盛岡誠桜高校で。
無事、岩手県の盛岡誠桜高校に行き、深夜に帰ってきました。
誠桜高校には三年に一回行っていて、今回が6回目、16年のお付き合いになります。そもそもは、女子校でしたが、2013年から共学校になりました。前回行った時には、一学年に20人ばかりの男子生徒がいるだけでした。でも、今回行った時には、もう、元女子校というのはすっかりなくなって、自然な共学校になっていました。
後ろが岩手山、前に高松の池がある、風光明媚なところにあります。池の向かいから撮りました。鴨が泳いでいます。白鳥も一羽いました。後ろに新校舎、右の後ろが体育館、一番右が寮です。
池の周りは、散歩道で、春は桜、秋は紅葉が美しい所。私もここに来て、池を回るのが楽しみなのです。
生徒たちは、来校者の私に、男性も女性も次々と「こんにちはー」とあいさつをしてくれました。講演も、やはり中学生に話すのと違って高校生には制限もなく伸び伸びと話せるし、一生懸命聞いてくれて、反応も豊かで、話す私も楽しめました。生徒のお礼の言葉も、その場で考えながら、自分の言葉で語ってくれてうれしかったです。「自分の生き方を考えることができました」と。
行きは花巻空港まで養護の先生が迎えに来てくださいました。帰りは盛岡駅まで。そこから東北本線の列車で花巻空港駅まで。そこからはタクシーです。
車の中で先生といろいろと話すことが出来ました。今、一年生はみんな同じカリキュラムで学び、二年からいろいろと希望のコースに分かれます。共学になってはじめての学年で、男子生徒が一人、家政科のコースに行ったのだと。家政科は、主に被服を学びます。女子の中に一人だけの男子で、でもよく頑張って、なんと「歌舞伎座」に就職したのだそうです。「着付け師」になると。それはすごいねえ。すごい所に就職したねえ。よく頑張ったねえと、感心しましたよ。
また、専攻科に「子ども未来科」、保育士になるコースを作って、卒業生を受け入れているとの事。その充実した施設も見せて頂きました。
少子化の時代になって、私学の経営はなかなか大変でしょうが、いろいろな工夫で頑張っていらっしゃることがよくわかりました。
また、三年後も無事行けますように。先生方、生徒のみなさん、楽しいひと時をありがとうございました。
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コメント
男子で被服科?で着付け師。就職先は歌舞伎座。すごいですね。あり得ない。確かに我輩の母親は免許だけの着付け講師ですがそういう就職先はあるんですね。保育の高校専科があるんですね。短大は作らないということでしょうか?以外です。私事ですがこれから四回目の凍結胚の移植手術です、河野先生から伺うお話は色々びっくりですが、今日もびっくりで楽しいです。
投稿: 愛ちゃん | 2016年10月14日 (金) 12時29分
おはようこざいます。NHKの毎朝ラジオの今日は何の日のコーナーで初めて気がつきましたが、はじめてリーグ優勝した今日こそ勝って日本シリーズを決めてほしい。昨日は残念。横浜は油断なりません。
投稿: 愛ちゃん | 2016年10月15日 (土) 08時26分