日本シリーズ、黒田さん・沖縄大阪府警
胸がモヤモヤして、気分がすぐれません。
一つには、今日から始まる日本シリーズ。昨日、緒方監督が、引退表明をした黒田は、第三戦、札幌ドームで先発と言ったことです。
なぜ黒田がこのタイミングで引退を表明したか、それは日本シリーズの前に発表して、ファンの前で最後の投球をしてお別れをしたいと、そんな思いであったと捉えていました。
それなら、第二戦が黒田だと思っていたのです。やはり、広島のズムスタで真っ赤の広島のファンの前で最後の投球を、と。
監督は、当然、このシリーズに勝って日本一になるための作戦をいろいろと考えているのでしょうが。それが何なのかはわかりません。大勢の前で黒田が打たれて、負け投手になるのを避けさせたいと思ったのでしょうかねえ。打たれても、負け投手になっても、それは覚悟の上。それを上回る作戦を取ればよい、中継ぎやバッターや、みんなで頑張ればいい、なんて、甘いのでしょうね。
もう一つ。沖縄での大阪府警の機動隊員が言った言葉と、大阪府知事のそれを上回るひどい発言についてです。
毎日新聞ウェブ版からです。
米軍北部訓練場(沖縄県)のヘリ離着陸帯移設工事現場に派遣された大阪府警の機動隊員が抗議の市民らに「土人」などの差別的な発言をした問題で、大阪府の松井一郎知事は20日、「発言は不適切だが、個人を徹底的にたたくのは違うのではないか。相手もむちゃくちゃ言っているのに、すべて許されるのか」と述べた。府庁で記者団の質問に答えた。
松井知事は、「ピストルや手錠と権力」を持つ警察官と、自分たちの土地や生活を守ろうと、まさに丸腰で運動をしている人たちと、まったく同列に捉えています。権力を持つ者は、持たない人たちの人権を守るべく、しっかりと教育されなければならないはずなのですが。
それから、その発言をした大阪府警の警察官の言い訳です。朝日新聞デジタルから。
監察室によると、男性巡査部長(29)は18日午前9~10時、「どこつかんどんじゃ、ぼけ。土人が」と発言。男性巡査長(26)がほぼ同時刻、近くで「黙れ、こら、シナ人」などと言ったという。巡査部長は10日、巡査長は11日から現地で警備にあたっていた。
巡査部長は「(抗議する人が)体に泥をつけているのを見たことがあり、とっさに口をついて出た」、巡査長は「過去に(抗議する人に対して)『シナ人』と発言する人がいて、つい使ってしまった」と説明。2人とも「侮蔑的な意味があるとは知らなかった」と話した、としている。
府警は同日付で2人を監督していた男性警部(41)も所属長口頭注意とした。
高木久監察室長は「誠に遺憾。今後このようなことがないよう指導を徹底する」との談話を発表した。
はあ?からだに土をつけているから、土人?侮蔑的な意味があるとは知らなかった?こんな言い訳にもならない言い訳をしているなんて。
もっと勉強しなければならないはずです。でも、トップに立つ知事がこんな具合なのだから。
沖縄の人たちに、本土の一人として、ただだ申し訳ないとしか言いようがありません。情けないことです。
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コメント
確かに、ホームグラウンドで先発投手のほうが日本一になれるかも。ヘイトスピーチも実は大阪府から発信されているし、その象徴として事件としてわさび事件があるんだか大阪は品性を知事から疑いますね。おかしいのがはじまったのは、ハシモト弁護士からだと思いますがどうなのでしょうか?
投稿: 愛ちゃん | 2016年10月22日 (土) 09時37分
カープが勝ってよかったです。明日の黒田さんに期待しています。黒田さんをフルに使って欲しかったです。
投稿: 愛ちゃん | 2016年10月22日 (土) 22時21分