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昨日のカープ、もう、惚れまくりです。

昨日は、朝からの結構激しい雨。診療をしながら、何回外を見に行ったことでしょう。天気予報も、今日のカープの情報も、アイパッドで何回も見に行って。でも、この頃のカープは、少々の雨ならやっちゃうし。それに黒田だし。黒田は、昨日に合わせて調整しているはずだし。200勝がかかっている大切な試合です。

それに、心配してたのは、お弁当屋さんです。昨日は、特にお弁当とお土産が付くホームランセットが沢山予約してあるはず。それが中止になったら、一体どうされるのでしょうねと。人ごとながら心配で。

で、結局雨も不思議なほどにほとんど上がって、たまに弱い雨があるくらい。そこは、もう、みんな持ってる真っ赤なポンチョで任せておけ、みたいなものでして。

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黒田さあん、マウンドって本当に孤独なのですよね。もくもくと投げ続ける彼に、ドキドキします。

この頃、連勝と言っても、ハラハラドキドキの試合ばかりで。ハラハラして勝つのもまた楽しいけど、でも、たまには安心してゆったりとした気持ちで見れる試合もしてほしい、なんて贅沢なことを感じてましたよ。

余談ながら、黒田の登板の時だけ売っている15のジェット風船。それに、ホームランセットのお弁当とお土産の赤のアニマルのタオルハンカチです。また、孫へのお土産ができました。

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試合は、御存じのごとく、もう、ぶっちぎりの8対1での大勝。黒田まで、満塁の走者一掃の二塁打を打って。楽しかったあです。

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ヒーローインタビュー、当然黒田、それにお久しぶりの菊池。黒田、いい男ですねえ。カープのヒーローインタビューは、いつも楽しいです。それだけ、チームの雰囲気がいいのでしょう。話すことが一通りではないのです。黒田は、投げて打って、「もう二度とないでしょう」といい、菊池も黒田さんのこんなことは「二度とないでしょう」と言って、黒田から頭をはたかれていましたよ。

 正直、私は今、カープに狂っております。今日も行くのです。お昼は用事があるけれど、ナイターですからね。今日は、ヤクルトファンが持っている小さな傘をもじって、赤い小さな傘、昨年配ったのとまた別のをくれるらしい。当然、行きますわよ。

先日、昔からの友人から電話があって「どうやってチケット手に入れるの?」と聞かれました。「それは努力しているもの」と答えました。行こうと思ったら、あらゆる手段を尽くして、行くのです。

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アメリカからのナイスボイと両親のこと。

お話した教師の夫婦は、初めに一人、後からもう一人、計二人の男の子を養子てして迎え、子育てをして下さっています。

初めの子を迎える時、お父様はその高校の校長先生でした。とても忙しくて、子育てをするにはいそがしすぎるので、校長先生をやめて、普通の教師になられたのだそうです。

この度も、一人の教師として、沢山の子どもたちや他の先生方を引率してこられました。

子育てをするのに、仕事を控えるという男性には、私は何人も出会っています。

ハワイの航空会社にお勤めだった方は、半日だけの勤務に変わられました。
 広島のインターナショナルスクールに夫婦でお勤めだった方は、二人で半分ずつ勤務をする、二人で一人の教師になられました。

そんな勤務の形態を許す社会はいいですねえ。

会のはじめに、小さな生け花をそれぞれ生けられました。

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 14歳の彼は、生け終ったお花を私に持ってきて「フオーユー」と言ったのです。私へのプレゼントだと。びっくりしたけどうれしくて。大切に家に飾っています。

会では、沖田孝司さんご夫妻のバイオリン演奏やけん玉大会などがあり、とても楽しく過ごしました。私、バイオリンでの箏曲の「春の海」、初めて聴きました。すばらしかったです。

最後にみなさんで記念写真を撮って、お別れしました。

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うれしく、楽しいひと時でした。

今度は、近い内にお兄ちゃんが来られるかもと聞きました。またまた楽しみです。お声をかけてくたさった皆様、本当にありがとうございました。

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アメリカからナイスボイがやってきました。

一昨日の日曜日、性教協の例会があった日の夜、ある会に出席しました。その時の一枚の写真、これ、見て下さい。私の右肩。

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写真を撮るのに、私に真ん中に来るようにと言われ、そして、何の抵抗もなく、若い14歳の彼がすっと私の肩を抱いてくれたのですね。肩を抱かれるなんて、まったく、何十年もないことでしたので、ドキドキしてしまいました。私の右の人は彼の父親です。

2011年、かれらの一家が私のクリニックを訪れてくれて、一緒にお好み焼きを食べました。その時のことはここに書いています。

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その時の一枚です。この弟とお父さんが広島に来てくださったのです。5年経ってこんなナイスボイになって。

彼は14歳。父親と母親が教師をしているハイスクールに入学しました。お兄ちゃんは、この度このハイスクールを卒業して、9月から大学に入学するそうです。

そのハイスクールの研修旅行。京都、大阪、広島と二週間の旅を広島ホームステイクラブの方たちが全面的に協力をして、その帰国前夜のお別れ会に私も招かれたということなのです。

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会の冒頭、お父さんの先生が、みなさんにスピーチをして、その時に「この河野ドクターのおかげで、二人のビューティフル チルドレンを家族に迎えることが出来ました。そのおかげで、私たちの人生はとても楽しく、充実したものになりました」と、みなさんに紹介なさったのですね。

