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岡山日帰りバス旅行③

私は今、伊丹空港のそばのホテルにいます。朝早い飛行機に乗らなければなりません。

山形で広島と福島の話をすることにしているのですが、今問題なのは、子どもの甲状腺がんと、低線量被曝の人体に対する影響などです。ここの所中国新聞が「低線量被曝」の連載をしています。特に昨日の記事は、これは話にとりいれなければと、急きょスライドの追加です。まだよく解明されていない低線量被曝。

「爆心地から2キロ離れた場所で被爆した人でも、脱毛などの急性症状を経験している。被曝線量が10ミリシーベルト以下とわずかでも、後に疲労や体のだるさに苦しんだ人がいる。」

広島大学の星正治名誉教授は、カザフスタンで動物実験を行っています。「その結果、外部被曝線量が最大5.75ミリグレイでも、肺の内部被曝は最高100ミリグレイに達していた。内蔵のダメージも明らかで、そもそも低線量被曝とはいえない可能性すらある。」

「大瀧慈名誉教授たちの研究がある。原爆投下の直後から翌日にかけて爆心地近くに入った人たちの死亡率が高いことを疫学調査から明らかにした。」

「原爆投下から71年を経てもなお残る被爆者研究の「空白」。それを埋める試みは科学界が蓄積してきた「常識」への挑戦にも映る。」

本当にその通りなのですが。福島で、なお線量が高い地域に帰還させようとする動き。低線量被曝は人体に影響はないとさかんにいっていますが。

胸が痛いことです。お年寄りならともかく、細胞分裂の活発な子どもたちは将来の健康がとっても心配です。

さて、昨日の続きの岡山の旅。

ドイツの森には、ひまわりの迷路も作られていました。背丈よりも高いひまわりの中をあっち行き、こっち行きしました。

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ドイツの森で買った物です。ドイツパン、迷ってチーズパンにしましたがバッグの中でとってもいい匂いでした。スペアリブやソーセージなどです。すべて子どもたちにクール便で送りました。自分たち用にも買っておけばよかったと後悔しました。

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それから、今回の旅には、お土産がどっさりついていました。

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こんなおまけがうれしいのです。夫は「それらも入れてツアー料金を決めればいいだけのこと」と、無粋なことをいいましたけど。おまけも含めて、大満足の旅でした・・・。
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岡山日帰りバス旅行②

昨夜のカープ、まあ、何とも・・・。診療を終えてタクシーで球場に向かっていた時には、まだ5対3で運転手さんも「これくらい追いつきますよ」球場に着いたら「しっかり、頑張って応援して下さい」と激励されたのに。球場で席に着いた時には、もう8対2ですよ。まあまあ。

まあね、野村君でも、時には調子悪い時もあるよ、でも・・・。その後のピッチャーの継投。いただけませんねえ。次から次から。監督は、早々と試合は諦めて、二軍から上がった投手の練習の場としたのでしょうか。でも、それでは満員のファンに失礼な話です。

9回の裏の始まり。それでも残ったファンは「ぼくらのカープ」を一生懸命歌いましたよ。涙ぐましいものです。ファンって、ありがたいですねえ。よく見ると、これだけスカスカの球場も珍しいです。ああ、やれやれ。こんな試合を見に行ったとは。
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今日は黒田さん。昨日の痛手が一晩で癒えて、闘志一杯になれるでしょうか。私は新幹線でネットを見ながら応援です。明日は山形です。

さて、岡山。

昼食でお腹一杯の後は「ドイツの森」に行きました。

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広ーい森。とても回れるものではありませんので、さっさと場内一周のバスに乗りました。これでゆっくり場内見学です。私は、こんな遊園地の乗り物みたいなのが大好きです。

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すみません。明日に続きます。もう少し、買い物とかお土産とかを書きたいのです。

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岡山日帰りバス旅行①

昨日の岡山への日帰りバス旅行。自然を満喫してきました。

まず、笠岡の「道の駅ベイファーム」へ。ひまわり畑と聞いていましたが、もう第一弾のひまわりは済んでしまって、次はもう少し後なのだと。でも、コスモスが咲いていました。

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ここの道の駅では、葡萄や桃、などの果物や、漁から上がったばかりのイカやエビ、様々な魚などが、信じられないほど安く並んでいました。ああ、帰りなら買ったのに、残念。でも、桃は息子の所に送っておきました。

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こんな川沿いにどんどん北に登って、バスを降りて小さな川沿いの山道を歩いて行き、小さな古い無人の神社に出ました。誰を祭ってあるのかよくわからないけれど、お賽銭を挙げて拝みましたよ。その神社の裏に滝がありました。琴弾の滝と言います。

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そこの後、いよいよ昼食会場です。和牛と黒豚のシャブシャブ、岡山名物祭り寿司、そうめん、ハモの吸い物、わさび豆腐などなど。ごちそうで食べきれません。ここで果物の食べ放題も。シャブシャブもお寿司もそれはおいしくて。お寿司は半分、そうめんは一口だけにして、果物に備えましたよ。

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白桃はロイヤル、葡萄は巨峰、メロンは本物のマスクメロン、どれもこれもおいしいのですが。でも、そんなに沢山食べられる物ではありません。桃なんて、一つともう一つ姉と半分ずつで、もうお腹一杯。メロンの追加をして、それで限界です。

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この後、「ドイツの森」に向かいました。明日に続きます。

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今日は日帰りバス旅行です。

性教協夏期セミナーの配布資料は、ちゃんと26日の指定日に山形に到着するように送りました。スライドは結局動画五つを含めて、153枚。印刷はA4で28ページ。これを50人分。我ながらよく作ったと思います。準備万端です。

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「8.6ヒロシマ平和の夕べ」のフライヤーを市役所の記者クラブの各社の戸棚に投げ込みに行きました。さっそくにA社からお電話がありました。ありがたいことです。

「平和の夕べ」の資料を作って、手話通訳の会に送りました。下準備をして頂いた方がいいと思って。

当面すべきことはすべてやり終えました。

そして、今日は、姉と一緒に阪急旅行社のバス旅行に行ってきます。行先は岡山。桃やブドウやメロンなど、五種の果物食べ放題と、果物やお野菜のお土産がどっさりあるのだそうです。

 日帰りですが、マイナスイオン一杯の滝や、ドイツ村や、ひまわり真っ盛りのファームなどに行くのだと。私が運転しなくてもいいのがうれしい。居眠りしても大丈夫です。自然の中で、のんびりしてきますね。7時50分、広島駅集合。とと姉ちゃんが見られないのがちょっと残念です。

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障がい者施設での殺人事件に思う。

今朝は、ブログを書いて、ちょっと調べ物をして、さあアップを、と思って、パソコンの操作ミスをしてしまいました。アッと思った時には、時すでに遅く、すべて消えてしまいました。また急いで書く気力も時間もなく・・。お昼は休みがほとんどなく・・・。今、やっと診療を終えて、パソコンに向かっております。やれやれです。

大変嫌な事件が起こってしまいました。今回の事件を聞いて、すぐに浮かんだのが「○○人をぶっ殺せ―」というヘイトデモをしている人の姿です。今、その一人がなんと東京都知事選に立候補していて、その方のホームページを見ると沢山のネトウヨの若者たちがコメントを寄せています。読んでいると、とてもつらくなります。この青年たちは、どうしてこのような考えを持つようになったのだろうかと思います。どのような教育を受けて?と。

次に浮かんだのが、ドイツナチスのガス室です。ガス室に送る人をどうやって決めることが出来たのでしょう。そんな残酷なことがなぜできるのでしょう。

「人を殺せ」と言う人は、どのように選別して殺す相手を線引きするのでしょうか。

障がいを持っている人は、今回の犯人にとって、なぜ殺すべき対象になったのでしょうか。

彼自身の生い立ち、だれからどのような教育を受けてきたのか、どうして彼はその施設で働くようになったのか、その施設でどのようなことがあったのか、なんにもわかりません。

