブックのお友達にK.I.さんと言われる方がいらっしゃいます。K.I.さんは、沖縄在住ですが、広島に来て大橋和子さんに会ってお話を聞き、その時に頂いた大橋さんの手記をご本人の許可を得て、時間をかけてフェイスブックに紹介されました。それを読んで、被爆者の語りをそうして広めて頂くことに感動したものです。

そして、この度私のブログを読んだのがきっかけで山代巴さんの「この世界の片隅で」について書かれました。ご本人に、それを私のブログに転載させて頂きたいとお願いし、許可を得ましたので、ここに転載させて頂きます。フェイスブックだと、シェアという方法があるのですが、私のブログを読んで下さる方は、フェイスブックをされない方の方がうんと多いので、そうお願いしたのです。ただ、ご本人の希望で、フルネームを出さないでということでしたので、それが残念ではありますが。では、以下、転載させて頂きます。

「この世界の片隅で」(山代巴 著、岩波書店)をサピエにリクエストしていたのですが、昨日届きました。

この本は、河野美代子先生のブログで紹介されていた本で、河野先生のブログを読んで、私もこの本を読んでみたいと思ったのです。

1965年7月二十日出版の本。サピエに載っているかな、点訳されているのかなと思いながら検索したらありました。
広島の点字図書館にありました。すごい!

しかも本が届いてさらにびっくり!...
この点字本は、点訳完了が昭和40年11月一日でした。
かなり旧い本です。しかも、たぶん手書きで、点訳されてある。
たしか20年ちょっと前ぐらいからパソコン点訳と点字プリンターによる印刷になって、点訳を始めてから完了するまでのスピードが格段に速くなったし、プリントアウトもすごく早くなりました。

だけど、私が中学生(高校生ぐらいかな?)までは、盲学校の図書館にある本もほとんど手書きで、表紙も今のようなファイルじゃなくて、製本も手作りだったと思うんです。
でも、それが点訳してくださった方の暖かさが伝わってきて、私は好きでした。

久しぶりに昔の点訳、製本の本に出会って、とても懐かしく、嬉しく思いました。

「この世界の片隅で」(山代巴 著)は、1965年7月発行と書いてあります。
点字本は、4巻あって、4巻目の点訳終了年月日が昭和40年(1965年)11月一日とあったので、出版されてから3ヶ月と十日ぐらいで点訳が完成したことになるんです。
手書きでこれだけの日数で点訳したなんて、すごいです!
それを考えただけでも、どんなに一生懸命、いや、ひっしに点訳してくださったか伝わってきます。

点訳してくださった方は、視覚障害者の人たちにも原爆のことをもっと詳しく知ってほしい、早く伝えたいという思いで点訳してくださったんだろうなあと思いました。

たぶん、視覚障害者の中にも被爆の後遺症で苦しんでおられる方がいたかもしれない。今よりももっと情報が少なかった時代、原爆についても今よりも知られていなかったかもしれない。
そのような状況で、視覚障害者の人たちに点字で伝えたいと思って、こんなに短い日数で点訳が完了したのかな。

今から読み始めますが、読む前から本に触れてこのようなことを思いめぐらしました。
「この世界の片隅で」の内容ですが、河野先生のブログには次のような説明があります。
引用させていただきます。
 
山代さんの1965年に出版された「この世界の片隅で」には、大田洋子の作品にあるような原爆スラムと呼ばれた地域、福島町の被差別部落に住む被爆者、在日朝鮮人被爆者、胎内被爆による原爆小頭症、原爆により孤児となっ「原爆の子」、まだアメリカの統治下にある沖縄の被爆者などマイノリティーの立場の人たちのルポがこれでもかと出てきます。
 
☆ 私が投稿した記事の中で誤りの部分があったようなので、訂正します。
「私が中学生の頃(今から30年ぐらい前)までは、盲学校の図書室にある本は、ほとんどが手書きだった。」と書きましたが、手書きもあったと思いますが、機械による点訳もあったと思います。
教科書は機械での点訳だったと思うし…。
斯波さんがコメントで書いてくださったのには、「この頃の点訳は、多くがカニタイプという弘誓社ーぐぜいしゃせいの、機械部が横すべりするタイプでした。」とあったので、「ほとんどが手書き」というのは、私の記憶違いかもしれないです。

以上で転載は終わります。

私は、山代さんの「この世界の片隅で」が点字に翻訳されていることは全く知りませんでした。しかも、出版からたった三か月で翻訳が完成しているなんて。

被爆者の中には、もともと視覚障がいの方もいらっしたでしょう。その方たちのその後はどうだったのでしょう。また、被爆のやけどによってケロイドができてしまった人、白血病やがんで命を失った人のことは良く知られていますが、被爆によって視力を失った人もたくさんありました。原爆の爆風で眼球が飛び出してしまった人、また強い光で眼を焼かれてしまった人も。広島二中の「いしぶみ」の中にも出てきます。その方たちのことは、あまり語られていません。

この度のK.I.さんの投稿によって、改めてその方たちのことにも思いをはせました。K.I.さん、貴重な投稿、そして転載の許可、本当にありがとうございました。これからも、フェイスブック読ませて頂きますね。どうぞよろしくお願いします。


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大田洋子「桜の国」

以前、山代巴さんの「この世界の片隅で」大田洋子さんの「夕凪の街と人と」「桜の国」について書きました。次のところなどです。


http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-4a79.html


http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-5e03.html



そこに書いた、中沢啓治さんのところに河野史代さんの編集者の方が来て「はだしのゲン」を参考にさせて頂きましたとご挨拶なさったのは、「夕凪の街 桜の国」の時だったと。「この世界の片隅に」の時ではありませんでした。ごめんなさい。

ここに大田洋子の「桜の国」はどうしても見つけられなかったと書きました。そしたら、いろいろと教えて下さる方がありました。広島市の中央図書館に一冊だけ「持ち出し禁」としてあると。そこに行けば、借りるのではなく、そこで読むことができると。それは私にはとても無理です。

そしたら、角本さんが広島女学院大学の図書館にありましたと借りて下さったのです。

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1940年、朝日新聞の懸賞小説の一等になり、新聞に連載された小説です。近代女性作家精選周の一冊として収録されている、とても分厚い本です。


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まだ戦争が始まったばかりの、満州に進出していった日本の新聞社の男性と彼をめぐる若い女性たちの話。と単純に言ってはいけません。それは、一ページ目から引き込まれるとても面白い話なのですが、残念ながら返却期限までにすべて読み切ることはできませんでした。

大田洋子は、広島で被爆した後は、まるで反戦作家そのものでしたが、戦前は戦中は、その時代に沿った小説を書いています。人々は生き生きと楽しく。

またいつか、全部を読み切れるように何とかしたいとは思っています。とりあえず、角本さんのおかげで、大田洋子の「桜の国」が今もなお存在するということがわかりました。感謝します。

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朝鮮民主主義人民共和国の核・小出裕章先生のメッセージ

もたもたしているうちに、あれよあれよと国会衆議院解散になりそうです。安倍首相の会見、とくに各局を回っての質疑、ひどかったですねえ。森友学園については、何度も何度も、森友氏は詐欺で逮捕されている人、そんな人間としか言わず。加計学園については、「李下に冠を正さず」としか言わない。さんざんすももを採りまくった挙句、そういうのだから、何をかいわんや。さらに、「国難突破解散」だそうです。

「国難を突破する」ための解散が、なぜせめて一日でも国会内で審議をしてでなく、冒頭解散なのでしょう。あくまでも自分が追及されることを恐れ、それを封じての解散であるとしか思えません。