このお話、明日に続きます。

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花田さんと生徒が作成したパンフレット

朝からまったく突然にブログが書けなくなって。ココログにアクセスできなくなってしまって。それならそれで「ただ今障害が発生しています」くらい出してくれればいい物を。でも、なんにも表示はないし。私だけかと思って、さんざん心配し、何度も何度もアクセスしようとあずりました。そして、つい先ほど、やっと画面が出て、同時に「障害が発生しておりました」ですって。

一体何だったのでしょうね。どれだけの時間を使ったことか。もう、ブログを書くのはやめなさいということかも、そうね、やめるとさっぱりするかもねと考えていました。でも、内心は復旧してほっとしました。少し腹立たしいけれど、お昼休み、急いでブログをアップします。

 昨日の性教協の例会。花田さんが作った冊子をみんなで検討しました。今の高校に赴任して、五年がかりで作ったという冊子です。生徒さんに呼びかけて、生徒と共に作ったと。絵は生徒が描いています。でも、まだこれも未完成。作り上げて、みんなに一冊ずつ持って素次用してもらうのだと。

 みんなの意見で、たぶん副題は「知識が自立を助けてくれる」になるでしょう。「本を踏みつけているのはどうか」という意見もあったり・・・。

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どうも、家庭や教育現場では、月経は当たらず障らず。痛いのも我慢させている大人がとても多くみられます。楽に過ごせたら、それに越したことはないのですが。

体やホルモンの基礎知識と共に、その対応法もきっちりと書いてある、全22ページの冊子です。これは、生徒さんたち、ありがたいことでしょう。

 さて、その上で、女性の月経をどう男子生徒にも伝えて行くか、これも課題だねえと話しあったことです。

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受験と生理のコントロール」

 今日は、10時半から性教協広島サークルの例会です。

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小学4年生での初経教育をはじめとして、学校教育の中では、何度か月経の教育がされているはずです。

自分の体を自分でコントロールしていくという女性の自立に向けて、花田さんが取り組んでいます。

花田さんが現在勤務しているのは、県立の進学校。受験教育一辺倒の中で、体についての取り組みをするのは、なかなか困難でもあります。

その中で、受験にも実力を発揮することを目標としての取り組です。

試験と月経がぶつかったら、生理痛のつらさはお薬で何とかなっても、問題はトイレです。休憩時間は女性のトイレは長蛇の列になります。間に合うかしら、ナプキンを替えなければ、そのストレスは無視できません。

それを、うまくコントロールする、試験と月経がぶつからないように調整していく、それだけでなく、部活の試合や修学旅行なども。

体の基本を学び、そのコントロールの方法を学ぶ。この花田さんの取り組みを聞くのを楽しみにしています。

女性の生理について。以前、女子だけ集めて、ひそひそとされていた初潮教育は、男性たちにはなにも知らされないままにされていました。その弊害が、今回の熊本の大地震で何度も訴えられました。

全国から送られてくる支援の物資。その物品を配布する役には地域の力を持った男性のことが多く、

①その中の生理用品を「不謹慎だ」と言って、しまい込んだという話。
②トイレに行くまで我慢できないのかと言ったという話。
③生理用品の袋を開けて、並んだ女性に一つずつを配ったという話。一回一個だけ渡されるものだから、何回も並ばなければならなかったということ。

一体何をやってるの!!

ちゃんと男にも学んでもらわなければ。

私は、中学生には女性の月経痛などについてはもちろん、男性も一緒に学んでもらいます。

明日は、花田さんの報告と共に、それらについてもお話したいと思います。もちろん、先週の土曜日の性暴力についてのお話もまたしますね。お話したいことが一杯です。

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村下孝蔵さんと、ゆうこさん、露菜さん。

作日、工場長さんのブログhttp://hiroshima.moe-nifty.com/blog/2016/06/post-82aa.htmlを読んで、村下孝蔵さんの歌を一杯聴いて、眠れなくなりました。初恋、踊り子、少女、ゆうこ、ロマンスカー・・・どれも悲しいです。胸がいっぱいになります。

そして、ゆうこさんのことが気になって。その昔、うんと後輩の結婚式で、ゆうこさんとお会いしました。その時の花嫁は音大卒の方でした。後輩も歌がとても好きで上手な人でした。ゆうこさんは、花嫁のお友達でした。そうなんだ、村下孝蔵氏の奥様も音大なんだ、お似合いだと思いました。

その後、悲しいことを聞いたのは、うんと経ってからです。彼女のよくない噂を聞いて、うそだ!!と思いました。そんなことがあるはずない。こうなったのは、お二人が原因でなく、きっと何かある、九州出身の彼のお身内が原因かも、と思いました。

そして昨日、本気で知りたいと思って。そのゆうこさんのブログにたどり着きました。そしてそして。その昨日から、ゆうこさんは、お二人のことを書き始められました。昨日は、出会いの所。ワア、頑張って書いて欲しい。知りたい!!そう強く思います。

私が持った疑念。やっぱりそうなんだと。九州出身の夫を持った私の直感は正しかったと思います。

ブログを遡って知りました。ゆうこさんは音大のピアノ科卒、沢山の子どもたちにピアノを教えていらっしゃいましたが、今は、アコーディオン奏者として頑張っていらっしゃいます。御嬢さんの露菜さんは、マトリョーシカの絵付作家でもあり、シンガーソングライターでもあります。