わからないけれど、「人」の捉え方が何か違うと思うのです。

私は、今年の初め、障がいのある人の性教育の講演をするために、奈良の生駒に行きました。そこには、障がい児の施設で働く人たちが沢山いらっしゃいました。みんな明るいのです。生き生きと働いていらっしゃるのです。そのスタッフの多くの方たちは、自ら、障がいのある子どもを育てていらっしゃいました。その後もフェイスブックや通信を通じて様々な活動を知らせてもらっています。

この社会には 様々な人たちが生きています。みんなそれぞれの喜びや苦悩を持ちながらも、懸命に生きている、その人生をだれも邪魔することはできないはずです。

私は、だれも、どんな人をも殺してはならないと思っています。だから、死刑もあってはならないと。

これは、ネットに乗っていた記事です。

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ぶっ殺せだの、安楽死だの、決して言ってはならないはずなのに。みんなが生き生きと生きられるような社会にしなければならないと思っています。いくら理想論だと言われても、私の医師としての原点はそこにあると思っています。

今回の犯人の行動の背景に、ヘイトデモだの、出生前診断だのが入っていなかったかと。それが頭から離れず、とても憂鬱な一日でした。

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私流宮島の歩き方④

海岸沿いにゆっくり帰っていると、裏からの厳島神社と五重の塔が見えます。

そして、満潮でも残っている小さな砂浜に出ます。多くの人がここで写真を撮ろうとしています。もうすぐ陽がくれる、夕焼けの海と鳥居を撮ろうとしているのでしょう。

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そして、みるみる陽が暮れて、海が金色になって来ました。

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鳥居の右に写っているのが、遊覧船です。見ていると、その遊覧船は、鳥居の下をくぐっています。

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この遊覧船については、かき氷を食べた「清盛茶屋」のおかみさんから、ぜひ乗ってと勧められていました。次の便に乗れるように、それ、急ごうと、港のそばにある受付に行きました。次の便に乗せて下さいと。そしたら、私の前で定員が一杯になってしまって、ああ、残念。その次からもすべて予約で一杯でした。夜遅い便は、真っ暗な海に鳥居がライトアップされて、それは幻想的なのだそうです。

今回は、まったく準備もなく、遅い時間からの行き当たりばったりでの宮島行きでした。でも、特に姉は何十年ぶりかの宮島行きでしたので、それなりにのんびりと楽しんだようです。ロープウェイ、水族館、遊覧船。これらはすべて逃してしまいましたが。今度はゆっくり時間を取って行きましょうね、と、お話しした次第です。

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私流宮島の歩き方③鹿の喧嘩

昨夜のカープ、疲れました。黒田さんの大記録達成で緊張が切れてしまったのでしょうか。何しろ、試合がダラダラ。やっぱりピッチャーですね。テレテレと何度も牽制したりして、リズムがなく。まあ、こんな日もあるさ、で、8回の表の途中で帰りました。

昨日の日曜日は、作り上げた性教協の配布資料を送ったり、8.6ヒロシマ平和の夕べの会議をしたり、カープから帰ったらゆーぽっぼだったしで、目いっぱい忙しくしました。

さて、宮島です。スクープなんて、大げさなことを書きましたが。帰りに鹿の喧嘩を見たのです。

観光客らしい男性が持っていたおせんべいみたいなお菓子を一頭の鹿がしつっこく、くれくれと付きまとっていました。逃げようとする男性に飛びかかるようにして、とうとうお菓子の袋を口で払い落としてしまいました。

 そこに、別の鹿が一頭来ました。そしたら、鹿が立ち上がって、殴り合いを始めたのです。

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車の前の地面にお菓子が散らばっています。びっくりして見ていると、細い脚で何度も立ち上がって、殴り合っています。後から来た方が少し大きいのかな?防衛する方は必死です。

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そして、パンチが見事に入りました。

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私は、鹿の角と角を突き合わせての喧嘩しか知りませんでした。カンガルーみたいにパンチをしあうというのは。ネットで調べても、角でするのしか出てきません。でも、調べて調べて、やっと一つだけありました。立ち上がってピョンピョンと立ち向かって行ってお腹で突き飛ばすというのもありました。

お腹を空かせた鹿は、なんでもします。以前、福島からの保養の親子とお弁当を食べていたら、大きな鹿が来て、襲われました。必死で防衛しようとして、私は手を噛まれましたよ。

外国からの観光客で、船に乗るために待合室にいたら、鹿が入ってきて、手に持っていた切符を奪って食べてしまったということもありました。日本にいる間、すべての列車にも乗れる周遊券ですので、それは大変で、再発行されることもなく、お気の毒なことでした。

人間相手だけでなく、鹿同志、激しく喧嘩し合うというのもありうることですね。貴重なものを見せて頂きました。

 

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黒田さーん、おめでとう!!

昨夜のカープ、本当に感動。黒田さんの200勝、三度目の挑戦で、ドキドキ。でも、もう診療中にルナのスリーランが出たのをアイパッドで知って、気持ちが楽になりました。後は早く帰ってテレビにかじりつきましたよ。(地上波もBSも放映せず、我が家はスカパーには入っていないけれど、CSなので見ることが出来ました) 写真はすべてテレビの接写です。

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黒田さーん、もう、勝ったとたん、涙、涙です。それは、記者会見での「両親はもういなくって、報告できないのは寂しい」と言った時、私の中では最高潮でした。両親がこれを知ったなら、とても喜んでくれたでしょうと。元プロ野球の選手のお父様、高校の体育教師のお母様、お二人とも早くにがんで亡くなっているのですね。

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広島に帰ってきてくれて、本当に本当にありがとう。自分が勝つことだけでなく、若い人たちをかわいがって、いろいろと指導、アドバイスしてくれて、球団内の雰囲気作りにも多いに働いてくれて。本当にいい人なのですねえ。

いつの間にか選手全員がお揃いのTシャツを着て。苦笑いしていた黒田さんも、自らそのTシャツを着て。前には「雪耐梅花麗」そして、後には「あの黒田さんがまさか・・・1イニング10失点」と書いてあります。二軍での初登板のこと。黒田さんは記者会見で「そこから出発したのですから」と淡々と語りました。いい人ですねえ。ますます惚れますねえ。

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さあ、カープは最短で明後日26日に優勝マジック38が出ます。最速で8月21日に優勝が決定します。ひえーっ、私は9月18、19の横浜スタジアムのチケットを取っているのですよ。息子が言ってたように、消化試合になってしまうかも。そしたら、それはそれでうれしいことではあります。昨年のことを考えると。何しろ昨年は、CSに行くものと信じて、東京ドームのチケットを苦労して手に入れていたのに、紙屑になりましたもの。

今年のカープは違う。もう、もう、勢いも、雰囲気も、実力も・・・。

宮島のルポ、ごめんなさい、今日はカープのことで許して。何しろ、黒田さーんですもの。私は今日、カープ観戦、応援に行きます。黒田さんの表彰、殿堂入りの緑のジャケットを着てもらうのは、いつでしょう?今日だといいなあ。

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私流宮島の歩き方②

千畳閣、五条の塔から降りると、姉がロープウェイに乗りたいと言いました。坂本さんでは、弥山に登る人がとても増えた、特に外国人が多い。ヨーロッパの雑誌に出ているらしいと聞きました。「えっ?今から弥山に登るの?」とびっくりして聞くと、「ロープウエイに乗るだけ。乗って降りるだけ。弥山の頂上にはいかないで、ロープウェイからの景色を見るだけ」と言いました。何しろ、ロープウェイを降りてから、弥山の頂上まで行くのは、とても時間がかかるし、しんどいのです。ああ、それなら、では、と、急ぎました。が、ロープウェイは午後5時で終わりなのだと。残念でした。

