中海干拓事業の住民運動など・中川健作さん
昨日は、8.6ヒロシマ平和の夕べの実行委員会でした。今年の会について、いろいろと懸案しています。その内、皆様にもご案内しますね。
その会でもも話しましたし、皆様にもご報告しないままでしたので、改めてここにご報告です。
先日何回かに渡って書いた宍道湖・中海の干拓について。前回は、その干拓の農水省の委員であった伊達善夫先生の御本についてでしたが、その干拓をほぼ完成してからストップさせた背景には、粘り強い住民の運動もありました。
特に、中海の干拓、淡水化にについて米子市会議員の中川健作氏の運動・議会での働きもありました。
8・6ヒロシマ平和の夕べの実行委員で2012年7月に島根原発の勉強に松江に行った時、島根原発の中国電力に交渉し、原発についての講義を受け、「さよなら島根原発ネットワーク」の芦原さんにも講義をしていただきました。それらの手配を引き受けて下さったのが、中川健作さんでした。その時の写真です。
その時のブログは、以下にあります。
http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-f212.html
http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-8322.html
そして、翌年3月、大腸がんが発見されました。市会議員も退任し、闘病生活に入られたと。それを聞いていて、2014年7月に「さよなら島根原発!大集合」にやはり平和の夕べの実行委員で松江に行った時、米子を回って、中川氏に会いたいということになり、連絡を取りました。が、中川氏は、日曜日には教会に行くから、とのことで会うことが出来ませんでした。
そして、2015年5月30日に永眠されました。
以下、岡山市会議員のおにきのぞみさんのブログに中川さんが亡くなった事が報告されています。
http://yaplog.jp/niji_oni/archive/2282
おにきさんのブログに案内されていた中川健作さんについてです。
私たちの御縁のある方たちが次々と亡くなられ、段々と寂しくなっています。残された私たちがどう頑張るか、そして、どう後継者を作るか、それが問われているのですが。これにつき、明日にも続きます。
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コメント
すごく住民運動に熱心な議員さんがおられるのはすばらしい。出雲の宝だとおもうのでぜひとも、住民運動を続けてほしい。きのう、東京新聞で重度の障害のある婦人の望む出産した記事を東京新聞にのっていて、絶対にこれからはNICUがある産婦人科が必要だし、母体が重い疾患があってもチャレンジできる社会にしなければ一億総活躍社会にならないと感じ地域の新婦人の事務所にその記事をもって要望してみます。河野先生はまっとうなことをしてる産婦人科医だとますます感じがんばって下さい。
投稿: 愛ちゃん | 2017年1月30日 (月) 11時00分