6月19日、安佐南区八木で土砂災害の追悼のライブをなさったことも知りました。八木は、村下氏とゆうこさんと露菜さんが結婚生活を送っていらっしたところです。残念。知っていたら、きっと行っていたでしょう。

ゆうこさんのブログ「雪待月」のアドレスです。

http://ameblo.jp/404510yukorona24/entry-12173784954.html#cbox

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6月19日のブログに載っていた、村下孝蔵氏と幼い露菜さんの写真、かってにお借りしました。この幼かった少女をここまで育て上げて、それは想像を絶するほど大変だったことでしょう。

その少女とゆうこさんのライブが、ユーチューブにありましたので。

これでは、ゆうこさんは、アコーデオンでなく、ピアノを弾いていらっしゃいます。


もう一つ、お二人で、村下孝蔵さんの「踊り子」を演奏されている姿を。これらを見て、ゆうこさんは、分かれる時も、その後もずっと村下氏を愛していらっしゃるのだと、誰がなんと言っても、私はそう思います。

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当事者と学ぶ「性暴力被害と回復、その支援など」⑤

山本さんの講演のご紹介の最後です。

性暴力の被害に遭った人のその後の後遺症。深刻にトラウマを引き起こします。このトラウマの影響が理解されていません。

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このような深刻な被害に遭った人に、どのような支援が必要なのか、これが、今全国につくられようとしている「ワンストップ・センター」とつながって来ます。

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そして、最終的には、性暴力を許さない社会を作ること、と、山本さんの講演は締めくくられます。それは私たち自身に問われていることだと、受け止めました。

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山本潤さん、貴重なお話を本当にありがとうございました。私たちに問われた使命にきちんと取り組んでいくことをお約束します。

この後、一休みして、島根のワンストップセンター「さひめ」のお話と、私自身の発表について、少しお話しするつもりでいます。

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当事者と学ぶ「性暴力被害と回復、その支援など」④

今、山本潤さんの講演の内、私がすべての人に知っておいて欲しいことを書いています。でも、本来なら、山本さんの講演のすべてをみんなに聞いて欲しいと思っています。一部だけをこうしてお話することに、山本さんに感謝すると共に、申し訳なくって、後ろめたさも感じています。

みなさんぜひ山本潤さんをお呼びして、講演を聞いて下さい。

その前提の上で、もう少しだけお話させていただきます。

前回、性暴力を受けた人の22.2%の人が友人や知人に相談しているとお話しました。では、その相談を受けた人はどうすればいいのでしょうか。

山本さんは、性被害を受けた友人に行ってはいけないことを明確に提示して下さいました。

以下、言ってはいけないことです。

1) 「まさか、信じられない!」
    あなたはうそつきだと言っているようなもの

2) 「どうして、あの人があなたにそんなことをしたの?あなたが何かしたんじゃないの?」
    性暴力の責任はあなたにあると言っているようなもの

3) 「もう忘れなよ。先に進まなきゃ」
     人は性暴力からすぐに立ち直って、先に進むことなんてできない

4) 「あなたの気持ちはわかるよ」
    性被害を受けたことがないのなら、本当にはわからないはず。

5) 「かわいそうに」
    性被害を受けた人が一番されたくないのは同情されること

6) 「あなたにそんなことをしたやつは許せない」
  ほかの人が加害者を責めると加害者をかばおうとする
    ほかの人の怒りをなだめないといけなくなる
    加害者が家族だった場合、被害者は自分も責められているように感じることがある

7) 「誤解しているんじゃないの」
    被害者は起こった事を誤解しているんじゃないかと悩んだあげくあなたに打ち明けたの     に・・・

それでは、どんな対応をしたらいいのでしょうか。配布された山本さんのスライドです。

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それから、性暴力の加害者について。

性暴力加害とは

性暴力は、加害者が攻撃、支配、優越、男性性の孤児、接触、依存などの様々な欲求を性という手段、行動を通じて自己中心的に充足させるために被害者をモノとして扱うこと。

開始時期と習慣性   (9~10)歳~(92)歳
一人の性犯罪者は(380)人の被害者を出す
                           (藤岡淳子「性暴力の理解と治療教育」2006)

明日、最終的に被害者にはどういう支援が必要であるか、性暴力を許さない社会を作ることなどのお話をさせて頂きます。
  

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当事者と学ぶ「性暴力被害と回復、その支援など」③

内閣府の指示により、全国に性暴力の「ワン・ストップセンター」作りが求められています。「ワン・ストップセンター」とは、性暴力の被害に遭った人が、そこに連絡をすると、そこからすべての必要な支援が受けられるというものです。

しかし、私も常々言っていることなのですが、性暴力=性犯罪ではありません。強姦や強制わいせつ等の刑法に触れることだけでなく、DVやセクハラ、痴漢、性的発言や過去にうけた傷等も含まれます。

これまで、被害を受けた女性が警察に訴えても、それが「有罪にできるか否か」という視点で対応され、有罪が難しそうとなれば、それで放っておかれるということになっていました。

 しかし、有罪にするには、被害者証拠が体に残るほどの強い抵抗が求められたり、トラウマ(心的外傷)の理解が欠如していたり、記憶の信ぴょう性が疑われたりします。

さらに、現在、支援を受けられるシステムがありません。その結果、

警察に連絡・相談するのは、3.7%~10%。
医療機関に相談するのは 1.7%。

しかし、ここに来て、性暴力を定義しなおす必要が言われています。山本さんのスライドをお借りします。

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性暴力とは・・・同意のない性的言動であり、性的自己決定権を発揮できなかった瞬間に⇒性暴力が起きる、と言われます。

もしも、性暴力被害を受けたことが知られたら、どうなるか。山本さんのスライドから。

性被害の告白を受けた周りの反応

「どうして逃げなかったの?嫌だと言わなかったの?」
「本当なの?勘違いしてるんじゃないの?」
「そんなこと早く忘れなさい」

そんなひどい反応をするのはなぜ?