残念と歩いて行くと、鹿が沢山いる川に出ました。もっと行くと、その川の下流に今度は人が沢山、足を浸していました。暑い日なので気持ちよかっでしょう。

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そこを過ぎてもっと行くと、松林に出ます。そして、そこに以前行って牡蠣料理を頂いた「清盛茶屋」があります。以前、山下清氏が来て、絵を何枚も書いているお店です。

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松林から見える大鳥居です。

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Img_5184以前来たのは冬で、中ではまきストーブが炊かれ、暖かくしてありました。今は、海風がそよそよと気持ちよく、お店の前のテーブルで、外国人のカップルと、女性のお一人の方が、ビールを飲んでゆったりされていました。

私たちは、暑い中歩いて、汗びっしょりです。冷房が効いている中に入って、かき氷を食べました。姪は生ビールです。

観光客もあまりここまで来ないようで、海と緑を見て心静かに過ごしました。姉も初めてのこのお店がとても気に行って、こんど冬に来て、牡蠣を食べたいと言っていました。

松林の中を帰ります。

丁度満潮で鳥居が映えてきれいです。

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ゆっくりと帰っていると、夕暮れになりました。そこで、びっくり。スクープ物の光景を見たのです。明日に続きます。

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私流宮島の歩き方①

7月17日に少しの時間ですが、宮島に行きました。そのご報告を。

観光客がとっても増えています。連絡船は超満員。少し乗る人が減ったかな?と思う午後4時ごろに乗船しました。姉と姪の三人、ゆったりと座って行けました。右に大鳥居、左に五重の塔が見えます。

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 上陸後いつも通り商店街を歩きます。商店街が途切れる前に厳島神社の方ではなく、五重塔のトンネルの方に左折して、そこにもみじまんじゅうの坂本さんがあります。いつもそこで焼き立てのもみじまんじゅうを一つ食べます。定番のまんじゅうといつも、季節物が一つ作られています。春は桜あん。秋はマロンです。今は、宇治金時だと。外がホカホカのおまんじゅうを冷たいお茶で戴きました。焼き立ては、外がかりっとして、抜群のおいしさです。

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壁には、素敵な書としつらえがあります。春に福島の子どもたちと来た時には、お雛様が飾ってありました。

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そこを出て、五重の塔の方に向かいました。急な石段を上がった所に、左に千畳閣、右に五重の塔。私は、これまでこの石段を上がったことがありませんでした。いつも下から見上げるだけ。で、今回は、上がりましたよ。青い空に赤と緑が生えて、とても美しくって。

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千畳閣は近くで見るのも初めて。なんともおおらかな建物です。豊臣秀吉が読経所として作らせ、その途中で秀吉が亡くなって、未完成のままだと。今回はもう夕方だったので入りませんでしたが、100円で中に入 れるそうです。

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千畳閣とそこから見た厳島神社です。この項、続きます。

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「レクイエム碑」コンサート、今年は8月7日です。国境の無い花たち展も。

観音高校音楽部OB会の「レクイエム碑」毎年コンサートがが開かれていますが、今年は8月7日です。8.6の翌日の日曜日です。観音高校の前身である広島二中一年生、全滅の記録を合唱曲にしたものです。

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ぜひ、皆様に一度はこの合唱を聞いて頂きたく、ご案内します。

これまでも、一部を聞いて頂いていますが、今回は8番の「全滅」を。歌詞も載せますね。


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もう一つのお知らせです。毎年開かれている「国境の無い花たち展2016」のご案内です。

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住吉さんで「あおぞら子供神楽」

京都の祇園祭のほんの一部に行ったお話をしましたが、この17.18日は、住吉神社のお祭りでした。住吉さん、子どものころ観音に住んでいた私たちは、いつも浴衣に下駄をはいて、歩いて橋を二つ渡って行っていました。帰ると、足が痛くて。歳を経て、住吉神社の近くに住むようになったと言うのに、めったに行かなくくなました。

 今日、宮島の管弦祭です。住吉神社から、管弦祭のための舟、伝馬船が出ます。少し前から、地域の男性たちが漕ぐ船が、私の住まいのそばの川をドーンドーンと太鼓を鳴らしながら、上り下りします。地御前まで漕ぐ練習でしょうか。住吉さんのお祭りにも、神社の川土手から伝馬船が出ます。

その住吉さんで、18日に「あおぞら子ども神楽」が出ると、原畑さんから連絡がありました。それは大変。行かなくっては。

あおぞら子ども神楽、ちょうど一年前、広島での「性教育指導セミナー」の懇親会で、全日空ホテルで「八岐大蛇」を演じてくれました。小さな子どもたちが、それは素晴らしい上演をしてくれて。

 その時のブログを、ここここに書いています。四匹の大蛇が会場中を回って登場し、舞台の上で絡まり、それはそれは迫力のある舞台で、全国から来られた先生方が、大変に驚き、楽しんで下さいました。子どもたちの演技に、みなさん、スタンディングオベーションでねぎらって下さいました。

その時の写真の一部です。

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住吉さんへ、差し入れに御座候の二重焼きを持って駆け付けました。

全部で五つもの演目を上演すると。私が駆け付けた時には、丁度、これからヤマタのオロチが上演されると言う時でした。住吉さんの舞台は狭いので、大蛇は二匹です。

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超満員の人たちの前で、懸命に演じている子どもたち、それは見事な舞台に胸が熱くなりました。

もちろん、神社にもお参りをしましたよ。

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あおぞら子供神楽、8月28日に共演大会です。これは行かなくっちゃ、です。皆さん、暑い夏休み、体に気を付けて上演して下さいね。

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京都、祇園祭・初体験③

性教協夏期セミナーは、今年は山形で開かれます。7月30日31日8月1日の三日間。私の発表は、7月31日の日曜日午後の分科会で、3時間かけて行います。

その一週間後の土曜日は、8.6で休診ですし、その後はもうクリニックの夏休みです。学校が夏休みの土曜日は、あらたな患者さん、特に親が付き添いで共に来られる方が来やすいので、7月30日の土曜日も休むわけにいかなくって。だから、30日土曜日の診療を終えて伊丹まで行って、朝一の飛行機で山形まで飛びます。発表を終えると、すぐに逆ルートで広島まで帰ります。

その配布資料は、26日到着で送らなければなりません。昨日頑張って、ほとんど仕上げました。計116枚のスライドです。これを印刷する物をさらに絞って、自分で印刷して、送るという作業が残っています。でも、何とか間に合いそう。ほっとしています。

京都でのルポ、最後です。


Img_5108_2  新幹線で広島まで帰らなければなりませんので、時間が限られています。それまでに晩御飯もたべなければ。この頃、京都に行ってもなかなか訪れることが出来なかった「素夢子古茶や」に行きたくて。祇園祭りの鉾があるすぐそばです。

そこに向かう途中にあった岩戸山と、山伏山。

山伏山は、部屋の中に人形が飾ってあり、それを外から見るようになっていました。鉾と言っても、いろいろなのですね。


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この人形がご神体で、これを載せて八坂神社まで運ばれて行くのですね。

素夢子には、山中さんとは一度ご一緒したことがあります。

 そこに向かって歩いていると、山中さんが「三条でしたよね。」と言われます。はい、というと、「あと三本です」と言われます。

横切る道ですね。どうして分かるのですか?と問うと、「道の数え方があるのです。まるたけなんちゃらあねさんろっかくなんとかかんとか・・・」へえっなるほどと感心しながら。ほどなく到着。久しぶりの素夢子は、思いのほかすいていて、カウンターに座ることが出来ました。