「国難」。北朝鮮とアメリカの状況につき、小出先生のメッセージ、遅くなりましたがアップします。ネットから頂きました。今こそ、小出先生のお話をじっくり聞きたいです。


小出裕章さんからのメッセージ
先にお送りしたメールの内容をあちこちでお使い下さるとのこと、ありがとうございます。ご自由にお使いください。 
小出裕章                   
2017/9/5 
 
朝鮮民主主義人民共和国の核の件、皆さん冷静にならなければいけません。
朝鮮には熱出力で25メガワットのごく小さな原子炉しかありません。
京大原子炉実験所の原子炉は熱出力で5メガワットでした。
日本でも世界でも標準的な原子力発電所は100万キロワットです。
これは電気出力で、熱出力は300万キロワット、メガワット単位で示せば3000メガワットです。

つまり、朝鮮が持っている原子炉は、日本の原発の原子炉の100分の1以下という小さなものです。その原子炉を動かしてどれだけのプルトニウムができるかについては、昔計算して書いたことがあります。もう20年以上前のものですが添付します(注「核兵器に反対する物理学会の会準備会通信」第2号、1994年6月26日)
 
仮に朝鮮が原爆を作れたとしても、その数は知れています。
朝鮮戦争は1953年の休戦協定が結ばれただけで、未だに終戦していません。
その一方の当事国である米国は気に入らない国があれば、地球の裏側までも攻め込んで政権を転覆させる国であり、米国を相手に戦争中である国はハリネズミのようになるしかありません。俺は強いんだぞ、攻撃してくるならやっつけてやるぞと言うしかありません。
 
朝鮮が原爆を作ったということすら、私はいまだに懐疑的です。でも、マグニチュード6.1の地震をもし爆弾で引き起こすとすれば、通常の爆弾では無理です。本当に、先日の地震が自然のものではなく、人工的なものだとすれば、原爆だろうと思います。水爆を作るためには重水素が必要ですし、起爆剤としての原爆も必要です。そうした材料や技術を朝鮮が持っているとは、私は思いません。
 
ただ、問題は、そんなことではなく、朝鮮半島の分断を終わらせ、平和を回復することです。お互いに敵を威嚇することなどやってはいけません。朝鮮の分断に誰よりも責任のある日本は、まずそのためにこそ力を払うべきです。それなのに、米国の尻馬に乗り、「あらゆる選択肢がある」などと安倍さんは言うのですから気が狂っています。

また、本当に危機だというなら、日本国内の原発をまず停止すべきなのに、地下鉄をとめてみたり、迎撃ミサイルを配備してみたり、警戒警報を出して見たり、ひたすら危機を煽ることだけやっています。ひどい国ですし、ひどいマスコミだと思います。

昨日は、なんと夜9時から会議。みんなの時間を突き合せたら、そんな時間になりました。「広島ゲストハウス縁」で。そこでの、政治状況の話などから、早くアップしなければと思いました。紅君が初めた「縁」、たくさんの人が来ていて、良かったです。

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障がい者と家族。NHKの番組。

昨夜のNHKスペシャル、これもまた感動でした。NHKの予告の写真です。

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相模原市の19人の障がい者殺人事件の犯人は、「障がい者は不幸を作ることしかできない」と言いました。NHK青森支局のディレクターである坂川さんは、その言葉に腹立たしく思い、でもと。東京の実家に住む重度の障がいを持つ妹の介助をひと月間行い、それを撮影します。そのひと月のルポでした。

彼らの両親は、彼には彼の人生があるとほとんど妹の介助はさせませんでした。彼が介助をしてみて、知らなかったことがたくさんありました。一時間ごとに体位を変えることの理由、その大変さ。なにより心を打たれたのは、NHKの広報の本文にもあるように、なかなか笑顔を見せてくれない亜由未さんのことを嘆く彼に「妹に笑顔を求めるのは違う。普通、幸せな誰だっていつもいつも笑顔でいるわけではないでしょう」といさめます。

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(テレビでは、当然皆さんのお顔がうつりましたが、私がテレビの写真を撮るのには、肖像権があると思ったのでお顔が映らないようにしました。)

亜由未さんと社会とのつながりをどう作るか、家で英語などの教室をしたり。見ていて感動するほどの立派な両親でも、親が亡き後、亜由未さんのことをどうするかは、大きな課題でした。医学部で勉強する双子の妹さんに、お母さんが泣きながら電話をするところなど、ハッとするところは沢山ありました。

ほんとうに大変よね、でも、明るい家族。お父さんが言われる「亜由未がいて幸せなんだ」という言葉も説得力があって、家族みんなが決して不幸ではないということがよく伝わりました。

それでも、その大変な所を、もっと社会の問題としてとらえていかないと、家族にすべてを完結させてはいけないと。

番組を見る立場の私たちは、「感動しました」で終えてはいけないと改めて思いました。それにしても、NHK、この頃とても優れた番組を次々と放映するようになりましたね。問題は政権にすり寄った立場からの報道をする「ニュース」ですね。


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「医師の闘病から読み解く がんを生きる新常識」

昨日の休日は午後も夜も感動していました。午後からの弁護士会館での講演、「被害者の抱えるトラウマに寄り添う~より効果的にな支援をするために~」は、それは素晴らしかったのです。このアメリカの弁護士オルガ・トルフィーヨさんは、9月25日には16時30分から19時まで立命館大学朱雀キャンパスにて「児童希性虐待被害からの回復-実体験から弁護士が語る」と題して講演を行われます。ぜひぜひ多くの方に聞いて頂きたいですね。この講演については、またゆっくりとお話しますね。


今日は昨日の夜8時からのNHKBSプレミアム「医師の闘病から読み解く がんを生きる新常識」のお話を。素晴らしかったです。3時間にもわたる長丁場でしたが、ドラマ仕立ての実話も交え、全く飽きさせることなく、一気に見ることができました。写真はテレビを映したものです。


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がんはだれでもかかる、がんと告知されたら、セカンドオピニオン、手術だけでなく、抗がん剤治療、放射線療法、先端治療、自由診療、治療にかかるお金、死を見つめる、などなど。自ら厳しい闘病をしているドクターたちも、膀胱がんで余命宣告された竹原慎二さんや、現在闘病中の人もたくさん出演。


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とても希望が持てる、生きる勇気を与えてくれた番組でした。竹原君ががんの治療とは別に、海藻エキスを50万円もだしてのんだとか話して。ドクターたち、とりわけ浜中先生が「エビデンス(科学的根拠)のない治療はしません」とはっきり言い切って下さって本当にすっきりしたし。でも、家族などが心配して、これを飲めとかこれを食べろとか、いろいろと言ってくるのをどう断っていいのか、と、それも深刻でしたね。

浜中先生が25年も前からしていらっしゃる乳がん患者の会「のぞみの会」は今、会員が450人にもなっていると。患者同士が支えあう仕組みづくりの「パイオニア」として紹介されて、拍手しました。本当にそう。

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これからきっと再放送されると思いますし、山路さん情報だとオンデマンドでも見られるようになるとのこと。ぜひ皆さんも見てほしいです。自分自身、または身の周りを見ても、これからはがんとは無関係に生きることはできない時代だと思います。素晴らしい番組でした。