・どうすればいいか、まったく何も知らないから
・つらい経験をしたことがないから
・その人自身が体験した被害を思い出させたから

もちろん被害者を助けてくれる家族や友人などの身近な人もいます。でも、こういう反応を引き起こすこともある複雑な問題が性暴力なのです。

では、性暴力を受けたこと人は誰に相談しているか。

それは、友人・知人が22.2%なのですね。

では、相談を受けた人が、相談した人にどのような対応をすればいいのか。そのお話が明日に続きます。

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当事者と学ぶ「性暴力被害と回復、その支援など」②

山本潤さんの講演。まず、ご自分の体験を人に話すという、このつらいことを頑張ってして下さって感謝します。それは、彼女自身の怒りや悲しみや絶望などを乗り越えて、正義感に裏打ちされて勉強をする中で獲得された、強さと、優しさなのだと思います。

山本さんのお話をここですべて再現することはできませんが、私自身が、みんな知っておくべきだと感動の中で考えたことのご紹介をしますね。

山本さんは、13歳の時から7年間にわたって、実父に犯され続けています。誰にも言えず、心を空にすることで耐え続けました。彼女が20歳の時、母親が離婚することで、やっとそれは終わりました。彼女が母親に言えたのは、その後でのことです。

世の中には、未だに「レイプ神話」というものが流布されています。それは、次のようなものです。

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しかし、平成24年の内閣府の調査、子どもと家族の心と健康調査委員会1998年のデータを示してくださいました。

1) 異性から無理矢理に性交をされた経験がある女性は20人に一人以上、6.5%にも上ります。これを広島県の女性の人口(H27年)1462306人に当てはめると、95049人に。

2)12歳以下で異性から無理矢理性交をされた経験があるのは130人に1人、0.72%。

3)無理矢理に性交をされた経験のある女性のうち、面識があったのは76.9%。

4) 18歳までに何かの性的虐待を受けた子どもは 女子は39.4%。男子は10%。

さらに。

「だれにも性被害を相談したことがない」という人が、被害を受けた人の67.5%にもなります。

それらを考えると、警察庁発表(平成26年)の認知件数

強姦   1250件、強制わいせつ 7400件という数値がいかに一部しかとらえられていないかということが分かります。

山本さんは、講演のはじめのころ、「そこに座っている周りの二人でも三人でも、グループを作って下さい。その三人で、自分が初めてのセックスをした時のことをお互いに告白して下さい」「どんな人と、どちらがどう誘って、どこに行って、服は自分から脱いだか、相手に脱がしてもらったか、どんな風に触られたか、キスはどうだったか・・・・」もっと微に入り詳しく・・・。

 それを、今、そばに座っただけの人にしゃべらなければならないのは、やはりいやだと思いました。

山本さんは、それを実行させはしませんでしたが。それと同じことを、警察に訴えて行くと、問われるのだと。それまで、見ず知らずだった人に、細かく聞かれ、しゃべらなければならないのだと。

まだ明日に続きます。

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当事者と学ぶ「性暴力被害と回復、その支援など」①

土曜日の弁護士会館での『当事者と学ぶ「性暴力被害と回復,その支援など」』について少しご報告をします。

プログラムは、

第1部 山本潤さん講演「抵抗するなんてできなかった~私たちの声を聴いてください」

第2部 パネルディスカッション テーマ「当事者の声を聴いて~今、求められる支援とは」

    パネリスト
         山本潤さん(性暴力と刑法を考える当事者の会 代表)
         河野美代子
    岡崎由美子さん(弁護士・しまね性暴力被害者の支援に関する委員会委員長)

  コーディネーター
    下中奈美さん(広島弁護士会・犯罪被害者の支援に関する委員会委員長)

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会場には沢山の方がいらっして下さいました。

何回かに渡ってご報告をしましすが、まず、私以外のお二人の紹介をします。配布された紹介の文書から。

山本潤さん

看護師・保健師・性暴力経験から勉強を始める。
2007年 SANE(性暴力被害者支援看護師)研修終了
2010年 看護修士取得
現在、NPO法人女性の安全と健康のための支援センター運営委員・日本フォレンジック看護  学会理事・自助グループ野いちごの会運営者。性犯罪について刑法改正の議論が進むなか、被害者の意見を反映させようと「性暴力と刑法を考える当事者の会」を立ち上げ、法制審議会に要望を伝えるなど、代表としての活動を展開中。
2016年5月  法制審議会 刑事法(性犯罪関係部会)のヒアリングにも出席

岡崎由美子さん

1947年 長崎市生まれ、京都大学 法学部卒業(労働法ゼミ)
1977年 名古屋弁護士会登録 (名古屋第一法律事務所入所)
1979年 島根県弁護士会登録 岡崎由美子法律事務所を開所
2009年 「岡崎法律事務所」へ事務所名変更