ところが、その日はお祭りメニューになっていて、食事は、この三種です。でも、サムケタンとビビンバはもう売り切れていて、これしか残っていませんと。ああ、残念。


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韓国式の冷麺。それはおいしい冷麺でした。お土産にヤッパ(韓国の甘いおこわで、干しブドウや栗やなつめが入っています)を買って帰りました。

山中さんのおかげで、とても充実して鉾を見ることが出来ました。感謝です。京都が持つ、ものすごい伝統の重さも改めて感じることもできました。いつの日か、仕事も辞めたら、ゆっくり来て、思いっきり行列を見たいと思います。

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京都、祇園祭・初体験②

私は、昨日の連休の初日の午後、姉と姪と一緒に宮島に行き、ちょっとした旅行気分を味わいました。その話はまた。

Img_5123  京都の祇園祭の続きです。私が行った時は、宵山の初日だったので、まだ人も少なく、すんなりと回ることが出来、鉾の上にも待つことなく上がることが出来ました。

沢山の鉾の中で、回ることが出来たのは、ほんの少してす。そして、このハンカチを買ったので、どの鉾をどう回ったということが後からでもわかります。

次に行ったのが、月鉾。ここでは、バンダナを一つ1000円で買ったので、鉾の上に上がることが出来ました。

月鉾と、鉾の上からの写真です。上には、いろいろと古い物が展示されていましたが、写真を撮ろうとして怒られました。撮影禁止と貼ってあるのに気づかなくって。


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次が、名前が珍しい、鶏鉾、中国、唐堯の時代の史話に由来すると言われます。この鉾には、ペルシャ絨毯や唐草模様のインド絨毯などが張り付けてあります。それは見事でした。ただ、まだ透明なナイロンで覆ってあるので、写真にはきれいに写りません。残念。


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そして、傘鉾。とってもかわいいです。この形は、今の鉾の形が出来上がる前からの物だそうで、今は、四条傘鉾と、この綾傘鉾の二つしか残っていないそう。傘は上に上がる所がなく、外でお囃子が始まりました。棒ふりというのだそうです。



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さらに。船鉾です。前からと後ろから。船首には、金色の、想像上の鳥である鷁(げき)が取り付けてありました。コンパクトかつ華やかです。この鉾は、昨日の行列の一番後ろを行ったはずです。行列、見事でしょうねえ。見たいなあ。

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明日、もう一度この京都のルポを。長いですが、めったに見られない物を偶然のおかげで見ることが出来たので、私にとっては、大事件です。お許しを。

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京都、祇園祭・初体験

 世の中、三連休の人が多いみたいですが、私は2連休です。どうしようかといろいろと考えたけれど、結局は何も無し。しなければならないことが山積で。何より、月末の性教協夏期セミナーin山形での発表のスライド作りをしなければなりません。

それだけでは冴えないので、宮島に行くことにしました。もちろん、日帰りですが。

さて、福井、武生第二中学では、農家の方の田んぼをお借りして、生徒が黒米を作るのだそうです。それをパサーで売って、部活の遠征費用などにするのだと。それを頂きました。普通のお米に大匙一杯の黒米を混ぜて炊くと、お赤飯のようになるのだと。それと、男女共同参画センターで、取れ取れとれのブルーベリーとブラックベリーを。ありがとうございます。こんなプレセントが何よりうれしいです。

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そして、京都です。新幹線に乗り換える前にちょっと祇園祭りに行ってみました。17日が山鉾巡行の祇園祭りなのですが、ちょうど14日から、宵山が始まると。16日が宵山で、15日が宵々山で、14日が宵々々山で、鉾が見られるのだと。私には、どんなお祭りなのか、まったくわからないのですが、考古学の山中先生が案内して下さいました。京都は子どもの頃から住んで、知りつくしている方。ありがたいことです。

まず、京都駅のロッカーに荷物を預けて、地下鉄に。そして、毎年山鉾の一番先頭を行く長刀鉾へ。

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近づいて見ると、ものすごく豪華な織物で飾ってあります。伝統なのですね。こんなのをたくさん作って、毎年行列するなんて、圧倒されました。

次の函谷鉾です。中国の鉾?そこには、こんな立て看板が。ゴブラン織り素晴らしい。けど、ちょっと引っかかります。昔はやはりお祭りは男性の物だったのですね。

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ゴブラン本当に素晴らしくて。まだまだ沢山の鉾など、続きますね。

 

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越前市での講演。校長室にカープのユニフォームが。

7月14日の講演は、福井県越前市の武生第二中学校の3年生に。もう、10年以上前から、武生の男女共同参画センターが、私を中学校に派遣して下さっています。もうすぐ高校生になる生徒さんたちに目いっぱいお話しました。

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男女共同参画センターは、それまでの理事長の女性の先生が退職されて、男性になっていました。その方の車で中学まで連れて行って下さいました。車に乗ろうとすると、後部座席に野球のグローブがあります。「野球をされるのですか?」と尋ねた所から、野球談議が始まりました。その方は、少年野球の指導もなさっているし、大の阪神ファン。お身内が阪神のピッチャーだと。「今年はかわいそうですねえ」、「広島は本物ですねえ」そんなとこから、監督について、コーチについて、いろいろと話しました。

そして、学校に着いて校長室に行くと、まあ、びっくり。

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こんなディスプレー。うん? 2番、田中広輔?どうして? と近づいて見ると、東出輝裕コーチでした。東出は福井の鯖江出身。その後ご家族が武生にいらっして、弟さんも妹さんも、武生第二中学校卒。その彼が、学校に来てくれたのだそうです。一時間生徒とともに運動をし、一時間、お話をしてくれたと。福井まで来て、カープのユニフォームを見ることが出来るなんて、感激でしたよ。

それと、講演前の学年主任の先生のお話で、生徒さんたちがみなさん広島二中の「いしぶみ」を知っているのにびっくり。教えてあるのですね。

 とても気持ちよく帰ることが出来ました。武生の男女共同参画センターの皆様にも感謝申し上げます。

琵琶湖を眺めながら京都へ。そこで新幹線にすんなり乗り換えるのでなく、せっかくだから、そう、祇園祭にちょっと行ってみました・・・。また明日。

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「聴いて下さい、ろう者の声を!」③

 昨日は、無事講演を終えて帰って来ました。それについては、また。もう少し、「聴いて下さい、ろう者の声を!」でのシンポジウムのお話を。

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確かに、ろうの方が手話で話している時には、手の動きだけでなく、その表情がとても豊かです。表情も含めての言葉なのだということがよくわかります。シンポジストのお一人、横村さんのお写真です。スタッフが撮った写真をお借りします。

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会場からの発言がありました。ろうの方です。言葉を理解するのは、本当に難しいと。その例として、「顔みしり」と「人みしり」の違い。同じ「みしり」でも、顔の下に着いた場合と、「人の下に着いた場合は、全然意味が違ってくる、これを理解することはとても困難なのだと。

確かにそうだ。これまで、聞こえる私は、全然気づかなかったことです。そういうご苦労をしながら、言葉を覚え、理解し、発信する。それは大変なことだと思いました。

 横村さんは、おっしゃいました。この講演会の元となった丸山さんの「デフ・ヴォイス」。これは、とても面白いし、みんなに読んで欲しい本なのだけれど、ろう者が本を読むことは、とっても労力がいって難しいのだと。横村さんは、会場のろう者の方々に「この本を読んだ人」と聞かれました。パラッと手を上がりました。そこで、横村さんは、この本をぜひテレビドラマ化してほしいと熱く訴えました。そうね、ミステリー仕立てのこのストーリーは、ドラマにしてもとっても面白いけれど、それはそれは大変なのだと、前日に丸山さんもおっしゃったし・・・。そうですね。

