性教協例会のご案内・花田さんの実践
6月26日は、性教協広島サークルの例会です。
花田千恵さんの高校生対象の実践の報告です。
花田さんは、今、受験校の養護教諭です。
これまで、小学校に勤務していた時には、小学1年生から6年生までの手作りの性教育に取り組み、「アイデアいっぱい性教育」という本を出版されました。
その後、高校に移った時には、ピアによる性教育の実践に取り組みました。つらい思いをした先輩から、現役の高校生に対して手紙を書いてもらい、それを元にみんなで考えるというものでした。
それは、実感を伴った地に足の着いた実践でした。
そして、受験校にいる今、受験に役立つ性教育。ほとんど性教育としての時間も取れない状況で、生徒の自立に役立つ取組みをと考え、実践しています。
それが、生徒と共パンフレットを作るという取組みです。
受験に全力が出せるようにというスタイルを取りながら、自立した大人になっていくために、ちゃんとした知識を持ちましょうという、パンフレットを作っています。全21ページ。絵は、現役の高校生が書いています。これをみんなが一冊ずつ持って卒業してもらうという、それを目指しています。
生理痛はなぜ起こるか、それへの対処法、受験と生理がぶつからないように、いつからどんな調整をしたらいいか、それも具体的に記されています。
花田さんの、アイデアに富んだ実践には、いつも頭が下がります。
この夏の性教協全国大会の分科会に提案する予定の、広島での予行演習もかねています。皆様、是非ご参加くださいね。
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コメント
私も生理で成績が落ちると感じてました。生理がある時とないときの定期試験の点数の幅に疑問がなげかけてました。そんな相談から未来は作らるんですよね。誰にも相談できないでいたから色々苦労してます。
投稿: 愛ちゃん | 2016年6月13日 (月) 15時20分