森松明希子さんのご紹介
「8.6ヒロシマ平和の夕べ」で語って戴くもうお一人、森松明希子さんをご紹介します。
福島から大阪に母子避難されている方です。
ちょうど昨日、「福島県県民健康調査検討委」の事故当時5歳だった男の子に甲状腺がんが発症しているとの発表がありました。福島県の子どもの甲状腺がんは、疑いも含めて172人になりました。
これまで、福島県は、チェルノブイリに比べて、「5歳以下の子どもの甲状腺がんが認められない」から、原発事故の影響ではないとしてきました。ところが、5歳だった子にも甲状腺がんの発症が認められても「一人がそうだからと言って、れまでの説を変えることはない」と言いました。
森松明希子さん。
1973年生まれ。
福島県郡山市在住中に東日本大震災、福島原発事故により被災されました。
当時3歳と5か月の2児とともに大阪へ母子避難、北区社会福祉協議会に臨時派遣社員として働いていらっしゃいます。
原発賠償関西訴訟原告団代表・東日本大震災避難者の会Thanks&Dream代表。
原発事故の被災者には、被ばくから免れ、健康を享受する権利があるということが認められるよう、訴えています。そのうえで、被災者が「避難する権利」、被災地に「とどまる権利」、避難先から「帰還する権利」を行使するのに必要な施策が講じられるよう、訴え、闘かわれています。
著書に『母子避難、心の軌跡~家族で訴訟を決意するまで』(かもがわ出版)
夫は仕事がありますので、そのまま福島にとどまっています。
一つの家族が二か所に分かれて生活することがいかに困難であるか、まして、発育盛りの子どもたちです。日々、父親とともに生活できないことは本当に大変なことと察します。
これらのことをしっかり聞き、原発についても考えたいと思います。
多くの皆様、ぜひ参加して下さいますように・・・。。
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コメント
すごい大変な疎開だと察しました。まだまだ復興しているとは言いがたいですが、きちんと避難してる子育て世代の権利を確立できる防災支援をつくるような政治になるとよいとおもいながらも原発はいけないと感じます。
投稿: 愛ちゃん | 2016年6月 8日 (水) 00時11分
震災当時、三歳と5ヶ月のお子さまを抱えての母子避難って本当に大変だと思ってます、首がやっと座ったばかりで、ミルクも夜泣きもたくさんありますよね。まだまだ親は寝れない頃に東北大震災、悲しくなります。我が家もいつ何があっても逃げれるようにしなければと感じながらも原発事故への対応は許しがたい気持ちが若干わたしも他人より多く人を馬鹿にした甲状腺への無理解無知が許せないので、森松家には早く春が訪れて欲しいです。
投稿: 愛ちゃん | 2016年6月 8日 (水) 04時37分