「8.6ヒロシマ平和の夕べ」これまでの経過」⑨昨年の会の続きです。
「8.6ヒロシマ平和の夕べ」の振り返りは本日で終えます。実は、昨年2016年の平和の夕べのブログでの報告が、昨年、中途半端に終わっています。途中で私のブログを強く非難する人がいて、それ以上続けられなくなったのです。まあ、長く続けていると、いろいろとあるものです。今、お詫びを兼ねて、ここに昨年の会を少し詳しく書いています。
会では、実行委員の一人、中村周六さんが、その年の3月に行った福島のフィールドワークについての報告をすることになっていました。しかし、彼は、はじめに会場に向かって「ナミアムダブナミアムダブ」とおがむことから始まって、仏教のお話をしました。会場は寺町の広島別院共命ホール、中村さんはお坊さんで法衣姿、全く違和感はありません。しかし、司会の私は多いに戸惑いました。
その時、中村さんは大腸がんの末期でした。そして、その年の11月12日に亡くなりました。原信幸さんに続いて、私たちは大切な仲間をまた失いました。中村周六さんについては、ここから二日間にわたって書いています。
http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-4094.html
そして、この会の音楽は古川悦子さんにお願いしました。古川さんは、新体操の日本女子の音楽の作曲、伴奏で活躍されています。広島音楽高校時代のお友達沖本多恵さん、山崎賀子さんと一緒に中沢啓治さん作詞の「広島 愛の川」を美しい歌声と共に演奏して下さいました。そして、会の終わりには、古川さん作曲の「東日本大震災のための追悼曲」を浜本直子さんのフルートと共に、演奏して下さり、参加者のみなさんは大変感動しました。「広島愛の川」の写真は、会の前のリハーサルのものです。
ご報告が遅れてすみませんでした。
いろいろと紆余曲折がありながらも、ここまで続けることができました。これも多くの方々のご支援があってのことと感謝しています。ありがとうございます。今、スタッフ一同自由に考え、話し合い、楽しく向き合っています。これからもいろいろと模索しながらこの会に取り組んでいきたいと考えています。どうぞ、ご支援よろしくお願いします。
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コメント
被爆72年:周六さんのお話し、終始「南無阿弥陀仏」と説法で終えたこと。これは今の社会だからという事でしょう。親鸞、蓮如、おそらく彼の中では大きな存在だったと思います。しかし未来永劫「宗教」を必要とするのかでしょうか、私はどの宗教家(?)も自然消滅していかなければならないものと考えているのではと、周六さんも。そして「8・6ヒロシマ平和の夕べ」も宗教を必要としない社会を求めているのでは。周六さんの説法に、なにも戸惑う必要はありません。私は先日母の納骨へ、住職の「白骨の章」何時聞いても胸に迫りますね。そういえば、「はだしのゲン」にも中沢さんが引用していました。「夫人間の浮生なる相を・・あなかしこ、あなかしこ」と。合掌
投稿: 小倉っ子 | 2017年8月31日 (木) 19時23分