当事者と学ぶ「性暴力被害と回復、その支援など」①
土曜日の弁護士会館での『当事者と学ぶ「性暴力被害と回復,その支援など」』について少しご報告をします。
プログラムは、
第1部 山本潤さん講演「抵抗するなんてできなかった~私たちの声を聴いてください」
第2部 パネルディスカッション テーマ「当事者の声を聴いて~今、求められる支援とは」
パネリスト
山本潤さん(性暴力と刑法を考える当事者の会 代表)
河野美代子
岡崎由美子さん(弁護士・しまね性暴力被害者の支援に関する委員会委員長)
コーディネーター
下中奈美さん(広島弁護士会・犯罪被害者の支援に関する委員会委員長)
会場には沢山の方がいらっして下さいました。
何回かに渡ってご報告をしましすが、まず、私以外のお二人の紹介をします。配布された紹介の文書から。
山本潤さん
看護師・保健師・性暴力経験から勉強を始める。
2007年 SANE(性暴力被害者支援看護師)研修終了
2010年 看護修士取得
現在、NPO法人女性の安全と健康のための支援センター運営委員・日本フォレンジック看護 学会理事・自助グループ野いちごの会運営者。性犯罪について刑法改正の議論が進むなか、被害者の意見を反映させようと「性暴力と刑法を考える当事者の会」を立ち上げ、法制審議会に要望を伝えるなど、代表としての活動を展開中。
2016年5月 法制審議会 刑事法(性犯罪関係部会)のヒアリングにも出席
岡崎由美子さん
1947年 長崎市生まれ、京都大学 法学部卒業(労働法ゼミ)
1977年 名古屋弁護士会登録 (名古屋第一法律事務所入所)
1979年 島根県弁護士会登録 岡崎由美子法律事務所を開所
2009年 「岡崎法律事務所」へ事務所名変更
2003年度~2011年度 島根大学大学院法務研究科で講義科目として「親族・相続法」、「実務家教授として「家族と法」「ローヤリング」等を担当。2012年3月退職
島根の女性弁護士第1号という立場から、男女差別に関わる解雇事件やセクシャルハラスメント事件、DV被害者、離婚、一人親家庭の法的支援等の事件を多数扱ってきた。そのほか、しまね医療問題弁護団、島根原発差し止め訴訟弁護団、薬害C型肝炎訴訟弁護団で活動。
2006年~「しまね子どもと女性のための専門家連携の会」の代表として、臨床心理士・医師・元家庭裁判所調査官・元児童相談所長などと一緒に児童虐待や一人親家庭の問題等に取り組む。
2014年に「連携の会」のメンバーを中心としてしまね性暴力被害者支援センター「さひめ」(一般社団法人)を立ち上げ、理事・運営委員として性暴力被害者支援の活動に取り組む。
明日は、山本さんのお話から、一部ご紹介しますね。
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