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「8.6ヒロシマ平和の夕べ」これまでの経過⑧3.11避難者の声

先日お願いした「フクシマ子ども支援の会」へのご支援、本当にありがとうございました。この夏の保養兼甲状腺の検診は、今週末で終了します。今度は、秋になります。今、続いて検査をしなければならない子どもたちがだんだん増えてきて、その親子さんが断続的に来られる状況が続いています。

頂いたご支援はすべてその親子さんたちに交通費としてお渡ししています。皆様のご厚意、深く感謝申し上げます。
昨年、2016年の「8.6ヒロシマ平和の夕べ」ではこれまでも何度もお話していますように、福島から関西への母子避難者森松明希子さんと東京に避難している中学生の男子生徒さんがお話して下さり、参加者の胸を打ちました。

その森松さんは、今年は原水禁の女性部会でお話をされました。その時にいただいたのが、この本です。

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避難している方の声が、実名や匿名でたくさん集められていて、生の声を聴くことができます。いじめ問題も「いじめ被害の生徒の母」からの手記もあります。「逃げる勇気」と「助けてと言える力」とも。

それらを読むにつれて、こんな状況を作り出したのは、原発事故であり、原発を推進してきた政治そのものだということが実感できます。

森松さんのあとがきから。

『本書に登場する避難当事者は、3.11までは皆様と同様に、この国でふつうに当たり前の日常を送っていた、市井の人々です。ただ一つだけ違いがあるとするならば、3.11およびその直後に発生した東京電力福島第一原発事故の影響で、実際に「避難」を決断し、それを敢行した、ただそれだけなのです。日常の暮らしを営んでいた皆さんと変わらぬこの国で暮らしていた人たちの現実の声なのです。…』

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以上、ご案内しますね。多くの方に、現実の当事者の声に耳を傾けて頂きますように。

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コメント

被爆72年:間もなく「一麦窯」陶芸作品展ですね。前回初めて訪問、写真を少しかじっている私ですが、ハードルの高い作品展と感じました。そこでお願いがあります。「マグカップ等」の販売を計画して頂ければと、会場側との打合せによると思いますが、ご検討ください。今年も「困難に耐え乗り越えてきた作品」を感じたいと思います。

投稿: 小倉っ子 | 2017年8月31日 (木) 10時49分

小倉っ子様
前回の兄の展示会にいらっして頂いたこと、兄から聞きました。お礼状を出したいが住所やお名前がなかって困っておりました。今回は、ぜひお名前を書いて下さいませ。お申し付けの件、兄に伝えておきますので、会場でお声をかけて下さいませ。兄も喜びます。よろしくお願いします。

投稿: 河野美代子 | 2017年9月 2日 (土) 00時15分

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