カープの選手に胴上げしてもらった?
私は今日、診療後東京に向かいます。明日、私にとっては大きなテーマの講演をします。これが今年度最後の講演になります。これが済むと、やっと少し楽になります。考えてみると、今年もいろいなテーマで講演をしてきました。それぞれ準備がなかなか大変で。
定番の中・高校生への講演はそれぞれの学校で少しアレンジすればいいだけ。大人にむけての思春期の子どもの性教育も同じく。性教育をする立場になる教育学部の大学生にむけて。障がいのある子どもたちの性。熟年の性。性教育バッシング。性同一性障害の治療。性暴力。性虐待。キャンパスセクシャルハラスメント。そうそう、「聴衆の心をつかむ私の工夫」というのもありました。
そして今回は「特別養子縁組のしくみ」です。
単なるしくみだけだと簡単ですが、もし特別養子縁組をしなけばならない患者さんに出会った時に心がけること、その後、子どもと実親、養親はどうなる?どうケアしなければならないかなどを含めてお話します。ああ、この準備も大変でした。自分自身して来たことに加え、様々な情報を集め、その中から取捨選択、どういう順番でお話するか。配布資料をどう選ぶか、そして、臨床的なこと、法律的なこと、私の特徴である実話をどう入れるか。それがあって初めて心がこもった講演になります。などなど、十分時間をかけて、しっかり準備ができました。
一年間の集大成のつもりで話そうと思います。
さて、久しぶりにカープについて。昨年は、本当によく泣きました。いよいよ開幕ですね。今年も大丈夫、十分楽しませてくれると思います。私の取って置きの写真です。あはは、まあ見て下さい。カープの選手に胴上げしてもらっています。こっち向きですが。
もう少し前になります。1月25日、職場の近くのエディオンで、カープのセリーグ優勝のトロフィーの展示を見に行きました。ティファニーのトロフィー、私はまだ見ていませんでした。これです。
この展示の裏に、カープの選手の胴上げのでっかい写真が横向きにしてあったのですね。何?と見てみると、ああ、そうか。こうしてバンザイをして写真を撮って90度回転させれば、まるで自分が胴上げしてもらっているようになるのですね。足元が御愛嬌ですが。
もう、面白いけれど、でも私、正面向きでなく右向きになって写真を撮ればもっとリアルになったのにと、ちょっと残念ではあります。それに、カープのユニフォームも着て、もっと準備万端整えて写して置くのだったですねえ。
さあ、明日は少し緊張しますが、頑張って来ます。
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コメント
特別養子縁組みを選択しなければならない状況っていうのはとても辛いことであるのは確かに存在します。つまり助からない人はたくさんいます。そういう代案をだしてくれる先生も素敵です、色々な団体の条件をみるとやっぱり厳しいと感じます。だからこそワーキングパワーバランスなどを整備してほしい。職場から妊娠したら中絶しろ、妊活をするんだったら首だと経営者からいわれました。恐ろしい国になってます。全く特別養子縁組みの条件もきつい、職場の無理解が続くならぞっとします。
投稿: 愛ちゃん | 2017年3月18日 (土) 20時41分
昔から、里親や養子縁組みをしてきた方から、治療を続けて効果がなかった方に流れが変わりましたが特別養子縁組みについて大半は、できない年齢が夫婦どちらあるいは、夫婦共になってます。ある程度治療して可能性が低いのなら代案をだしてくれる先生やどれ位治療をしてきた方を考慮するポイント制度にしてほしい。なんか社会的福祉を考慮しつつも治療してきた過去を理解する幅広い制度になりませんか?今の制度のままだと特別養子縁組みを受けられる人は高い治療費を払ってかつ特別養子の諸費用払える人は相当のお金持ちではないでしょうか?ずっと違和感があります。だからこそ治療を期限をきめてうけてますが、なんか違うと思いました。他人様のお子さまを預かるから厳しいのはわかりますが寂しさを感じ得ない。
投稿: 愛ちゃん | 2017年3月19日 (日) 08時09分