性暴力被害者サポートひろしま続きです。
もう少し、昨日の追加です。「性被害ワンストップセンターひろしま」について。
県からの委託を受けたのは「性暴力被害者サポートひろしま」です。ここで、「性暴力」について誤解をされないように説明しますね。ワンストップセンターとは、レイプされた人がSOSを求める所と思われがちですが。
「性暴力」イコール「性犯罪」ではありません。性犯罪は性暴力に含まれます。でも、実際SOSを求めて来られる方は、様々です。
ちかん、DV、デートDV、セクハラ、そして、過去に受けた被害を心に抱えている方、子どもの身内からの被害など、とても広いものなのですね。それに、忘れてはならないのは、LGBT、性的マイノリティーとして置かれている方への様々な嫌がらせ、いじめなども含みます。
それから、緊急に病院を受診した方がいい場合、警察に相談した方がいい場合など、付き添いをしますし、その医療費は公的負担があります。緊急避妊、性感染症の検査、さらにレイプで妊娠した場合の中絶費用などの医療経費。また、弁護士さんへの相談費用、心理カウンセリング費用など。これらは、警察に届け出をするか否かとは別問題で、警察に行かない場合でも、ワンストップセンターを通して、公的補助があります。
過去の事件での心の負担も、弁護士さんやカウンセラーに紹介することもあります。
とにかく、悩むよりも電話をしてきて欲しいのですね。電話での窓口には、適切に対応できる人がそろっています。ご本人だけでなく、ご家族や友人の方からの相談も受け付けますね。
もう一つ、電話の窓口は、適切なところに繋ぐこと。電話でカウンセリングをするのではなく、カウンセラーに繋ぐことでもあります。悩みを毎日電話してきて、話し相手になるというのとは、少し異なります。そのような時には、カウンセラーに繋ぐとか、適切に対処いたしますね。
少しでも性暴力で悩む人が減りますように、その力になりたいと思います。
さてさて、カープの試合があるようになると、毎日の生活に張りがあります。
先日スーパーマーケットでびっくり。カープのグッズが何もかも。でも、こうなるとちょっとやり過ぎてすね。
ラップ、かっぱえびせん、ラムネ、ラーメン、カレー、麦茶、インスタントコーヒー、ふりかけ、お酒、梅酒・・・。以前は希少価値があったけど、こうなると、却って買う気も失せてしまいました。
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コメント
セクハラでも相談にのってくれるなら労組や町の弁護士よりも頼りになりますね。
投稿: 愛ちゃん | 2017年4月 7日 (金) 08時09分