「8.6ヒロシマ平和の夕べ」⑧大塚愛さんのお話・続き
大塚愛さんのお話は、福島の現状、今も避難している人達、子どもの甲状腺がんのことなどに続きました。その場でのお話の細かいデータなどはメモできなかったので、以下のデータは、私がネットで調べたものです。
今も避難している人達。10万人を超えています。これは福島県が発表し、NHKが取り上げたデータですが、ここにもあるように、避難指示が続いている浪江町、富岡町、大熊町、双葉町、飯館村の5つの町と村から県内に避難している住民、あわせて2万4000人以上が含まれていないそうです。福島県では、仮設住宅などの狩りの住まいを出て、災害公営住宅に入居したり、避難先で住宅を再建したりした住民は「安定した住まいがあるむとして避難とみなされないのだそうです。
そのうえ、自主避難者の公務員宿舎などへの住宅の無償提供や家賃補助などが今年の4月から打ち切られています。母子避難などの世帯分離している人達も多く、生活が成り立たなくて悲鳴を上げていると。
また、子どもの甲状腺がんも増え続けています。これは、今年の6月5日に公表された福島県民調査報告です。
報道も少なくなった今、ともすれば人々は福島の人々のことを忘れそうになっています。私たちは、これからもずっとずっと福島の方々のことを見守りたいし、支援し続けたいと思います。
ところで、平和の夕べの後の交流会では、大塚愛さんが歌ってくださいました。彼女の県議の選挙の時に作ったという「一歩」。子どもたちもそれを覚えて歌ってくれたと。ここに素敵な歌声をアップできないのが残念ですが。フェイスブックでアップしますね。
大塚愛さん、その日の朝福島を発って広島に駆けつけるという、大変お忙しくお疲れのところ、お話してくださって、本当にありがとうございました。これからも「8.6ヒロシマ平和の夕べ」では、必ず福島の人々からの発言も続けます。
どうぞ、ますますのご活躍を。応援しますね。
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コメント
母子避難という疎開の悲しさに財政難というのは納得がいきません!母子避難はすべきだとおもいます、母子避難のためのカンパをまたおくれたら送りたいです。
投稿: 愛ちゃん | 2017年8月19日 (土) 23時58分