首相の答弁、巨人軍、LGBTの研修会
昨夜は、つい遅くまでリアルタイムでアメリカ上院議会の中継を見てしまいました。トランプ氏に解任されたFBIのコニ―前長官の公聴会です。大統領選挙中のトランプ陣営とロシアとの関係の疑惑の捜査へのトランプ氏の捜査妨害の疑惑についてです。
これを見ていて、なんと日本の国会と違うことよと思いました。聞いていることへの返答が即座にキチンと出ます。日本の国会での首相をはじめとする政府側の答弁、記者会見での官房長官の発言があまりにひどくて。
安倍首相は、議長に注意されてもなんのその、回答にならない脅しを延々と口汚くののしります。かつては政治家と言うのは、もっと言葉に重みがあるものだし、もっと賢い人であったと思います。そうでないと、一票を入れてくれた人に対して申し訳ない事であると。賢くない言葉一つで即クビが飛びました。
質問をする野党の人も、国民から選ばれて出て来ている人です。言葉だけではありません。少し前、野党が質問している最中に安倍首相がアアッと大きく手を挙げて伸びをし、立ち上がって、ズボンのボタンをはずしてシャツをズボンの中に収めるめるという、あまりに失礼な態度を取りました。この時、私は本気で一刻も早く安倍さんを首相から降ろしてほしいと思いました。与党の人たちは、よくこんな首相で耐えているなあと。自分自身も貶められているような気持ちにならないものかと。
読売新聞やNHKをはじめとするマスコミのみなさんたちも。ここに来て、やっとすこーし方針が変わってきたかな?と思えることもありますが、まだまだ。政治、行政、教育、マスコミ、司法、すべてへの圧力、脅しが横行し、総理のお友達だけがいい思いをしている日本は、今、完全に三流国家に成り下がっています。世界に対しても、子どもたちに対しても恥ずかしいです。
何とかしなければ。
それに、これは全く別の事ではなく、一体の物と思いますが、読売新聞の紙面にはもちろん、政界にも巨人軍にも強権を持っているボスがいて。金に飽かせて大量に選手を取りまくって、それが全く機能していない今の巨人。巨人が負けるとうれしかった私も、さすがに気の毒になって来ました。高橋由伸監督の暗ーい、悲しそうな顔を見ると、何かかわいそうで。この人、早くこの立場から逃れさせてあげた方がいいのではないかと。我慢してボロボロになる前に、つらいことからは逃げてもいいんだよと、これはいじめでつらい子どもに伝えたいことです。それを高橋監督にも伝えたいと思います。そうでないと、余りの気の毒です。
次回の性教協広島サークルの例会のお知らせをします。今度全国大会に持って行くその予行演習を兼ねます。中島さん、城さん、それに私の三人がそれぞれの立場から発表します。
LGBTについて取り組もうと思っている方、ぜひ参加して下さいませ。とても充実した会になると確信しています。
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コメント
先生の論説は、読売新聞はよまないし、巨人軍も嫌いというか高橋監督はかわいそうだと思いながらも、13連敗はかわいそうだし、その理由は、オーナーにある。明解な野球と政治の解説だと思うから広島の地元紙に一つコーナーをもったらいかがですか?それにしても、読売新聞の渡辺主筆は頭がおかしい。渡辺主筆はもと共産党員らしいです。
投稿: 愛ちゃん | 2017年6月 9日 (金) 13時32分