2003年度~2011年度  島根大学大学院法務研究科で講義科目として「親族・相続法」、「実務家教授として「家族と法」「ローヤリング」等を担当。2012年3月退職
島根の女性弁護士第1号という立場から、男女差別に関わる解雇事件やセクシャルハラスメント事件、DV被害者、離婚、一人親家庭の法的支援等の事件を多数扱ってきた。そのほか、しまね医療問題弁護団、島根原発差し止め訴訟弁護団、薬害C型肝炎訴訟弁護団で活動。

2006年~「しまね子どもと女性のための専門家連携の会」の代表として、臨床心理士・医師・元家庭裁判所調査官・元児童相談所長などと一緒に児童虐待や一人親家庭の問題等に取り組む。
2014年に「連携の会」のメンバーを中心としてしまね性暴力被害者支援センター「さひめ」(一般社団法人)を立ち上げ、理事・運営委員として性暴力被害者支援の活動に取り組む。

明日は、山本さんのお話から、一部ご紹介しますね。

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昨日のETV特集・つかささんの2年間の記録

 昨日は、お昼に広島弁護士会館で、当事者と学ぶ「性暴力被害と回復、その支援など」の講演とシンポジウムが開かれました。会場は一杯の人で、ちょっと驚きました。

この様子、語られた数々の提言について、お話したいことが沢山あります。

明日からしばらく、シリーズでお話しようと思います。

その前に。昨日の夜のeテレ。ETV特集「つかさ18歳 人生を取り戻したい~被虐待児 2年間の記録~」について。

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三番目の父親の虐待で、9歳から水俣の養護施設「光明童園」で暮らしていたつかささん。高校三年18歳になって、この施設を出ていかなくてはなりません。進路を決めなければ。

絵が上手な彼女は、福岡の専門学校に進学したいという熱い希望を持っています。でも、お金の関係で、その夢は実現できません。

福祉施設で働くことになりました。そこでお金を貯めて、いつか専門学校へ行き、イラストレーターになるということになりました。そして、園を出て、9年ぶりに実家、母親とともに暮らすことになりました。

園の送別会、退園のお祝いの会で、つかささんは、涙ながらに語りました。

「9歳の時、初めてここに来て、その晩、布団で寝ました。それまで布団で寝ていなかったので、布団の中で幸せだなあと思いました。」

そして、この施設の職員の方たちの素晴らしい取り組みがとても感動的でした。

司さんの生い立ち、幼児から虐待されていた彼女には、幼いころの写真もないし、果たして望まれて生まれて来たのかという深い疑問、絶望等があったのですが、そこを職員の方たちの取り組みで、解き明かしていきます。ここの部分は、もっと前のドキュメントで詳しく放送されたのですが、今回はそのダイジェスト版として放映されていました。彼女の幼いころの写真、そしてお母さんの育児日記。彼女は初めてそれらを目にしました。

それらは、彼女がこれからの人生を生きて行くために必要なものでした。

進路についても、しっかり彼女に寄り添い共に考え、、高校の三者懇で親代わりとして先生と彼女の会話を見届け、母親との話し合いに立ち会い・・・。

 このドキュメントには、学ぶことがとても沢山ありました。

すべての子どもが幸せに生きることが出来る国ではないこと。
貧困のために自分の希望の進路に進むことが出来ない若者が沢山いること。

そんな中で頑張って生きようとしている一人の少女。それを支えようとしている施設の先生たち。

個人的や、一施設の努力を素晴らしいと応援するだけでなく、どんな社会であるべきなのか、どうすればよいのか、もうじき、参議院選。その投票も含めて考えなければと、強く思いました。

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今日の午後11時からNHKeテレを見て下さい。

皆様にお知らせです。

今日の夜、午後11時から、NHKeテレ「ETV特集」をぜひ見て下さい。

私も職員研修に行ったことがある「熊本水俣の児童養護施設・光明童園」を巡るドキュメントです。

昨年11月11日、eテレでドキュメントが放映されました。その放映については、私のブログ、ここに書いています。その続きが今夜放送されます。

ここで生活していた、一人の少女、司さん。親からの虐待で9歳からここで生活していました。高校を卒業すると、童園を出て生活しなければりません。

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司さんは、絵がとても上手です。私が職員研修に行った時、かべにかけてあった彼女の絵です。虐待されていた彼女の空想の世界の絵。

彼女は、高校を出ると、福岡にあるイラストの専門学校に行きたいという希望を持っていました。その学校の説明会に自分が書いた絵を持って行きました。そして、「こんな絵が描ける人、ぜひ、うちの学校に来て下さい」と言われます。

でも、高卒と同時に自活しなければならない彼女にはそんなお金の余裕はありません。

職員と共に、懸命の模索をし、彼女の進路が決まりました。

今日は、気になっていた、その続きが見られます。楽しみです。知らせて下さった光明童園の先生、ありがとうございました。

 そして、今日のお昼には、性暴力を巡る講演とシンポジウムが開かれます。

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画像はクリックすると大きくなります。昨日、スライドを写す手順などの予行演習に行ってきました。会場の弁護士会館。今日の予定の会場では、ヘイトスピーチについての会が開かれていました。