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「トラウマに寄り添う」「がんを生きる新常識」

今日は、土曜日の休日。北朝鮮の原爆についての小出先生のメッセージを載せたいのですが、困りました。切羽詰まったお知らせがたくさんあります。それを優先させて下さい。

まず、今日の午後の広島弁護士会の講演並びにシンポジウムから。

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診療だけでなく、性被害のワンストップセンターに参加してみて、過去の被害のトラウマをずっと抱えてつらい思いをしている方たちの多さを改めて痛感しています。子ども時代の被害が大人になっても恋愛、結婚、子育てにも影響し続けることもあります。ワンストップセンターではカウンセラーや弁護士さんに繋ぐこともしていますが。
この方たちにどう寄り添っていけばいいのか、ヒントをいただけそうで、とても楽しみです。

でも、私は困りました。今日と明日、中国四国産科婦人科学会学術講演会が広島で開かれるのです。それへの参加も必須で。でも、時間がぴったり重なります。今日の午後一時から午後五時半まで主要な講演がびっしりです。明日はお昼で終了。私はあすの午前中は電話当番です。なんともまあ、どう選択しようかとつらいところです。

それから、今日の夜です。午後8時からNHKBSプレミアムで放送されます。「医師の闘病から読み解く がんを生きる新常識」

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ここに詳細が載っています。

http://www.nhk.or.jp/bs-blog/800/279841.html

胃がん、大腸がん、子宮頸がん、乳がんなど、いろいろながんに罹ったドクターたちがたくさん出演されると。われらが浜中和子先生も出演されます。(浜中先生がリーダーとなって毎年行われているリレーフォーライフ広島2017、台風のため中止、延期になりましたが、10月8,9日に行われることになりました)出演されたドクターたちの写真、浜中先生のフェイスブックから頂きました。「がんになっていない人もぜひ」とのことです。見なくては、です。

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カープ優勝セレモニー

カープの優勝を決めた試合には行けなかったけれど、セ・リーグ優勝のセレモニーには行くことができました。もう今年はいけないなあとあきらめていたところに、姪のおかげでチケットをもらうことができました。

Img_1966 ジュースもこのシール付きのカップのを買って。シールをはがして、昨年のと並べてアイパッドに貼りました。

もう優賞した後だから、うんと気楽に試合を見て。そして、いよいよセレモニーです。

フラッグ授与の後は、優勝トロフィー。今年も巨大なティファニーのかなあ。観に行かなくてはね。

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フフラッグを持って場内一周。途中あちこちでバックにファンも入れて記念撮影です。鈴木誠也も、車とケンケンで参加です。

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感動しました。いやなことも癒されて。カープファンでいてよかった、カープありがとう。

さあ、今日からCSの申し込み受付ですね。抽選だそうだから、ゆっくり申し込みます。多分ダメだろうけれど、挑戦しなければね。

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北朝鮮のミサイル、核実験。

先日、私の友人が平和公園で、幼稚園の子どもに「Jアラートは鳴っていませんか」と聞かれたと。ああ、こんな子どもたちにも恐怖を植え付けていると愕然としました。

私は、戦争は望みません。どの国の、どんな国民も戦争によって殺されてはならないと思っています。 私は、トランプ氏と安倍氏の暴走で、まさかが現実となって、本当に戦争が起こされるのではないかと危惧しています。外交の基本、話し合いが全くなされず、ただただ圧力を強めよばかり言われ、国防と称して膨大なお金が使われています。

その後にも分かったことですが、安倍氏などは、前日からミサイルの発射の情報は得ていること、それに菅官房長官は日本から2000キロも先に落ちているにもかかわらず、「我が国に向けて発射」などと、発表しました。

北朝鮮が目指すものはこれだけの力があるのだと見せつけ、それらを背景としてアメリカとの交渉権を確立することであると。日本が標的ではないことは分かっているはずです。


そんな今、石破茂氏のブログと、小出裕章先生のメッセージが出ていますので、それを紹介、転載させて頂きます。今日は、石破氏のブログからです。

画像はネットから頂きました。


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抑止力の向上など

 石破 茂 です。
 本日7時前に北朝鮮がミサイルを発射した際の報道の混乱ぶりはよく理解が出来ません。
 NHKニュースは政府の発表として「ミサイルが午前7時4分頃、日本の領域に侵入し、午前7時6分頃、領域から出て、午前7時16分頃、襟裳岬の東およそ2000キロに落下した」と伝えました。

 「領域」とは領土・領海・領空の総称であるため、高度500キロ以下を飛翔したのかと思っていたら、その後の発表ではこれをはるかに上回る高度であったようで、我が国の国家主権の及ぶ「領域」も「領空」も侵犯はされていないはずです。

 細かいことのようですが、国家主権が侵犯されたか否かでその意味は全く異なるのであり、どうしてこのように基本的なことがあやふやのまま発表がなされたのでしょうか。本日の自民党の会議で政府はその誤りを認めましたが、何故、情報を伝えた防衛省も、受け取った内閣官房も、「領域」ではないことに全く気付かないままに発信してしまったのか。南スーダンの「戦闘」という日報の表現を巡って大混乱に陥ったことに対する反省が活かされていないのではないでしょうか。
 
 政府は午前7時にJアラートを通じて北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、新潟、長野の道県に警報を伝え、当該道県では「北朝鮮からミサイルが発射された模様です。建物の中、又は地下に避難してください」というアナウンスが流れたとのことですが、この時点ではすでに着弾地点は把握できているはずです。「着弾はしないが、デブリ(破片)が落ちる可能性がある」ということだったのでしょうか。それはどのような根拠によってその範囲を特定したのでしょうか。

 せっかく警報を発するのであれば、同時に国民にどのような状況であるかも可能な限り正確に伝えなければ、避難すべきか否かの判断がつきません。このようなことを繰り返していると、やがて国民の政府に対する信頼が失われることになるのではないかと強く危惧します。(以下略)



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カープ優勝から一夜明けて。

カープが優勝して一夜明けて、でも私は仕事。カープ優勝の記念Tシャツは、午前10時からの売り出しということで、一番近くの販売所の長崎屋に姉に行ってもらいました。行列だったけど、ものは沢山あるようで、行列もドンドン進んで、買えたよと持って帰ってくれました。

お昼には、私は約束していた先生に会いに、南区の病院に行かなければなりませんでした。お話が済んで電車で帰る途中、福屋デパートに寄り道してみました。3時近くでもまだ行列で、どんどんとTシャツを売っています。今年は16万枚作ったそうで。これは希少価値はなくなりますね。

そして、夜。診療が済んで会議に行きました。会議が終わると、これ、と二人の方からプレゼントをいただきました。

Img_1950昨日ゆめタウンに買い物に行ったら、この袋をくれたと。もったいないので使わず、これは私に上げるのが一番だと思ってと。

それと、カープ坊やのバッジ。反射材付きのです。

ありがとうよ。私はカープファンだと、結構知られているのねと再認識しました。

もう一人の方からは、以前球場に行った人全員に配られた赤耳カチューシャ。私も行ったのに、数が足りなくって、もらえなかったと、嘆いたのをご存知なのですね。ありがとうございます。

Tシャツとそれらの頂き物の写真です。

Fullsizerender

ビールかけTシャツだそうで、カープ坊やは、カープ選手と同じように水中眼鏡をつけています。かわいくないなあ。昨年の、あの涙を流しているカープ坊やの方がうんとかわいくて好きです。

でも、Tシャツの後。カープの監督、コーチ、全選手の名前が載っているのは貴重です。高校時代に私の講演を聞いてくれている藤井皓哉の名前もちゃんとあります。頑張って、上がってきてね、陰ながら応援しているよ、とつぶやきましたよ。

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さて、このTシャツはいつ着ましょうかねえ。そのうち、街はこのTシャツがあふれるでしょうね。

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カープ優勝バンザイ!!

