「8.6ヒロシマ平和の夕べ2017」⑦平和講演は永田浩三さん
8.6ヒロシマ平和の夕べの平和講演は、永田浩三さんにお願いしました。
永田さんは、元NHKのプロデューサー。ETV2001「問われる戦時性暴力」では、政府による介入で番組が改編されたと、裁判まで行われた、その当事者として、法廷でも証言しました。
それは、自著「NHK、鉄の沈黙はだれのために」「NHKと政治権力番組改変事件当時者の証言」等に詳しく書かれています。
今年の3月5日、永田さんのお話を聞きに行きました。それについては、ここから三日間にわたって書いています。
http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/wein-921a.html
永田浩三さんは、1954年生れの、広島の被爆二世です。お母様は、爆心地から800メートルの所で被爆されました。最近書かれた本です。
戦後、被爆直後、広島はGHQにより、厳しい情報統制が敷かれました。そんな中、「ちちをかえせ、ははをかえせ・・・」の峠三吉をはじめとして、四国五郎など若い文化人たちは、厳しい弾圧をくぐり抜け、作品を作り、世に原爆の惨状を訴え続けました。それらの関係者の証言を詳しく取材し、苦悩に満ちたヒロシマの若者たちの人間模様を描いています。
今、大手のマスコミ、特にNHKが政権への批判的な報道ができなくなっていると言われます。そんな今年の8.6にヒロシマでお話戴くのに、もっともふさわしい方であると思います。
どうぞ、永田浩三さんのお話に期待して下さいね。
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コメント
NHKのディレクターの著作物があるなんてしりませんでした、初めてききました。機会があればぜひとも読みたい。
投稿: 愛ちゃん | 2017年4月18日 (火) 13時12分