当事者と学ぶ「性暴力被害と回復、その支援など」⑤
山本さんの講演のご紹介の最後です。
性暴力の被害に遭った人のその後の後遺症。深刻にトラウマを引き起こします。このトラウマの影響が理解されていません。
このような深刻な被害に遭った人に、どのような支援が必要なのか、これが、今全国につくられようとしている「ワンストップ・センター」とつながって来ます。
そして、最終的には、性暴力を許さない社会を作ること、と、山本さんの講演は締めくくられます。それは私たち自身に問われていることだと、受け止めました。
山本潤さん、貴重なお話を本当にありがとうございました。私たちに問われた使命にきちんと取り組んでいくことをお約束します。
この後、一休みして、島根のワンストップセンター「さひめ」のお話と、私自身の発表について、少しお話しするつもりでいます。
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コメント
議員のボランティア的な支援より、産婦人科医と市民がかかわる支援組織なら安泰です。議員だと組織を利用したり、女性をばかにしたりしないので、産婦人科医と市民なら女性も安心するので、産婦人科医の積極的な介入や解説がしてるブログをみると怒りを感じない。議員は厚かましい。
投稿: 愛ちゃん | 2016年6月24日 (金) 14時14分
こういう話を聞きに行きたいと思う反面、聞くといろいろ思い出されてしまうため、聞きたくないと思う自分がいます。
女性が産む性であるのはみんなよくわかっていることですが、男性は命を授ける性であること、生まれてきた命は男性も女性もかわりなく、育てていく責任があることを、性行為をする以上ついて回るんだと自覚してもらいたい。
幼い頃から、命の教育をすることで身につけていけたらいいのにと考えます。
投稿: きぃ | 2016年6月26日 (日) 00時28分