カープ優勝!!バンザイ!!

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カープファンにとってこの大切な瞬間を、私はチケットがあったにも関わらず球場に行くこともテレビを見ることもかなわず。アイパッドでラジコでラジオを聞きながら、でも、河野の実家の周辺はWi-Fiが入らずラジオも聴けず、ネットも入らず。とぎれとぎれの情報で、一人密かにバンザイと言い、涙ぐんでおりました。

義母の体をふいたり、洗濯ものを持って帰って洗濯、乾いたのを持って行ったり、実家の台風で倒れた花々を起こして紐でくくったり、今後のことを姉夫妻と話したり、家の周辺の掃除をしたり、まあ、目いっぱい働いたと思います。

午後6時40分、母の入院している病院を出発。せめて、午後11時からのプロ野球ニュースを見たいと必死で運転して帰りました。私は記念に残したいのでテレビ画面の写真を撮りました。

プロ野球ニュースの後、RCC中国放送の特番を見て、すぐに飛び込んできたのが、今日の一日のドキュメント。なんと。

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私のクリニックの事務長をしている姉です。甲子園の入り口でインタビューされたのでしょう。

優勝した後、姪と二人でユニフォームのまま梅田に行き、食事をして帰ったと。道中、すれ違う人も、お店に入ってからも、皆さん、カープおめでとうとか、よかったねとか、たくさん声をかけられたと。へえっ、大阪の人たち、この野郎とは言わなかったの?とびっくりでした。阪神ファンの皆様、ありがとうございます。今度、CSでお互い頑張りましょうね。


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台風一過

おはようございます。台風一過の別府湾です。ヤシの木の少し手前に箱を並べたように日豊線の電車が走っています。もうすっかり日常を取り戻している光景です。

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大分が川の氾濫などで被害が出たとの報道で、皆様が心配してご連絡下さいました。ありがとうございます。大丈夫です。うちは少し高いところにありますし、母はがっしりした病院でこれ以上安全な所はないわねというようなところにいますので。この後、河野の実家に行ってみます。

私の携帯には、別府市、大分市、杵築市、日出町の四か所から避難情報が送られてきて、それは賑やかでした。

母の病院には昨日、台風がひどくなる前に行きました。行っている途中、みるみる雨と風がひどくなって、車の乗り降りだけでびっしゃんこになりました。

母は、三軒目の病院です。お盆に帰って来た時に町から調査に来られた要介護の認定はまだ出ません。それにより、今後の方針の大まかが決まるでしょう。母とは足の爪を切ったり、足のマッサージをしたりして上げながら、いろいろと話をしました。

午後、ひどい台風の中、家に帰って、こもっていました。アイパッドで村山由佳さんの小説を買って読みました。この頃しんどい本ばかり読んでいましたので、なんか軽い本を読みたくて。以前、週刊文春の連載で時々読んでいた小説です。

今朝、家の庭では、前回帰って来た時に遅まきながら蒔いたコスモスがしっかり芽を出していたので、うれしくて。レモンも台風の風に耐えて、しっかりくっついています。

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家の周りは木の葉が散乱しています。これからお掃除をして、そのあと、母の病院に行きます。今日のうちに広島に帰ります。カープ、今日は試合がありますね。ここはテレビの中継はありません。


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カープ、別府。

おはようございます。別府です。

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私の好きな別府湾の景色。激しい雨でほとんどかすんでいます。海と空の区別がつきません。

昨夜無事にたどり着きました。怖いのは、関門橋が通行止めになること。その前に何とか渡ってしまわないとと急ぎました。道中は、九州に入ると風雨がひどくなり、時に横揺れしましたが、さほど大変でもありませんでした。

問題は、さて、母の入院している病院までいつ行くかです。かなりひどい雨と風で、大分県全体に大雨警報と竜巻注意報が出ています。でも、病院に行かないと、何のために帰って来たのか、意味がなくなってしまいます。

昨日は、午後の診療、あまり患者さんが来られないだろう、あわよくば、患者さんが途切れたら、テレビを見られるのでは、と期待していたのですが。まったく途切れることない患者さんで、チラチラとしか見られませんでした。

「世の中、野球に興味のない人、たくさんいるんだあ」と、改めて認識しましたよ。

もう、勝った、優勝だと思ったのに、なんということ。やはり、ピッチャーなどの選択、変え時がよろしくない、監督の責任でしょう。よく投げた薮田も、もう少し早く変えてあげないと。疲れ切っていましたよ。それに、今村も。もう休ませてあげたら。その前日の投球を中国新聞がデカデカと「無死満塁を制す」みたいな見出しで持ち上げていましたが、その満塁だって、自分で作ったもの。中国新聞は、スポーツ新聞ではないのだから。

もう今村は、60試合以上投げていて、本当に疲れているでしょう。昨日のようなことを繰り返させて、自信がなくなってしまうのが怖いです。

今の監督、前日の失敗と同じことを繰り返させるという、その癖なのか、作戦なのかわからないけれど、変わらないなあと思いましたよ。

明日の甲子園、別府行きがなくなったら行くつもりだったけど、台風を押してどうしても別府に帰るという夫に負けてここに来たものだから、行けなくなりました。チケットがあったのに、ああ、残念(アッ、これナイショです。激怒されると怖いです)。ここではカープのテレビ放送なんてありません。うーん。皆さん、頑張って応援してくださいね。

 

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広島車いすダンスくらぶ、打ち上げ

8月26日、広島では宮島の花火大会、ミスチルのコンサート、そしてカープと、一斉にイベントがあった日、広島車いすダンスクラブの公演も行われました。それについては、8月26日のブログに書いています。


http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-9d24.html


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9月8日、その公演の打ち上げがあるというので、私もずうずうしく参加させていただきました。


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障がいのある人とない人が共にダンスをするという、広島車いすダンスくらぶは創立20周年記念公演を昨年東京で行い、今年は21周年です。国内だけでなく、アメリカ、カナダ、オーストラリア、中国など世界の人々に感動して頂いています。

私は、2009年の釜山公演、2015年のソウル公演に参加し、お手伝いをしました。そのご縁でいまもお付き合いが続いています。

国際ホテルの打ち上げでは、ごちそうをいただきながら、話が弾みました。中国新聞OBの野坂さんは立ち上げからずっとサポートをしてこられました。その第一回の公演のプログラムを持ってこられました。ずっと絶えることなく練習、公演を続けてこられた主催の仲井さんやメンバーの親子さん、参加の皆さんが一言ずつお話をし、笑いが絶えませんでした。

ずっと親子でダンスをされてきたAさんは、そのご長男を昨年亡くされました。釜山やソウルで着替えのお手伝いをしたことなど、お父様と涙ながらにお話しました。

今年は、10月21、22日に宝塚に行かれます。私もお手伝いするつもりでいます。明るく楽しく、皆さんに勇気を与えられるダンスくらぶ、ずっとこのままいつまでも続いてほしいと思います。




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カープ、ありがとう。

昨夜はしっかり楽しませてもらいました。が、あんな一点ずつひっくり返ることの連続だと、勝った後も、どっと疲れを感じました。

私の手持ちのズムスタのチケットはこれで終わりです。CSや日本シリーズのチケットは、おそらく、頑張るけれど取れないでしょう。だから、これで終わりだと意識して応援しました。カープ、ありがとうよ、楽しませてもらったよ、と。

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カープ、勝ちました!!球場では観客はみんなスマホで巨人阪神を見ています。巨人が追いついたとき、球場が大きくどよめいて。おそらく、今村などはなんのどよめきかわからなかったのでは?

