「新井貴浩物語」
今、カープの関連の本がたっくさん出ています。もう、数えきれないほど。これだけ出ていると、何を買ったらいいのか、何を読みたいのか、分からなくなってしまい、買う気も失せてしまっています。だから、何にも買わないでいました。
が、私の好きな南々社からこれが出ると知った時に、これは欲しい!と思い、即予約をしました。それが送られてきました。発行日は12月20日です。すぐに、夢中で読みました。
これは、単なる新井選手の生い立ちの本とは違います。新井選手と、小学校の担任のブツエン先生と、そして「はだしのゲン」の中沢啓治さん、三人の熱い物語です。
いろいろな教育現場の問題がある中で、こんな先生がいるというのも、救いです。平和教育に熱心な先生。一人一人の子どもを大切に育ててきた先生。本の帯の裏側には、
『「逆境」「反骨」「全力」 三人の男たちの誓いは、老若男女が人生を生き抜くための熱いメッセージ』
と書かれています。三人の交流は熱く、胸を打ちます。ああ、中沢さんが、もうちょっと長く生きていらっしたら。新井選手のカープへの復帰と、今年の優勝をどれだけ喜ばれたことかと、泣けてきます。
私は、この三人の他に、中に書かれている、新井選手の御両親にもうたれました。若い選手をかわいがる新井選手のやさしい性格の形成には、とても厳しく育てた両親の影響もあります。小さいころから、弱い者いじめをする人は許さなかった新井さんです。
これは、子ども、若い人、そして大人のみんなに読んで欲しい本です。
2012年、12月19日、もうすぐ中沢啓治さんの命日がやって来ます。
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ぜひ覗いてみて下さい。
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コメント
すごい熱血先生がおられるんですね。神ってる男の子ども時代の話を本屋で買って読んでみたい。
投稿: 愛ちゃん | 2016年12月14日 (水) 10時04分