そして、今日、この講演・シンポジウムと並行して、同じ弁護士会館の別の部屋では、「日本と原発 4年後」の上映会が開かれます。見たかった映画です。重なって残念。

弁護士会っていいですねえ。社会に密着していろいろな勉強会が企画、実行されるのですね。

クリニックの診療は、午後は四方先生にお願いしました。四方先生、患者の皆様、よろしくお願いします。

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昨日もカープ・勝ち。ビール販売の赤い服。

姪に急に譲ってもらったチケットで、昨日もカープでした。二日連続。その昔、日本シリーズに子連れで連日行って以来です。

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雨の中、みんな赤いカッパを着ての応援です。7回裏に入る時、赤いカッパに、赤い風船で、もう、まっかっかです。雨でかすんでいますが。

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なんと、西武に3たて。なんだか、西武の選手と雨の中来ていた数少ないファンの方たちがちょっとかわいそうになりました。

私の連勝記録も5に伸びました。もう、楽しくて。でも、こんな生活もそろそろ終わりです。これからは、忙しくなりますので、あまり球場に行くことはできそうにありません。行ける内に行って置く。満足です。

ところで。これは、球場内でビールを売る人たち。重いビールを背負って階段を上り下り。重労働ですね。

Img_4629普通、こんなブルーのユニフォームで頑張っています。でも、お気づきの方もおありかな?

中に何人か、赤いユニフォームで頑張っている人もいます。

ビールの売り上げがベストファイブの5人だけが着れる色です。

ソフトドリンクは、二回連続1位、2位の人だけが着れるのだと。左の写真は、ソフトドリンクの1位の人です。一昨日は、がりがりくんの酎ハイを売っていました。写真の撮影とブログへのアップは了解を頂いています。

Img_4583Img_4585

大変ねえ。競争なのね。皆さん、笑顔でてきぱき。とっても対応がいいですね。でも、青い服の女性に「赤にならんと」と言っている酔っ払いのおじさんがいて、それはかわいそうと思いましたよ。

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カープ、優勝がちらつきます。

昨日は、診療後タクシーで駆けつけてカープ応援に。私は4月に4回行って全敗。5月になってやっと日の目を見て、以来全勝。昨日も勝って、4連勝です。やっと五分になりました。これから勝ちを積み重ねなければ。

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昨日は、新井の2000本安打の記念のTシャツ、例の背中に「まさか、あのアライさんが・・・。」と書いてあるのを着て行ったし、新井がバッターの時には、記念のタオルを掲げましたよ(記念のサイン入りのユニフォームは横浜球場に行った時、息子が着てそのまま譲ったので)。新井がヒーローになって、すごくうれしかったです。何しろ新井君は、小学校時代に中沢啓二さんの「はだしのゲン」を繰り返し熱心に読み、中沢さんが亡くなる少し前の病床に自分のバットを持ってお見舞いに行った人です。写真はもう一人のヒーロー松山と一緒に。

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夕飯に食べたのは、汁なし担担麺とせせりのから揚げ。汁なし担担麺、結構辛くて、美味でしたが。何分にも多くて、食べきれませんでした。

それに、昨日は、西武相手だったので、「赤たてがみ」をみんなにプレゼントしてくれました。耳がかわいいです。いい年をして恥ずかしいので小さく載せます。もうこれは孫に行きます。

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実は、今日は行く予定がなかったのだけれど、連日球場に行っている姪が、ちょっと疲れた、、休みたいというので、チケットを譲ってもらいました。勝ちが続いている今、勢いで行きましょう。もしかして、悲願の優勝ということがあるのではないかと、期待していい気がしてきました・・・。その代り、昼間にすべきことがとっさり。頑張らなければ、です。

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お二人からのメール2.

昨日と同じ日に届いたもう一つのメールです。これは、アメリカからです。


『河野先生、紘子先生

こんにちは。
帰米してから2ヶ月が経過しました。
時差ぼけが治ったと思ったら風邪の嵐が吹き荒れ、うつされうつしを家族間で繰り返しましたが、やっと2週間ほど前から普通の生活に戻りました。
○①は明後日3歳になり、○②は9ヶ月です。

家事と育児に走り回る日々ですが、スクスクと育っている子供達の寝顔を見ていると満ち足りた気持ちになります。もっとゆっくり余裕を持って成長を見守りたいですが、現実はあっという間に1日が終わるという感じです。

さて、○②の手続きに関して進捗がありましたのでご報告します。
本日○○○の裁判所で正式に養子縁組が成立し、○○○○② となりました。これから諸手続きを行い、パスポート申請や社会福祉番号の名義変更などを行っていきます。

同時に在米日本領事館を通して日本の戸籍にこの結果を反映させるべく書類を整えて行く予定です。
まずは最初の大きなステップを超えることができましたので、気分的に大分楽になりました。
裁判所では2年半前と同じ部屋でしたので当時のことを思い出し、改めて、2人の子供達がいるという幸せを強く感じました。河野先生と紘子先生が結んで下さった縁です。本当にありがとうございました。
また進展がありましたらご連絡いたします。』


0000アメリカへの養子縁組ですが、パパは、元広島にいらっしていて、昔から御縁のある方です。

お姉ちゃんと弟、二人の子どもたちとで、4人家族になりました。

紘子先生とは、近藤紘子さんのことで、原爆投下された当時の流川教会の谷本清牧師の長女さんで、国際間養子縁組の手続きをして下さっています。

子どもたちだけでなく、両親も親戚等の回りの人たちも、それから、何より赤ちゃんを産んでくださった実母の方たち、みんなが幸せになりますように、そう願いながら、お世話ををさせて頂いています。

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お二人からのメール1.

