東広島市福富町のレストラン・サンサーラ
私たちの8.6ヒロシマ平和の夕べの大切なスタッフ、中村周六さんが亡くなる直前、私に「Nさんの奥さんが福富町でフランス料理のレストランをしとるんよ。それでの、行って料理を食べてNと話をして来たんよ」と言われました。びっくりしました。
Nさんは、医学部の先輩で、後に病理の先生。奥様は、私たちが医学部の学生で解剖学の実習をしている時に学生の指導をして下さった優しい先生です。そのお二人が福富町に住んでいらっしゃることはもちろん知りませんし、ましてや、その私の先生でもある奥様が、フランス料理のお店をしていらっしゃるなんて、露ほども知らなかったので、本当にびっくりしました。
周六さんが死を意識して、おそらく学生時代に親しかった方たちにお別れに行かれたのだろうと思っていました。
そして、この木曜日、三次市の三和町の中学校に講演に行く時、どういうルートで行けばいいのか、ネットを調べていました。高田インターからかな?それとも、尾道松江線かな?というのを調べたかったのです。そしたら、意外にも、ネットは西条を通って、北へまっすぐに登るルートを示したのです。ホントかいな、と、いろいと道を追いかけていました。そしたら、そのルートは福富町を通ります。そして、周六さんの言葉を思い出しました。でも、町の名前とフランス料理しか聞いていません。お店の名前も場所も全く聞いていなかったのですが、もう少しネットで調べてみました。そしたら、三和中学に行く道沿いに、フランス料理のお店が一件ありました。もしかしたら、これなのかもと思って。でも、それ以上はわからないままです。
そして、三和中学に行く途中、そのお店があったので、半信半疑で入って見ました。ちょうどお昼時でお腹がすいてもいましたし、何か簡単に食べられたらと思いました。広い駐車場、素敵な外観。
この道を通って建物に。
中に入ると、昔と全く変わらない先生がいらっしゃいました。ああ、やっぱりそうだったと、ご挨拶をしました。最後にお会いしてから45年以上経ってますが、よく覚えていて下さいました。
メニューはコース、アラカルト、豊富です。私は急いでいることを告げると、では、早いのはこのヨーグルトのグラタンだと教えて下さいました。それをお願いして、お店を見て回りました。店内は広く、お二人の女性が食事に来ていらっしゃいました。
新鮮で美しいサラダ、ヨーグルトのライスグラタン、パンはチーズが入ったの。どれもおいしく戴きました。お二人連れは、ランチプレートでしたよ。私も時間があったら戴きたい所でした。
帰り見送って戴きました。こんな静かな所でゆったりと過ごしていらっしゃる様子、うらやましくもありました。
ホームページはこちらにあります。
http://www.sansara.jp/
御馳走様でした。お会いできてうれしかったです。今度はゆっくりお伺いしますね。
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コメント
自分の学生時代のお世話になった教授のおくさんが経営してるなんてすごい。そんなところに教え子が40年後ふらふら来るなんて素晴らしい。そういうはなしを聞くと自分もお世話になった教授や同級生やダメンズの最高峰たる元彼はどうしてるのか伺いしりたい。そういうはなしを伺うと胸があつくなります。
投稿: 愛ちゃん | 2017年7月 9日 (日) 13時57分