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山城博治さんのスピーチ、歌。

話が行きつ戻りつしてすみません。横川シネマで見た「標的の島 風かたか」。この映画で沖縄の運動のリーダーの山城博治さんの「人間的魅力」と書きました。それにつき、もっとちゃんと書かないと、と思いました。

映画の中で、高江のヘリパッド建設に反対して、沖縄の人々が道路に座り込み、トラックの荷台に乗り込んで抵抗します。全国から来た機動隊に、座り込んでいる人はごぼう抜きにされ、トラックから引きずりおろされます。一人の女性は、逆さづりにされ、ロープで首が閉まり、意識を失います。 その時、山城さんは、「白旗を掲げました」。このままでは、けが人、死者が出ると、映画を見ていた私たちでも、ハラハラとしていました。「みんなやめろ。やめろ。トラックから降りろ」


女性は救急車で運ばれ、その時、山城さんは、道路に突っ伏して、ワンワンと泣きました。

その山城さん、5か月間の拘留の末、釈放されてまだ間がない4月19日、日比谷の野外音楽堂でスピーチをしました。スピーチの最後に、歌を歌います。1968年、パリの5月革命の中で歌われた有名な歌、「美し5月のパリ」。日本では、加藤登紀子さんの歌でヒットした懐かしい曲です。私も学生時代によく歌いました。その元歌に、山城さんが作詞した替え歌「オキナワいまこそ立ち上がろう」です。

この歌を聞いて、なんとも言えない感情が湧きあがりました。夫に「悪いけど、山城さんにほれたわ」というと、夫は「うん。いいよ」と言いました。夫も惚れたみたい。

この集会に先駆けて、参議院の議員会館で院内集会が開かれ、そこでの山城さんのスピーチ。これに「共謀罪」の怖さが語られています。


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2015年8月30日、国会前の戦争法反対の集会です。共謀罪が成立すると、このような集会はできなくなるでしょう。

山城さん、私は私で広島で頑張ろうと思います。怖い国へ突き進んでいるけれど、ささやかでも、できることをしようと思います。

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