これは、6月11日の中国新聞です。

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未だ、やっとこんな状況です。これから、障がいのある方たちが済みやすい社会を作るよう、私たちの問題として、取り組みたいと思います。

言いだしっぺの塩崎さん、ろうあ連盟の皆様、県立大学の皆様、それに何よりも奥様を置いて広島まで駆け付けて下さった丸山さん、その他多くの方々のお力でできた今回の講演とシンポジウムの会でした。スタッフの端っこにいた私からも皆様にお礼申し上げます。

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「聴いて下さい、ろう者の声を!」②

京都にいます。昨夜のカープ、黒田さん、残念でしたね。まさに産みの苦しみ。でも、また次があります。次を楽しみに、どうぞ頑張って下さいね。落ち込まないで。その時には、私も球場に行けるといいなあ、行きたいなあ、そのためには、黒田さんの登板日を推測しなければ、です。

それにしても、巨人田口君、成長しましたねえ。広島出身で、登板する度に気なっていましたが、カープ打線を相手に、ここまで投げられるようになると、本当に立派なものです。カープではないので、頑張ってとは言いにくいけれど。

さて「聴いて下さい、ろう者の声を!」の続きです。

講演の丸山さんは、奥様の介護をなさっています。頸椎ヘルニアで、頸から下の自由が利かなくなって25年だそうです。常に誰かがいないといけない状況が続いていると。それは想像を絶するほど大変な日常だと思います。今回のように出張に行く場合には、ショートステイにお願いしているそうです。ですので、そんなに遠方に行くことはできないと。

お二人で出かける場合には、いろいろな人の協力が必要で、その度に「すみません」「ありがとう」と言わなければならないと。それが、そう言わなくてもいい社会ができるだろうかと。障がいのある人が、普通に生活できる社会。それは、ろうの方たちが社会でもふつうに手話で会話ができる社会と通じるものだと思いました。

そのためにはどうしたらいいかという質問が出ました。私は、当事者にそれを求めるのではなく、社会の側が変わるべきと思っています。当事者は、今を生きるので精いっぱいの労力が必要なのですね。

当日、安芸高田市からひまちゃんが出席していました。脳性マヒの症状がだんだん強くなって、今はほとんど車いすで外出しています。そのひまちゃんは、先日、市長に会い、バリアフリー化などについての市政の要請をしたと。すごい。立派です。ひまちゃんの行動力に拍手です。行政も、当事者の意見を聞いて、対応をすべきなのだけれど、それは、本来当事者に任せてはならないことだと思います。

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シンポジウムの様子です。後からなので分かりにくいかと思いますが、そもそも高い舞台がないので、後ろからはとても見えにくくて、それは仕方がありませんでしたが。

シンポジストから、日頃気づかないでも、ちゃんと見回せば、聴覚だけでなく、障がい者は周りに沢山いるのだといわれました。

 前日の前夜祭の食事の時、ろうあ連盟の方たちのお話で。

「手話は命だと言う人がいるけれど、私は命ではなく、選択だと思う」と、代表の方が言われました。「実は、私は自分のことを好きでないのだと。自分は、6歳の時に聴覚を失って、でも、風の音とか、記憶に残っている。まだ自分の障がいを受け入れられないのかもしれない」とも。それは、胸を打たれる言葉でした。

そしたら、当日のシンポジストの方が、「もし、自分が病気になって、病院に行って、自分の症状を話すのは手話だと。やはり手話がないと命を守ることが出来ない。だから、手話は命なのだ」と反論もされていました。

言葉は文化。それが一部の人にしか通じない、その悲しさやいらだちなどを十分に感じました。さて、私はどうするか、ですね。脈絡のない報告ですみません。まだ、もう少しお話があります。

私は今から福井に向かいます。中学3年生に講演をします。

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カープ、巨人相手に大勝利。

 私は今日の診療が終わったら、京都に向かいます。あの懐かしの(?)京都。そこで一泊して、明日は福井に行って講演です。

かなりの雨が降っています。今日は、黒田の200勝がかかった巨人戦。雨は大丈夫でしょうか。昨日は、雨が降る降ると言われながらも、試合中は一粒も落ちませんでした。

そして、なんと素晴らしい試合を見させていただきましたよ。19安打、13得点。こんなこと、それも巨人相手に!!なんと素晴らしい!!点が入る度に、宮島さんを歌ってバンザイをするものだから、ほんと、声が嗄れそうでしたよ。

 それでは、勝利の瞬間を。

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ヒーローに呼ばれたのは、5打数4安打内ホームラン2、5打点の新井さーんと、下水流。あれ?野村君じゃないの?ま、みんなの活躍での大勝利だから。

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新井のインタビュー、いいですねえ。明日、しっかり援護して、記念の日になるようにと、黒田の勝利に向けての決意がうれしいです。

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今夜、無事雨が上がって、黒田さんバンザイができますように。私は京都から応援です。

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「聴いて下さい、ろう者の声を!」①

ろう者の世界を書いた作家の丸山正樹さんを軸にして、ろう者、聴者、手話通訳者、福祉を学ぶ学生さんなど、様々な人が200人も集まっての盛大な会でした。

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講演は、手話通訳士、要約筆記の方たちがフル回転で。要約筆記は、正面と後ろの両側の三か所で。パソコンを使っての要約筆記はとても正確で早く、私も多いに活用させていただきました。

さらにシンポジウムになると、手話通訳は、会場のろう者のみなさんに向かってする通訳と、ろう者の方の手話を正面に座って声で読む通訳と、聴者が話す言葉をろう者のシンポジストに向かってする手話通訳と。何人もの方たちが担われました。

丸山さんは、「ろう者の方たちに向けて、私なんぞが話すのはおこがましい」と悩んでいると聞きました。でも、ろうあ連盟の方たちは、こういう会は珍しいのだから、どうぞ頑張って話して下さいと励まされましたよ。

丸山さんは、この「デフ・ヴォイス」を書いた後から手話教室に通い、習われているそうです。自分はまだ下手だと言いながら、しばらくの間、とても流暢に手話で話されました。

以下、私が印象に残った講演の一部です。

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『ろう者の方たちは自らの誇りを持って「ろう者」と称する。彼らが自分たちのことを単なる障がい者とは考えておらず、「手話」と言う言語(母語)と固有の文化を持つ存在と捉えている。』

「手話はろう者の方たちにとって第一言語である。」
「手話と顔の表現などで、大変豊かな表現ができる」
「ろう者は手話でジョークも言うし、夢も手話で、寝言も手話で。それは言語と考えれば当然のこと」
「筆談は第二言語である」
「社会に出ると、まだ手話を話す人がほとんどいなくて、この豊かな言語が使えなくなる」
「手話でコミュニケーションをとれる環境がほとんどない」
「お店で物を買うのも、病院で症状を話すのもたちまち第二言語で話すしかなくなる」

小説の中には、「コーダ」が出てきます。聞こえない両親の元に生まれた聞こえる子ども。「Children of Deaf Adults」。この子を主人公として小説は展開されます。

丸山さんは、この小説を持ってろうあ連盟に行ったと。おそるおそる差し出し、読んで頂いて、意外と好感を持って戴けた。そして、これを広めて下さいと言われたと。

さらに、「これがろう者や手話について社会が知る入口になればと思って書きました」と言われたのに対し、『入口はもう結構。みんな入口ばかり作って。「出口」を作って下さい』と言われたのだと。

それがショックで。出口ってなんだろう。それを今も模索していると。丸山さんは誠実な人です。

この話、まだ続きます。

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転倒から一週間です。

 選挙の結果は、世論調査などで大体予想できたものではあっても、何とも憂鬱です。しかし、それが国民の選択。と言っても、本当は巧妙な選挙制度によるものなのですが。

その中でも、鹿児島県知事選挙、うれしいですねえ。いったん稼働している川内原発を止めるのは、なかなか大変でしょうが、しっかり応援しなければなりませんね。知事が孤立しないように。