そして、カープの試合が終わると、「スカイビジョンで巨人阪神を放映します」にみんな大喜び。

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その直後、村田が大きなレフトフライ。打った途端、ズムスタはウォーッと大歓声。取られるとがっかりもみんな大笑いしながら。こんなこと!!ズムスタで巨人の応援をするなんて!!

私は、個人的にですが。新井さんの姿がもう最後かもと思って、動画を撮りました。一人ひそかに新井さーん、ありがとうよと涙ながらに。

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修学旅行生、良かったね、こんな大試合に来られて。子供たちが一生懸命カープを応援する姿を見ると、また涙ぐんでしまいます。

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それにしても、昨日はヒーローインタビューがありませんでしたねえ。久しぶりにバチスタの通訳さんが出てくるかと思ったのですが。

さあ、明日。台風が心配ですが。私は明日は仕事です。患者さんは来ないのではないかしら。


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マジック2. 今日かも。

 まさかまさかの展開で。マジック2.今日にもセ・リーグ優勝が決まるということになりました。今日のチケットあり。まさかまさかで、優勝を目の前で見られるかも。

これは、一昨日のパノラマ写真です。球場全体が真っ赤。他のチームが一番やりにくい球場、まっ赤かで、と言っていましたが。


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実は、昨年もそうだったのですね。9月の8日。カープが勝って巨人が負ければ優勝決定。その日にもズムスタに行っておりました。みんなスマホで巨人の様子を見ながら。カープは勝ったけれど、巨人も勝って、マジック1となって優勝はお預けに。結局東京ドームで決まりとなりました。

結果、東京ドームでよかったのかも。胴上げや黒田と新井が抱き合って泣いている写真などは、ユニフォームが真っ赤です。ズムスタで決まると、白のユニフォームですね。今年はもう白でいいけれど、昨年、25年ぶりの優勝、ずっと残る写真は、赤が強烈でよかったのかもと思っています。

今度はどう見ても、今日か明後日。地元で決まります。台風がどうなるかは心配ですが。

もしも、今日で決まらなかったら、明後日土曜日。デイゲームです。姉や姪はチケットがあって行く気満々です。私、もし「院長がカープの観戦に行きますので午後休診します」って閉めたら、どうかしら。患者さん怒るでしょうねえ、仕方ないなあとは言ってくれないかなあ、なんて言ってスタッフに笑われました。

先日の日曜日。知らない番号から携帯に電話がかかってきました。出ると「サンモール」のクリーニング屋さんからでした。あれ? なにか預けっぱなしの物でもあるのかなあと。そしたら、「カープが優勝した次の日から10%引きのバーゲンをしますので」だそうです。わざわざお知らせありがとうございましたと言っておいたけれど。

いろいろとバーゲンになりそうですね。肝心の週末には、私は広島にいないので、ちょっと残念です。

それに、CSファイナルステージのチケット。昨年は全滅。コンビニで受け付けて抽選と。そもそもなかなか携帯が通じない、やっと通じて申し込んだけれど、すべて外れ。どうしても取れませんでした。親切な人からのプレゼントでやっと一試合だけ観戦できましたが。今年も難しいでしょうねえ。がんばりますが。

CSクリアして日本シリーズとなると、もっとでしょう。福岡なら、新幹線で行けるねえと話しています。昨年は札幌ドームでとても難しかったけれど、それでもチケットはゲットしていたのですね。結局どうにも帰るのが難しくて、診療に穴をあけそうなのであきらめて人にあげましたが。

さて、まだまだ楽しみは続きます。強いカープのおかげです。

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チビチリガマの破壊

昨日からの知らせに本当に悲しく、憤っています。


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ちチビチリガマには、2015年、「8.6ヒロシマ平和の夕べ」で読谷村で「被爆ピアノコンサート」を行なったときにスタッフみんなで行き、知花昌一さんに案内していただきました。その時のブログは次のところにあります。ここから何日か、被爆ピアノのコンサートも含めて書いています。


http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/1-0819.html


ここにも書いていますが、知花さんがここで言ってくださったこと。

チビチリガマは、1945年4月1日、米軍が上陸したとき、ここに隠れていた人達が集団自決をしたところです。

「明らかになったのは二つ。一つは軍は住民を守らないということ。もう一つは、教育の大切さ」

シムクガマでは、アメリカに住んだことのある人たちの説得で約千人の人たちが助かりました。チビチリガマでは「国家のために命をささげよ」「生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪過の汚名を残すことなかれ」といった教育のために命を失いました。その多くは、女性と14歳以下の子どもたちでした。

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知花さんは、その自決の時の様子も語ってくださいました。それは凄惨を極めるものでした。真っ暗な穴の中には、当時の遺骨などがそのままに保存されています。

そのチビチリガマを破壊するなどと。なんというひどいことを。こんなことをする人を作り出しているのも、今の日本なのですね。

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「8.6ヒロシマ平和の夕べ」実行委員会

8.6ヒロシマ平和の夕べ実行委員会、ぴっちり話し合いをしました。みんな自由に意見を言えて、楽しい会になりました。今年の平和の夕べの総括、そして来年へ向けての検討。アイデアはいっぱいです。次から次、希望が出ます。それらをじっくり検討して来年の骨格ができます。今、ほんとうにワクワクしています。

何より今年参加して下さった方々が、しっかり支えて下さっていると実感しています。アンケートに話を聞きたい方のお名前を書いて下さった方々、お一人ずつ検討もしています。

今、こんな社会だからこそ、しっかりと私たちの意志を確認、表明し、勉強になり、思いを共有でき、さらに意欲を高められるように、そんな会にしたいと思います。そのうちにできた骨格をお話しますね。

実行委員会の写真を。みんなのびのびしているのを感じ取って頂ければと思います。

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その前の朝ごはん。

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二次会。ゲートインにて。

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キャー!!

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その会で話しあった、今の情勢について、それは来年の骨格にもなることなのですが。次回お話しますね。


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リレー・フォー・ライフ・ジャパン2017広島

「がんになっても自分らしく生きていこう!」がん啓発サポートキャンペーン・がんと向き合うチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2017広島」の開催日が今年もやってきました。

もう、この週末、9月17・18の連休に広島市立特別支援学校で開催されます。


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浜中和子先生、市会議員の馬庭恭子さんなどを中心に、毎年広島市や尾道市など場所を変えながら開催されています。

ホームページはこちらです。

http://www.rfl-hiroshima.jp/index.php?option=com_content&view=category&layout=blog&id=15&Itemid=171

ホームページの最初に現れるのがオークションです。毎回、カープやサンフレッチェの選手のサイン入りユニフォームやサッカーボールなどが提供されています。ネットからも応募できますよ~。今年は、あの新井選手や大活躍の安部選手のユニフォーム!!いいですねえ。

また、無料のマンモグラフィー、18日分はまだ受け付けているそうです。今、乳腺外来では、なかなかマンモの予約が取れなくなっています。この際、ここで検診を受けるといいですね。ただし、40歳以上の方であること、リレーフォーライフへの参加費1000円は必要とのことです。この二枚目の写真をプリントしてファックスで申し込んでください。