同じ日に偶然お二人からメールが来ました。許可を得て、お二人のメールを転載します。ただ、名前や住所等、具体的なことが分からないように編集しております。まず、お一人目からです。

『河野先生

いつも、大変お世話になっております


おかげさまで、○○は、来週で4ヶ月になります
今日、8.2kgありました
(やや肥満児です)

ありがたい事に、
ようやく首も座り、よく飲み、よく寝て、よく笑い、よく動き、よくオナラもしますし、ほぼ毎日ウンチが出てくれますから、安心できます
2ヶ月目から、夜中、全く起きません
寝返りは、まだ先ですが、寝たまま手足をバタバタさせてます

今は、全く健康そのもの、素直に、すくすくと育ってくれています

4月26日(火)は、家裁(1回目)に夫婦で行きました
5月18日(水)は、家裁から1回目の家庭訪問
5月20日(金)は、お宮参りと写真館
6月1日(水)からは、保育園入園
6月16日(木)は、離乳食教室
6月22日(水)は、4ヶ月検診
6月24日(金)は、2回目の予防接種の予定です


おかげさまで、我が家は、とっても、とっても、幸せになりました

私の実母も、主人も、私以上に育児を手伝ってくれるというか
家族皆が、先を争うように、○○の世話をしてくれます

また、○○が来てから、我が家は、知人や友人、親戚等々、びっくりする程、沢山の方々の訪問がありました
御祝いはもちろんの事、特にこれといった用事が無くても、何人か、何回か、リピーター訪問が絶えない事に、少し驚いてます
皆が○○の事を、
「めちゃめちゃ、かわいい」と言ってくれます
○○の笑顔には、家族以外も癒されてます

○○には
「河野先生のようになってね」
と時々言ってます
健康だけで、とっても幸せで、それ以上の高望みは○○の負担になります事は、よく解っておりますが
「他の人を幸せにする仕事をして欲しい」
という意味です


おかげさまで、我が家は全く幸せになりました
私は、26歳の筋腫の手術から始まり、何年かおきに、先生に助けていただいております
(無事結婚できました事も、○○を授かった事もそうです)

だんだんと蒸し暑くなってきました

河野先生
これからも、先生と、先生のご家族のために、
いつまでも、いつまでも、お元気で、お身体を無理せず
私たち患者や、中高生、子どもの出来ない50歳前後の夫婦のためにも、
診療や講演、養子縁組等々、お元気で、無理のない程度に続けていただけますよう、心から願っております。


また、○○を連れて、クリニックに寄らせていただきます
本当にありがとうございます。』

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『河野先生
お忙しい先生に、お返事いただき、本当にありがとうございます。

かえって、お手数をおかけして、申し訳ありませんでした。

写真は、容量が大きく、ご迷惑かとも思ったのですが、皆に愛されている可愛い○○と、幸せな家族を、ぜひお見せしたくて、沢山送らせていただきました。

ブログ掲載は、一向に構いません。
どこに出されても、構いません。

私達のような、幸せな家庭が増えますように。

毎日のように、ニュースに流れる、かわいそうな赤ちゃんが、いなくなりますように。

これからも、よろしくお願いいたします。』

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性教協例会のご案内・花田さんの実践

6月26日は、性教協広島サークルの例会です。

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花田千恵さんの高校生対象の実践の報告です。

花田さんは、今、受験校の養護教諭です。

これまで、小学校に勤務していた時には、小学1年生から6年生までの手作りの性教育に取り組み、「アイデアいっぱい性教育」という本を出版されました。

その後、高校に移った時には、ピアによる性教育の実践に取り組みました。つらい思いをした先輩から、現役の高校生に対して手紙を書いてもらい、それを元にみんなで考えるというものでした。

それは、実感を伴った地に足の着いた実践でした。

 そして、受験校にいる今、受験に役立つ性教育。ほとんど性教育としての時間も取れない状況で、生徒の自立に役立つ取組みをと考え、実践しています。

それが、生徒と共パンフレットを作るという取組みです。

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受験に全力が出せるようにというスタイルを取りながら、自立した大人になっていくために、ちゃんとした知識を持ちましょうという、パンフレットを作っています。全21ページ。絵は、現役の高校生が書いています。これをみんなが一冊ずつ持って卒業してもらうという、それを目指しています。

生理痛はなぜ起こるか、それへの対処法、受験と生理がぶつからないように、いつからどんな調整をしたらいいか、それも具体的に記されています。

花田さんの、アイデアに富んだ実践には、いつも頭が下がります。

この夏の性教協全国大会の分科会に提案する予定の、広島での予行演習もかねています。皆様、是非ご参加くださいね。

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救急車の行先

 昨日の土曜日、週の内で一番忙しい日、ばたばたしながら診療をしていて。状態がとても厳しい方がありました。顔色は真っ白。動くのもしんどいと。ヘモグロビン4.6。なおひどい出血が続いています。これはもう私の所で対応できる状態ではないと判断。血管確保、すなわち点滴を取り、止血剤、造血剤を入れ、本人と付き添いの方にお話し、大学病院に受け入れをお願いしました。