東北地方の参議院選結果、特に福島県、それから沖縄。これらの結果を、単純に喜んではいけませんね。その地の人たちの選択を真摯に受け止めなければ。

ここから先、少しでもこの国の行き方に目を向け続けようと思います。

さて、ひどい転倒から一週間。まったく顔の皮下出血は引きません。ひどい物です。次々と講演が控えているのですが。お化粧を少し手抜きをすると、「ひゃー、先生、どしたん?」などと、たちまち患者さんから質問が飛びます。

Img_4951_2 そんな私に、E.KAKUMOTOさんからプレゼントを頂きました。

スティック式のファンデーションです。さっそく目の下に塗ってみました。よく隠れます。ご自分が大変な時が続いているのに、優しいねえ。本当にありがとうございます。大切に使わせて頂きますね。

もう少し、書き忘れたことがあります。もし、顔のほほや眼窩の骨折をしていたら、すぐに目が見えにくくなるのだそうです。そして、5時間以内に手術をしないと、失明するのだそうです。そういえば、京都の病院で、目が見えるかどうか、仕しきりに聞かれました。怖いことですねえ。折れていなくてよかったです。


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それから、右膝はまだ痛くて、つくことが出来ません。不思議なことに、膝の下だけでなく、内側にもでっかい青あざがまだ続いています。お見せすることはできませんけど、右の骨盤の内側と左の肩の内側も。すぐには気付かないあちこちに打ち身があるものだと。しかし、足の内側、なぜこんな所に、これが不思議です。キャリーバッグの角で打ったのでしょうか。

見苦しいものをすみません。

明日から、先日の講演「聴いて下さい、ろう者の声を」のお話をさせて頂きます。

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当番医。その前に投票に行きます。

昨日の丸山正樹さんの講演とシンポジウム。会場一杯の人で、とても盛会で有意義な会になりました。さまざまなことが提案、論議されました。その内容について、もう少しあとで皆様にお話しします。少しシリーズになるでしょう。 

私は今日は当番医です。いつもと同じように診療をします。通勤する前に投票に行きます。

 参議院議員選挙、大切な選挙です。アベノミクスなんてとんでもない。一部の大企業のみがもうかっているのかもしれませんが、生活の実感として、どんどんと暮らしにくい社会となっています。生活保護の方、障がいのある方、一人親家庭の方などの生活は大変で。また、若い女性や子どもの貧困も目を覆うばかりとなっています。

診療の場で、必要なのに、「お金が大変だから、薬はやめようと思います」「この検査をすると、いくらかかりますか」こんな訴えや質問がふんだんに聞かれるようにもなりました。

さらに、福島原発の被害に遭った多くの方がまだ避難生活を続けているというのに、次々と原発の再稼働の決定をしたり。

一方、私はかれらの教育の戦略が着々と効果を上げていると実感しています。「ものを考えないこと」「自分の意見を言わないこと」「目上の人の言うことには、反論せずに従うこと」

そうして、恐ろしい「戦争ができる国」づくりが、これまた着々と進められています。大切な憲法が変えられる!!その危機感が、単なる危機感ではなく、現実の物になりそうです。

 そんな時だから、今回の選挙、大切に一票を行使したいと思います。

比例区は、古くからの友人、福島みずほさんに入れます。彼女がまだ議員になる前からのお付き合いです。

___734広島に演説に来られる時には、必ず駆け付けて応援し、ブログにも書いていますが、これは、「第17回全国シェルターシンポジウム2014inうべ・山口」の時の写真です。女性の性暴力被害についての全国大会。ここに駆け付けて下さいました。なかなか国会議員は、このような場には来て下さいません。

だからこそ、彼女の議員としての活躍はとても貴重です。現場の声を丁寧に拾い上げて下さいます。

 世論調査を見ると、とても厳しいことになっています。頑張って!! 彼女が議員でいてくれないと困る!!

選挙区は、困りましたねえ。私が東京都民だったら、三宅洋平さんに入れるのだけれど。この思いは、東京にいる息子たちや娘にも伝えましだが。広島では、少なくとも、定員二人の二人とも改憲勢力になることがないように。そう願って一票を行使しようと思います。

ところで、マスコミ。政権批判がしにくい状況、というより、政権にすり寄るひどい状況が作られていて。特に、NHK。もう、ネットでは数々取り上げられているので、ご存じの方は多いでしょうが。私も遅ればせながら、取り上げます。先週の初めの「おはよう日本」の今週の予定です。

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なんと、10日の予定に参議院選挙が入っていません。参議院議員選挙は外して、大相撲ですって!!

できるだけ選挙の投票率を下げた方が現政権に有利という意図なのでしょう。

本当に、絶句してしまいます。そうはさせない。投票率を上げなければ。

 では、いまから行ってきます。皆様もぜひ大切な一票を行使されますように。

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いよいよ今日が講演会です。

 昨日のホームテレビの取材、「女性に多い膀胱炎」の話、一応、ちゃんと話せたと思います。朝、普通にお化粧して行って、取材直前にその上からもう一度、昔のコンシーラがあったので、それをしっかり塗って、ほとんど目立たない所まできました。取材後のえっちゃん、井上えつ子さんとのツーショット。

Fullsizerender_262 取材中の写真がなくって残念。ね、ほとんどわからないでしょう?

クリニックのスタッフは、えっちゃんにサインをしてもらってご機嫌でした。

20日か27日の放送だそう。それも、カープの関係で、流動的なのだそうです。13日、黒田の登板の日がホームテレビの放送だそうで。ちょうど200勝がかかった試合になって、これは大変みたいです。(ちなみにチケットセブンの行ったみたら、13日のチケットはものすごいプレミアがついていて、とても買えそうにありません。)

そして昨夜は、本日の丸山正樹さんの講演会の前夜際でした。スタッフ、ろうあ連盟の方たちも一緒に話が弾みました。

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いよいよ今日です。丸山さん、穏やかな優しい方です。チケットもずいぶん売れました。うれしいです。シンポジウムに参加されるろう者の方も、手話通訳の方も、自分自身の考えがしっかりしていて、素敵な方たちでした。

 ろう者の方、手話を学んでいる方、聴者、学生さん、いろいろな人が一同に会して、手話や障がいについて考える、いい会になると思います。皆様の参加、お待ちしますね。

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私は昼休みに飛んで行って、3時の診療に間に合うように帰ります。会場が近いので大助かりです。

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京都にて④怪我。

 京都駅。お土産の八つ橋とお弁当を持って、緑の窓口に行きました。私は、この頃、新幹線はチケットセブンで回数券のばら買いをします。それを駅で座席指定してもらいます。ほとんどは器械で自分でしますし、また急ぐ時には、そのまま指定なしの自由席に乗ります。

緑の窓口の中に、その指定をする器械が何台か並んでいて、空いているのもありました。そこに急ぎ足で行こうとすると、突然に女性が私の前を横切りました。後ろにキャリーバッグを引いて。そのキャリーバックにつまづきました。

右の膝と左顔面を固い床にしこたま打ち付けました。顔が痛くて、しばらく動けませんでした。女性が大丈夫ですか、大丈夫ですかと言い、全然大丈夫ではないけれど、返事もできず、その内駅員さんが、救急車を呼びましょうと言われましたが、そんな恥ずかしいこと。で、大丈夫ですからとは言ったものの、足が痛くて立ち上がれず、手を引っ張ってもらいました。大丈夫です、帰ります。座席指定をしようと、機械の前に立ち、ふとあまりに痛い左ほほを触ると、ほほ骨がみるみる腫れて来たのです。ああ、これはいけない、骨が折れてたら、たいへんだと思って、やっぱり病院に行かせて下さいと言いました。