私は、2009年、旧広島市民球場跡地で開催されたときに講演をさせて頂いて以来のお付き合いです。24時間開催。なくなった方たちへのメッセージを自由に書いてのルミナリエ。毎年胸を詰まらせながらこれらを読むのも欠かせません。様々なブースや屋台など、お子様も一緒に楽しむことができます。

多くの方が参加されますように。スタッフの皆様、連日の準備でお疲れでしょう。健康にお気を付けて下さいね。

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もう一度、大田洋子さん、山代巴さん。

昨夜から、「8.6ヒロシマ平和の夕べ」の実行委員会でした。昨夜は、私のマンションで泊まり込みで。今日の午後からはクリニックに場所を移動してずっと話し合いでした。いつも朝書くブログも、みんなと話しながらの朝ごはん、片付け、移動と、フル回転で書くこともできませんでした。

先ほど、すべて終わって、近くの喫茶「ゲートイン」で二次会をして、みんなとお別れをして、そしていま一人になって、パソコンと向き合っています。


昨日私が書いたブログに、主ににフェイスブックでたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございました。 人の批判を書くのは、勇気がいるものです。まして、あれだけの大ヒットしている漫画、映画なのですもの。

私は、ずっとこのことに疑問を持っていました。やっぱりこれを書こうと思ったのは、8.6の後にはだしのゲンの中沢啓治さんの奥様との食事会の時です。中沢さんが健在の時、何か月かに一回は私たち夫婦と中沢さんご夫妻とで食事会をしていました。亡くなった後は、奥様と、元原爆資料館の館長だったMさんご夫妻の5人で食事会は続いています。

その時に、こうの史代さんの漫画の話になったのです。「夕凪の街  桜の国」。中沢さんが、マスコミにこの漫画の感想を聞かれてコメントしていらっしゃるのを読んだことがあります。

中沢さんは、この漫画のタイトルを聞いたとき、「夕凪の街」言うたら、大田洋子じゃろう。大田洋子の小説を漫画にしたんかの? と疑問を持たれたと。そして、その漫画を買って読んだと。そしたら、全然違う。違うのにおんなじタイトルにしたんかと。

この度の「この世界の片隅に」は、山代巴さんの「この世界の片隅で」というタイトルの本があります、と私は言いました。そしたら、その漫画を書かれるときに、原爆の参考にしたいからとこうのさん自身ではなく、編集者の方から連絡があったと。そして、中沢さんも山代さんの本を読みたいとおっしゃるので、その場で、アイパッドで、中沢さんのとMさん夫妻のと私たちのと三冊すぐにアマゾンで申し込みました。

そのほかの本も、次々に読み、そして、最後はもう一度、今年の平和講演の演者、永田浩三さんの本です。

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この本には、被爆後、広島の表現者たちがどんな辛苦の中で、それこそ命を懸けて表現することをしたか、詳細に書かれています。峠三吉の、川手健の、原民喜の、そして大田洋子、山代巴、それぞれの死に様も詳しく書かれています。川手健さん、原民喜さんの自殺の様子、大田洋子さんが人々から攻められた様子、改めて、涙がこぼれました。本当にこの方たちは、命掛けで生き、闘ったのだと。


永田浩三さんは、昨年、私に「言葉と勇気」と書いて下さいました。ああ、そうだったと。ありがたくて。

今日の実行委員会でもいろいろと話が出たのですが、今、日本中に「原爆文学」は、全く知られていないと思います。大田洋子も山代巴も。山代巴は、「荷車の歌」で少しは知っている人がいるかもしれないけれど。まして、大田洋子の「夕凪の街と人と」「桜の国」という小説や、山代巴の「この世界の片隅で」を知っている人は少ないでしょう。今回、こんな本があるのですよとお知らせしただけでも良かったかも、と、自分で慰めています。


最後に私のブログにフェイスブックでコメントを下さった「Kazumi I」さんのコメントを転載させていただきます。Kazumiさん、皆様、ありがとうございました。

『タイトルの問題もあると思います。私のとまどいは、原爆について、こんなに漂白されたものを受け取っていいのだろうか、ということだったような気がします。何と比べての漂白感かというと、やはり大田洋子さんや山代巴さんの本の世界と比べての漂白感ということになると思います。もちろん、史代さんなりの漂白あって、この時代に広く読まれて映画にもなったわけですけど、これでいいとも思えない、ようなこの感じは、何でしょうね。山代巴さんの本の復刊につながったことはよかったと思います。』


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「夕凪の街と人と」「桜の国」「この世界の片隅で」

広島の人ならきっとご存知でしょうが、大田洋子は、広島の被爆者です。原爆直後まだGHQの統制が厳しく、原爆を語ることが禁じられていた時から、命をかけて書いています。1948年に「屍の街」で、被爆直後の人々を描きました。

そして、1953年10月に、「夕凪の街と人と」を講談社のミリオンフックスの一冊として出版され、以後絶版となっていました。1978年、大田洋子の文学碑が建設されるのをきっかけに、復刻版が三一書房から出版されました。それをこのたび私は入手することができました。これもアマゾンでとても高価でしたが。

当時、原爆スラムと呼ばれた地域に住んでいる人々のこと、それだけでなく、被爆者の実態調査する学生や被爆者医療や検診ににたずさわる医師、さらに非道な原爆を投下したアメリカを訴えるという原爆訴訟に立ち向かう人々、さらに原爆の悲惨さを金儲けに利用する人々などをも描き切っています。重く、息苦しく、しばしば読むのをストップせざるを得ませんでした。その渾身の作品が、本文中にしばしば出てくる「夕凪」のムッとする暑さをタイトルにした「夕凪の街と人と」なのですね。

さらに、大田洋子は、1940年に朝日新聞の懸賞小説に一等に入選しています。そのタイトルが「桜の国」です。これは、どうさがしても読むことができませんでした。

「夕凪の街と人と」「桜の国」。これらは紛れもなく大田洋子の作品です。

こうの史代さんの漫画「夕凪の街 桜の国」と太田洋子の作品のタイトルの近似はどうなっているのかと思います。でも、こうのさんの漫画は、数々の賞をもらっているのですから、それは出版界ではクリアされているのでしょう。きっと。

でも。山代巴さん編著の「この世界の片隅で」。こうの史代さんの漫画「この世界の片隅に」のタイトルの近似。二冊続くと、首をかしげてしまうのです。

山代さんの1965年に出版された「この世界の片隅で」には、大田洋子の作品にあるような原爆スラムと呼ばれた地域、福島町の被差別部落に住む被爆者、在日朝鮮人被爆者、胎内被爆による原爆小頭症、原爆により孤児となっ「原爆の子」、まだアメリカの統治下にある沖縄の被爆者などマイノリティーの立場の人たちのルポがこれでもかと出てきます。

そして、山代さんはこの本の前書きで言っています。「この本の名を、『この世界の片隅で』ときめました。それは福島町の人々の、長年にわたる片隅での闘いの積み重ねや、被爆者たちの間でひそやかに培われている同じような闘いの芽生えが、この小篇をまとめさせてくれたという感動によるものであります。現地の片隅での闘いが私どもを変化させた力は大きく、「広島研究の会」は、どこまでも現地に密着して、中断することのない研究を進めなければならないと思われます。・・・。」

こうのさんの「この世界の片隅に」も、賞ももらっているし、映画も大ヒットしているし、やっぱり出版会ではタイトルの近似はクリアされているのでしょうね。大田さんも山代さんもなくなっているし、ご遺族の間ではどうなっているのかも何にも知りませんが。でも、私の中でのもやもやは、続いているのです。