車いすを駅員さんが押してくださり、救急車が来る所に連れて行ってもらいながら、尋ねられました。「めまいがして倒れたのですか?」「いえ、他の方のキャリーバッグにぶつかって」というと、「その方はどんな方ですか?」と言われたので、「若い女性で、大丈夫ですかと私に言っていた人です」と言うと、一人が急いで緑の窓口に向かわれたようです。

救急車には、ストレッチャーが用意されましたが、恥ずかしくて。大丈夫です。自分で乗ります。寝るのと座るのと、どちらが?と言われたので、座りますと椅子に座りました。救急車には何度も付き添いで乗っていますので、手順はわかっています。名前や職業や倒れた事情などを聴かれました。

血圧を測り、(日頃130代にコントロールできているのですが、やはりハプニングがあると上がるのですね、後で知りましたが、190代と120代だったと。びっくりです)

なかなか救急車が動かないなあと思ったら、いきなり、警察官が入ってこられました。そして、尋ねられました。「あなたは、キャリーバック゛の持ち主にどう思っていますか?」いきなりなので、気の利いたことは言えません。「後ろに引きずるのではなく、立てて持って下さい」と言いました。「その人に、何か責任を問いますか?これから、医療費がかかって、その治療費を相談するつもりはありますか?」「その人は、故意ではなかったと言っています」

 それで、救急車の外を見ると、いつの間にかその女性がそこまで連れて来られています。かわいそうに。カップルで、そばに男性もいました。

「いえ、責任を問うつもりはありません」と言いました。だって、その人は、いつか横断歩道で車にはねられた時みたい「この人が急に飛び出して来たんです」と責任逃れをするのではなく、「大丈夫ですか、ごめんなさい」と盛んに言っていたし。「では、その人と名前の交換もしなくていいですか?警察としては、貴方が一人で転んでけがをしたということになりますが」と言われたので「はい、それでいいです」と言いました。さらにしばらくして、その人が一言謝りたいと言われますと言われ、救急車のドアを開け、カップルの二人が「どうもすみませんでした」と謝られました。それで一見落着です。そこから、救急車は近くの病院に連れて行って下さいました。

 CTを取り、骨折はなさそうだと。ほっとしました。でも、脳外科のドクターが丁度いないので、帰ってなにかあったら、脳外科を受診するようにと注意書きをもらいました。

しかし、痛いの何の。ほほ骨の上はプヨプヨと血が溜まっているのが分かります。顔が青くなるのかなあとか、痛さに気を取られて、なんと新幹線を乗り過ごして、徳山まで行ってしまいましたよ。

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グロテスクですが、これは、昨夜の顔です。もう腫れは引きました。ほほを打ったのに、どうして目の周りに出血がひどいのでしょう。ほほは皮膚が厚いので、みえにくいのか、黄色くなっています。お化粧をしていてこうなのだから。どうしましょう。今日は、テレビ局がお昼に来て、インタビューがあります。膀胱炎についてだそうです。直前にファンデーションを厚塗りしましょうかねえ。

 いまだに、ごはんを食べるのも痛い、アクビも痛!!顔を洗うのも。昨夜、蚊がブーンと来て、思わずほっぺにびゃりとやってしまって、呻きました。おまけに蚊は逃げて行って、バカみました。

しかし、今回のことではいろいろと勉強になりました。

1.顔を打ったら、これは脳外科。顔は頭です。
2.キャリーバックの事故は、今や自転車の事故よりも多いのだと。
3.骨折をしていなければ、後は、時が経つのを待つだけ。みんなに「殴られたのか」と笑われるけれど。

以上、ご報告でした。

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京都にて③京大病院続き

5年生存率がとても小さい病の大手術を終えた彼は、まだ鼻にもお腹にも、そして腕にも管が繋がっています。そんなしんどい体でも、一生懸命にお話してくれました。

自分がねえ、こんな病気になって、もう後がないと分かったとき、自分は遊んでないと気がついたんだよ。仕事は、自分の好きなことをして来たと言えば、そうだけれど。でも、これは遊びじゃない。もう少し、後半年で定年なのだけど。もう、仕事はしたくないなあ。遊びたい。

何をして遊びますか?

うん、内科から外科に移る時に、一週間だけ家にいる時があったんだ。その時、彼女(奥様)と一緒にドライブに行った。河原でね、すごく広いキャンプ場があったんだ。ああ、川のそばでキャンプか。いいなあと思ってね。そんなこと、全然してないんだよ。

 そうね、私も仕事ばかりだけど。キャンプもいいねえ。もう何十年としてない。それに、旅行にも行きたいけれど、これは仕事を辞めないとダメだわ。

元気になって、キャンプに行って。

彼は、とても素直にいろいろと話してくれました。何より入院中の看護師さん、医師の方々の早い対応、そのシステムもそうだけれど、そのやる気。これはとっても頼もしいと、しみじみと語ってくれました。

「何か聞きたくないことはありますか」とあらかじめ聞かれたと。

「悪い情報をすべて話してください。いいことはあまり言わなくてもいいから」と言ったんだ。

「だから、全部きちんと話してくれる。今みたいによくないことが起きても(術後の合併症)、あらかじめ聞いていたから、ああ、予想できたことだと、理解できて、不安にならなくて済んだし。」

 一人の命に真摯に向き合う医療者の姿が浮き上がってくるようでした。その医療にすべてをゆだねて闘っている姿がそこにありました。

この広い病棟のそこここで、このような姿が展開されているのだと。私は、開業医だけれど、このような場に患者さんを繋ぐ役目を担います。

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あまり長い間いても、疲れさせるだけだと思って、話の途中ですが、切り上げて帰って来ました。また来ますからと。

 そして、京都駅のデパートの地下で晩御飯用に夫と私の二人分、とびっきりのお弁当を買って、広島へと急ぎました。そして、駅の構内で、ちょっとした事故に遭ったというわけです。

また明日。

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京都にて②京大病院

京都にての第二弾です。

斉藤さんの風工房から京大病院までは歩いて約10分。まっすぐに歩けば到着します。
途中、聖護院があります。

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この中の大きな仏間で、一人で般若心経を唱えたのは、もう何年前になるだろうかと思いました。この時は、すぐそばに斉藤さんの工房かあるなんて知っていませんでした。今は中に入る勇気はなく、外で手を合わせました。

周りには、八つ橋のお店が沢山あります。八つ橋の言われを斉藤さんに聞きました。元はお琴の形なのだと。聖護院に御縁のあるお琴の八橋検校の名前から来たと。

その中の一軒に入り、お土産を買いました。クリニックのスタッフと、お見舞い用。もちろん、入院している方には食べ物はダメですので、付き添っている奥様に。

京大病院は、とても広くて、じっくりと看板を眺めて、知人が入院している病棟の見当をつけました。それはそれは広くて。

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彼から電話があってしばらくになります。いえ、初めは彼からではありません。京大病院のドクターから、クリニックに電話がありました。若い女性のドクターです。とても頑張って、一線で活躍しているのがよくわかりました。彼の病歴についての問い合わせでした。その時の最後に、「あの、彼に電話をくれるようにお伝え下さい」と伝言し、そして彼から電話があったのです。

「こんなことになってしまったけど、35年前、貴方に助けられて、ここまで生き延びることが出来た、そのお礼を言おうと思って。本当にありがとう。35年間、楽しかったよ」と。

その時に「お見舞いに行ってもいいですか」と尋ね、ぜひ来てくれと。でも、忙しいから、来れないでしょうとも言われました。それから、誰にも自分の入院は言わないようにとも。来て欲しい人はあなたくらいだからとも。

ぜひ、行かなければ。そして、お見舞いに何を持って行こうかと考えて、ハタと思いついたのが、斎藤さんのうちわだったのです。病室で、やさしい風を送ることのできるうちわ。

それを持って病室に行くと、もう、元気になっていると思った彼は、術後の合併症が出て、とてもしんどそうでした。そして、うちわをとっても喜んで下さいました。熱が出て、背中が暑い熱いと言っていたところだと。奥様がゆっくりあおいで下さるでしょう。

この項、まだ続きます。

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京都にて①風工房

7月3日日曜日のことを。怪我については、昨日脳外科のドクターを受診し、もう一度CTを取って戴きました。大丈夫でした。後は、顔の皮下血腫が引くのを待つだけです。ぷっさいくな顔は仕方がありません。ただ、今週の金曜日、8日にテレビのインタビューがあります。膀胱炎についてです。それまでに何とかならないものかと・・・。

さて、京都です。

まず、斎藤洋さんの風工房の梅雨展の最終日へ。

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どうしても欲しい物があったので。突然に行きましたが、斎藤さんに久しぶりに会えて楽しくお話できました。

欲しかったのはこれ。斉藤さんが染めた布を丸亀でうちわにしつらえてもらったと。

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丁度いらっしていた方と姑さん。斉藤さんとフェイスブック友達という方と、話も弾んで。

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私が譲っていただいたのはのはこれらです。うちわは二つ。その内の一つ、私用のです。

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もう一つ、スヌード付きのチュニック。斉藤さんが染めた布を、福島の避難所にいる方たちが縫製して下さったものと。ステキ!!

楽しくお話した後、向かったのは、京大病院です。また続きます。

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当事者と学ぶ「性暴力被害と回復、その支援など」⑦

フェイスブックには少し書いたのですが、昨日、ちょっとドジをして、京都で怪我をしてしまいました。皆さんにご心配をおかけしてしまいました。

京都駅の駅員さん、警察官、救急隊の人、病院のスタッフ、いろいろな人にお世話になりました。

また、改めてこの件については書きますね。

そんなこんなで、きちんと原稿を書くことがちょっと難しくて。痛いのと、顔がはれているので、目が難しくて。

島根のさひめの、これまでのデータ、考察など、配布された原稿を出させて頂きます。

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これを見ると、警察により認知されている性犯罪が、一部であることが分かります。

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事件化されない所での被害者の受け入れにもなっていますし、過去の暴力で苦しんでいる人も、お話、相談できる所ができたということだと思います。

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素晴らしい実践です。同時に、みなさんのご苦労がしのばれます。お話下さった岡崎先生、ありがとうございました。これから作られる予定の広島でも、ここまでできるかどうか・・・。また、改めて私のシンポジストとしての発言の一部をお話させていただきますね。

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当事者と学ぶ「性暴力被害と回復、その支援など」⑥

暫く間が開きましたが、6月18日の広島弁護士会館での講演、シンポジウムの続きを。本日は、シンポジストのお一人、島根の弁護岡崎由美子さんのお話のご報告です。

岡崎さんは、しまね性暴力被害者支援センター「さひめ」の理事のお一人でいらっしゃいます。

さひめの活動について語って下さいました。頂いたスライドの原稿は白黒です。カラーの方がきれいだし、良く分かりますので、さひめのホームページから頂きます。まず、一面の写真です。なお、ホームページのアドレスは次のごとくです。

https://sahime.onnanokonotameno-er.com/

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ここに詳しく語られていますが、岡崎さんのお話でさらに分かったことなどを。

「性暴力被害者ワンストップ支援センター」。被害に遭った人が電話をすれば、それだけでいろいろに有機的につながった支援を受けられるというもの。全国で発足し始めていますが、島根では、2014年1月から、その活動が続いています。

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どのような事業がなされているのか。

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現在、週3回夕方6時から10時の4時間の電話相談と、24時間のメール相談で受け付けをなさっています。支援の体制です。

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さひめでのカウンセリング費用は無料(6回まで)さひめカウンセラー7名。
初回医療費無料(緊急時)さひめ産婦人科医師3名
法律相談費用無料(3回まで)さひめ弁護士10名

さひめ電話相談員(支援員)
・専門職(弁護士8名、臨床心理士8名、養護教諭3名、助産師5名、医師1名)電話相談経験者が多い
・養成講座を受講後、面接で決定
・無償ボランティアで、41名が2人体制で当番
・支援員のための講習会(ケース検討や相談技法などを学ぶ)

この項。まだ続きます。

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「聴いてください、ろう者の声を!」

 いろいろな人がブログやフェイスブックでご案内をしていますので、御存知のことと思いますが。

「デフ・ヴォイス」の著者、丸山正樹さんの講演会があと一週間後に迫りました。

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「デフ・ヴォイス」は、聞こえない両親の元に生まれた、聞こえる男の子、大人になって、やむを得ずですが、法廷通訳士を務める人が主人公です。二つの殺人事件が絡んでのミステリー仕立てです。

 この講演会のスタッフとして関わって、いろいろな気づきがありました。

同じような境遇にある男の子、お母さんの手話通訳をしてくれる彼が、そんな悩みを抱えて過ごしているであろうことなど、気づきもしなかった。それどころか、そうして通訳を務めてくれることに、私は「ありがとう」と言って来ただろうか。

聞こえない両親の元に生まれた聞こえる赤ちゃん、彼女が家で育児をするものだから、保育園に入れません。両親と同じような発声の仕方をするようになって、「この子に言葉を教えるのは、社会の努めです」と意見書を書きました。その子は今、どうしているだろうか。ちゃんと自分の道を歩んでいるだろうか。

私のクリニックには、 沢山のろうの方が患者さんとして来られます。その方たちには様々な方法でコミュニケーションをとりますが、細かいことまでしっかり話し切れないもどかしさを感じています。彼女たちも、私が感じる以上にそんな思いを持っているはず。ケアはどうしたらいいのだろうか。

法廷に手話通訳士がいても、その前の段階、警察や検察では、取り調べにいつも通訳の人はついているのだろうか。

そんな思いや疑問をこの講演会でさらに深められたら、と思います。

すでに様々な立場の方の参加して下さるようです。ろう者の方、家族の方、手話通訳の方、手話サークルの方、司法に関わっていらっしゃる方・・・。

詳しくは、ここにご案内があります。
スタッフが書いたブログも載っています。

前売り券、私のクリニックにもあります。

沢山の方に参加して頂きますように・・・。

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カープ12連勝ならず。

 昨夜カープは負けてしまいました。球団新記録12連勝ならず。でも、悲観することはありません。ヤクルトに2勝1敗。立派なものです。

昨日は、巨人も敗けて、2位との差が9ゲームに代わりはありません。

優勝かも、なんて、この時点で浮き足立ちそうですが。でも、これまでの長い間には、苦い思いをさんざんさせてもらっているので、今一つ、信じきれません。特に昨年のCSでは、東京ドームのチケットまで苦労して取っていましたがそれが紙切れになってしまいました。

また裏切られるのではと、警戒心も抱いています。好調で、チームの雰囲気がよくっても、もう少し、監督の采配に首をひねることが多くて。もちろん、期待はしていますよ。

 昨日は、一杯の人でした。小さな赤い傘を配ってもらいました。それをくるくる回して、応援しました。男も女も老いも若きも、滑稽にも見えることをみんなでやりましたよ。

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球場中が小さな傘で赤くなりました。

風船ではもっと真っかっか。前日の15の風船を飛ばした人も。

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配られた小さな傘と、昨日のお弁当です。お昼もたべなかったので、ちょっと豪華なお弁当を買いましたが、半分も食べられませんでした。

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さあ、これでカープ観戦もしばらくお預けです。これから忙しくなります。

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