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原爆文学

 連日のカープの大活躍に心躍らせながらも。ここのところ、気が重い毎日を送っています。

というのも、今年の「8.6ヒロシマ平和の夕べ」を無事終えて、課題をたくさん抱えました。メインの永田浩三さんの講演にたくさん出てきた原爆文学、それから小野英子さん著の炎メモワール、それらを読まなければということです。これまで、原爆のひどさ、むごさ、多くの本を読んでいるようでも、まだまだということが分かったからです。

原爆に遭った子どもたちの作文集「原爆の子」は、夫の蔵書から出してくれました。子どもたちのまっすぐな手記には、胸が痛くて。

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原爆詩集は、部分ずつしか読んでいませんでした。ちゃんと全部を通して読まなければと思いました。(写真が横向きになってしまいます)

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小野英子さんの著書の一部、お母様の英文の手記を英子さんが翻訳したところは、小野さんのご厚意でコピーして配って頂きましたが全文が読みたくて、アマゾンでびっくりするほどの値のを思い切って買いました。それだけの価値のあるよみごたえのある本でした。原爆のむごさだけでなく、お母様と英子さんの戦後の大変な中での生きざま、葛藤も身につまされる思いで読みました。

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そして、問題の大田洋子の「夕凪の街と人と」も。古い中古ですが手に入りました。

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さらに、山代巴の「この世界の片隅で」は、アマゾンに申し込んでひと月かかってやっと送ってきました。

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これらの本を夢中で読んでいます。重苦しく、つらくて、中断することもしばしばですが。これらについて、少し書きたいと思います。

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カープ!!

今朝、大きな雷の音で目が覚めました。今日は電話当番。自転車で来る途中、だんだん土砂降りになってびしょ濡れです。到着寸前にまた大きな雷で首をすくめました。

さて、今日のカープはどうなるのでしょうか。天気予報では、夕方からは曇りだそうですが、これだけ降ると、グランドが心配です。それに、今日はジョンソンです。ジョンソンは、これまでみていても、雨にはとても弱いのですね。夫によると、ジョンソンのあの大きく落ちる球は、ボールへの指のひっかけがとても微妙なんだと。雨でぬれていると、それがうまくいかなくなって、暴投になったり、シュートしなかったりするんだろうと。

うーん、それならいっそ雨天中止になった方がいいのかも。でも、微妙ですね。これだけ勢いがついているのだから、一気にマジックを減らして、優勝に突き進んだ方がいいし。でも、今日もし試合をすると、すぐに名古屋に移動。明日は休みなしで中日との試合。疲れるでしょうね。ここらで一休みして英気を養ったほうがいいかも。


などとあれこれ考えています。が、当然私が決めることではなく、お天道様と球団が決めること。

昨日があんまり素晴らしかったので、姉は今日も行きたいと言います。もう、カープ依存症だわ。でも、それならチケットショップに行ってみようかと思っています。

ちょっと昨日を振り返って。昨日は外野指定。ここからパノラマ撮影をしてみました。

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球場が狭く見えますが。この中が大興奮のるつぼと化しました。

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この時はまだ3対0で負けていたのです。今日は負けじゃね。そうそうサヨナラが続くわけないよね。でもね。去年のことがあるからねえなんて言っていたのですね。

昨年、あの神ってるの鈴木の連続さよなら本塁打。それに、8月7日。天下分け目の大勝負と後に言われる巨人戦。その時にも球場に行っていたのですね。巨人に4.5ゲーム差でおいつかれそうになっていた時。負けたね、帰ろうかね、と、荷物をまとめていたのですね。そしたら、いきなり菊池のホームランが出て、そのあと一人置いて、われらが新井さんのさよならが出て、もう大興奮。

あの時を思い出しながら、そうそううまくはいかないでしょうとあきらめそうになって。

そしたら、なんとなんと。曾澤翼のさよなら!!みんなみんなまたまた大興奮。まあ、もう、本当に行ってよかったです。神宮では曾澤が本塁打2本でヒーロー、前日は安部がサヨナラホームランでヒーロー。優勝するチームは、こうして日替わりでヒーローが出るものです。鈴木の穴をみんなで埋めて、貫禄のぶっちぎりです。

私は、一人スケジュールを眺めながら、計算をコツコツとしながら、さて、優勝はいつかと予想を立てています。今はあと二枚のチケットがあります。さあ、それにはまれば超ラッキーなのですが・・・。

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新大阪のホテル

この度の東京行きで、広島を発つまでは神宮を早く切り上げて最終の新幹線で広島に帰るつもりでいました。しかし、途中で席を立つことができるのかと自問したとき、やっぱり最後まで試合を見て、新大阪で泊まった方がいいのではと思いなおしました。土曜の深夜というより、もう日がとっくに変わった日曜日、当日の宿泊ですので、まだとれるかなと不安ではあったのですが、じゃらんで検索しました。

で、予約をしたのが「レム新大阪」。初めてです。大阪では、なかなかホテルがなくっていつも苦労していました。この「レム新大阪」、いつから営業しているのかわかりませんが、知ったのも初めてです。とにかく、新大阪直結というのがありがたくて、ここにしました。何せ、到着するのが深夜ですので、荷物を持って歩くのはつらすぎます。

さがすのは大丈夫かと恐る恐るでしたが、中央改札口を出るときにホテルの表示がしてありました。 本当に改札を出るとすぐでした。階段の上り下りも全くありません。そのままホテルのエレベーターに乗りました。朝も、自動チェックアウトをしてすぐに新幹線の改札口ですので、とてもありがたくて。

私はたくさんのビジネスホテルに泊まっていますが、ここは〇です。お風呂はバスタブがなくシャワーのみですが、私は全然O.Kです。椅子はマッサージいすでした。私は今回はちがいましたが、レディースフロアでは、いろいろとプレゼントがあるみたいです。

朝ごはんは、メインを和食、洋食、カレーなど5種類の中から選びます。私は、「鶏そぼろあんかけ丼」にしました。そのほか、パンや果物やゆで卵、唐揚げ、ヨーグルト、ジュース、コーヒーなどはバイキングです。大満足でした。

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私のプランは、朝ごはん付きの税込み10300円でした。日によって宿泊費は変わるようですが、大体こんなものです。

これからは大阪の宿泊はここに決まりです。

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神宮球場で。

たった一日ですが、東京に思い切って行ってたっぷり孫たちと過ごしたのが、もうずっと前のような気がして。昨日の診療後は韓国語の二学期始まり。帰って夕飯後はゆーぽっぽ。昨日大阪から帰って来たのが、嘘みたいに遠いのです。本当に楽しくって。昨日は、胸が一日中ホコホコしていました。神宮球場について。

バックスタンドの表示は慣れないこともあるのですが、とっても見にくくって。何より、いま塁にでている人が全く表示されないし、投球のスピードも出ません。あっさりしています。

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それから、びっくりしたのが、試合が済んだ後、選手は裏から帰らないで、観客の前のグラウンドを通って帰ります。キャー、新井さんだ、新井さーん、なんて言いながら見送るのはいいのですが、かわいそうなのは、ヤクルト選手。毎回ファンの前を通るのはつらいでしょう。古い球場だから仕方がないのでしょうが。

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神宮球場での食べ物、いろいろありました。ベトナム料理のスジにくのラーメンや何とかいうホットドックみたいなの。ママは同じ店で揚げ春巻きを2本買ってきて、それらもみんなで食べました。

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球場まで歩くとき、「カープが勝ったら、どういって帰る?」「ばんざーい、ばんざーいと言って帰る。」「ヤクルトが勝ったらどういって帰る?」「えーん、えーんて泣いて帰る」「ばあば、カープが勝ってよかったね、ばんざーいって帰るね」何度も言うので、手をずっと挙げながら帰りましたよ。途中、カープの選手のバスがきたので、ばんざーいを大声で何度も叫びました。

さあ、今日から阪神との直接対決。お天気が気になりますが。選手の皆さん、頑張ってね。精一杯応援しますよ。


 

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広島への新幹線の中です。

おはようございます。新大阪から広島への新幹線の中です。

昨日は、休暇を孫たちと堪能しました。お昼ごはんは娘も合流して、吉祥寺のシーフード。

豪華で美味で。

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そのあとは井之頭公園へ。深い緑の中、大人も子どもも楽しめる動物園兼遊園地。私は初めてですが、孫と一緒に十分楽しみました。

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モルモットを抱っこしたり、リスの小道でたくさんのすばしっこいリスたちを見つけたり。
十分歩いてもう疲れたころから神宮球場へ。

神宮私は初めてです。これでセ・リーグの全球場を制覇です。

駅から歩くのが長くて疲れました。例の、国立競技場の巨大な建設現場の横を通ります。球場は、広島のように荷物チェックもないし、座席に着くのにチケットのチェックもないし。ただ、「びん、缶の持ち込みはしないように」という張り紙がしてあるだけでした。

きれいだし、何の文句もないと思ったのですが、七回の風船は禁止でした。それを知らないものだから、私たちは6回の裏から急ぎ風船を膨らませて待ち構えていたのです。が、周りの誰も膨らませていません。おかしいなあ、もしかして、と思ってビールのお嬢さんに尋ねたら、禁止ですって。でも、周りの人たちはだーれも注意をしなくって、やさしいことでした。

試合はご存知の通り、最高に楽しかったですねえ。

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最後まで堪能して、無事新大阪行の新幹線に乗りました。

新幹線の中はWi-Fiが不安定です。続きはまたにしますね。

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今日は神宮球場です。

おはようございます。東京の息子の家にいます。昨夜診療を終えて新幹線で来ました。朝風呂に入って、朝ごはんを食べて、今、孫と遊んでいます。

今日は、5時からの神宮球場に行きます。

昨年は横浜球場やナゴヤドームに行きましたが、今年は遠征は無理かもと思っていたのですが、どうにもはっきりしないカープの状況にいてもたってもおられない気持ちになりました。

三塁側の座席を4枚、ギリギリでゲットしました。神宮球場は初めてです。でも、テレビで見ると、赤い人がいっぱいで。広島の球場と同じように応援できるのではと思います。

昨日の広島の写真です。

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広島銀行もそごうも。

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順調にめくればいいように作ってあるはずの番号に、マジックが消える度にシールをしなければならなくって。昨年と大分違いますね。

二連勝したのだけれど、阪神も勝っているから、計算すると、今度マジックが出るのは、最短でも9月5日ですね。それよりも、阪神は最短で9月9日にマジックが出ることになります。5.5ゲームも差があるからなんて言っていても、なんともまあ、そんなことになったら、恐ろしいことです。

今日は頑張って応援です。広島に帰る新幹線の最終は7時50分。焦ってしまいそうなので、昨夜新大阪のホテルをじゃらんで予約しました。それだと、最終は東京駅発9時半です。明日の朝、新幹線通勤、大阪からなら、ゆうゆうと可能です。

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福島の彼らとお好み焼き。

福島からのA君たちと一緒に行った山賊で。しこたま食べた後、店内の散策をしていて。大きな鯉がたくさんいる池で、A君が「何かいる!」と言いました。見ると、アオサギがじっとしています。こんな山の中にアオサギがいる。びっくりしてみてると、いつまでたっても動きません。「これ、作り物だわ」といったとたん、のどがゴクリと動きました。アッ、生きてる。


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このあと、滝を見たり、自然を満喫しました。

そして昨日、A君は甲状腺の診察を受けた後、クリニックに来てもらいました。お昼にお好み焼きを食べましょうと誘っていました。が、なんと。先週金曜日にやはり福島からの人たちと行った「徳兵衛」に予約の電話を入れました。そしたら、お昼の営業はやめましたと言われてびっくり。いつからですか?と今週からですって。

困ったなあ。長田屋に電話をすると、分かっていたのですが、予約はしていないし、もう行列ができていると。まあ、困ったわ。私にはお好み焼きにはこだわりがあります。近くで絶対に鉄板で食べられるところ。スタッフにも手伝ってもらって探しました。で、行ったことがないのですが、すぐ近くの「若貴」に電話をして確かめました。鉄板で食べられるし、今日は団体の予約がないので、予約をせずとも、来たらすぐに座れると。初めてのところで少し不安でしたが。

先に行ってもらっておいて、診療が住むと駆け付けました。そしたら、もうみんなのも頼んでいた私のもお好み焼きは出来上がっていて、若い人たちはじっと私がくるのを待っていました。

私はいつもの「うどんの肉玉のイカ天ねぎかけ」。若い人たちはお店のおすすめのスペシャル。食べてしまって私は写真を撮れませんでしたが、A君が撮った写真を送ってもらいました。彼らの「スペシャル」と、牡蠣のバター焼き(これも食べる途中です。全部で8個ありました)

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初めてのお店でも、お味は良かったですよ。長田屋に比べてお好み焼きは小さかったですが。作るところを見ていないのでわからないのですが、キャベツの量の違いかもしれません。それに、お好み焼きを食べる人はソフトドリンクが100円なのですね。おいしく食べて、ここもありだと思いました。

A君は、首に細胞診の跡のばんそうこうを張っていて、少し痛々しかったですが。よく食べたので、安心しました。

これで彼らともお別れです。市内電車まで送って行きました。今度は、12月ね。

桜井先生、浅井さん、高杉さん、Hさん、たくさんのご支援をありがとうございました。次の保養、検査まで少し蓄えもできました。本人にもお伝えしております。本当にありがたく、心から感謝いたします。

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三原の研修から山賊へ。

 昨日は、三原市の養護教諭の先生方にお話しました。

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今、学校で子どもたちに伝えてほしいことがたくさんあります。それらを限られた時間で網羅すること、それも実感を持って受け止めていただくためには、できるだけ話を具体的にしなければならず、とても大変でした。一応は話したつもりですが、それでも反省があります。もう少し前半をすっ飛ばして、後半をしっかり話すべきだったとか・・・。
このような会を設定して頂いてありがとうございました。関係者の皆様、参加して下さった方々、本当にお世話になりました。

三原が終わると、一路高速を飛ばして西へ。午後6時に宮島口で待ち合わせしていた人たちと合流してさらに西へ。はい、ジャーン、ここへ来ました。

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はい、山賊です。ここ、先週のNHKのドキュメント72時間でやったのですね。明日、9月2日の午前11時25分から再放送ですって。私が前回来たのは、4月、全国からの産婦人科の先生たちをお連れしたのですが、その時には土砂降りの雨で。

山の中で。涼しいです。やっぱりカップルが多いですね。

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福島からの若い人たちと共に、こんなお料理を堪能しました。

今日、甲状腺検査を受けて帰られます。緊張しているかと心配だったけど、食欲全開、すっかりたいらげてくれたので、安心しました。交通費もお渡しすることができました。ご支援くださった皆様、本当にありがとうごさいます。またお名前など、改めてお礼申し上げます。

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