大学の当直のドクターは、ベットの空きの確認の後、どうぞと連絡をくださいました。すぐに紹介状を書き、救急車のお願いをしました。ひどい出血が続いています。ヘモグロビンも4.6で、動けません。大学病院への搬送をお願いしますと。大学病院には了解を戴いていますと。もちろん、紹介状の宛先は、広大付属病院産科婦人科です。

救急車はほどなく来て下さいました。点滴もしたまま、ナースが一人付き添い、救急隊の方によろしくお願いしますと頭を下げ、送り出しました。

その後、他の方の診療をしていて、随分時間が経ってから。付き添っていったナースが戻ってきました。そして、

「先生、救急隊が県病院に運ぶと言ってるんですが」と言います。「大学病院です、大学宛ての紹介状もあります」言っても、指令室が県病院に運ぶようにと言うんですってと。

私は何が何だか分からなくなりました。大学が急に受け入れできなくなって、県病院に頼んだのかしら、それにしても、ドクターがどうぞと言ってくれたのだし、私に無断で県病院にと言うはずがないでしょう。救急の指令室が、独自の判断で県病院にと指示したのかしら。でも、県病院には産婦人科のドクターは今いるのかしら、急に行っても大丈夫なのかしら、こんなことがぐるぐる頭を回りました。

「とにかく、大学。○○先生に連絡を取っているから」とナースに言いました。その後、なかなか発車のピーポーがなりません。一体どれだけ時間を取っているのでしょう。一刻を争う状況なのにと、私も下に降りました。まだ救急車は止まったままです。で、言いました。

「何をしているんですか。どうして県病院にと言うのですか。私は大学病院に受け入れをお願いしているんです。どうして捻じ曲げて県病院なのですか。早く、大学病院に行って下さい」

「指令室が県病院にと言うのです」

やっぱり、救急隊の人はそう言います。そうですね。彼らは、指令室の指示で動くようになっているのだから。その後しばらくして、おそらく、指令室や大学病院とやり取りをしたのでしょう、救急車はいきなりピーポーと出て行きました。私には何もなしです。

やがて、帰って来たナースが、「救急隊の人が、先生に謝っておいてくださいと言われました。何かの間違いらしいです」と言います。何の間違い?合点の行かない私は、救急の指令室に電話をしました。お忙しいことはわかっているのですがとお断りを入れた上で。どういうことだったのでしょう、どうして、県病院にということになったのでしょうかと。救急隊に話を聞いて、またお電話しますと。ああ、指令室の人はこの出来事は知らない、私にとっては大問題でも、そこにとっては、どうってことはないのだと分かりました。

やがて、電話がかかりました。「手配する者の聞き間違いでした」と言われます。「聞き間違い?大学病院と県病院を聞き間違えた?それは、私の発音が悪かったということですか?」「そちらの場所と、行く病院と同時に手配したもので。そちらの場所の特定に意識が取られていたようです。」「でも、それが当たり前の業務ではないのですか?どこに出動して、どこに運ぶか、それはいつもなさっていることではないのでしょうか。いつも、同時に手配ではないのですか?」

その後、いくつかのやり取りがありました。結局分かったことは、こちらからの依頼に反して他の病院に搬送するということはないこと。今回病院を間違えたのは、まったく初歩的ミスであったこと。結局は、どうしてそんなミスをしたのかは私にはわからないままでした。間違いはだれにでもあること。その間違いをいつまでもじくじくと追及する気はありませんけども。でも、人の命に係わる救急という仕事。なぜこんなことになったのかという点検と反省、特に、システムの見直しがないと、再発防止につながらないし。

少なくともごめんなさいの電話の一本くらいあってもいいのではないかと思いました。もしかして、こんなことはよくあることなの?と思ってしまいます。今回のことは、ミスとは言えないほど小さなことかもしれませんが。

考えて見ると、こちらからの119に対応されたのは、いつもと違って、ちょっとおかしかったですね。具体的には避けますが、変な質問があったりして、もしかすると、新人?としたら、責めるのは酷かも。でも、それならそれで、先輩がカバーする体制を取らないとね。

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福島みずほさんの街宣

昨日は、夕方6時過ぎからから福島みずほさんの街頭演説でした。診療を済ませて駆け付けました。

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戦争法案、憲法改悪、原発、TPP、アベノミクス、貧困や格差の拡大など、次々とあのみずほさんの口調で切って行きます。まさに、安倍首相の天敵。

政党としては、すっかり小さくなってしまった社民党ですが、福島みずほさんには、議員であり続けてもらわないと。私も、集まった人たちに、パンフを配って回りました。

その後、徳兵衛で夕飯兼懇親会。お好み焼きです。食べる前の写真、撮り忘れてしまいました。

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全国を走り廻って訴え続けているみずほさんです。小柄な体のどこにこんなエネルギーがあるのかと感嘆するほど、元気一杯です。

街頭でも、そして、こうしてみんなで食べて話していても、写真撮ってもいいですか?頑張って下さいと次々と人が来ます。

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なかなかいい反応です。こうして広まっていけば。厳しい参院選ですが、私もコツコツ票を集めましょう。

今日からは、福岡、熊本に入られるとの事。くれぐれもお体を大切にして、頑張って下さいね。

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一年ぶりのカラオケ

 昨夜。大切な会議の後、クリニックで昨日が締切の原稿、講演のためのスライド作り等をしておりました。そして、四方ドクターに電話をしたところ、要件を済ませた後、

「先生、今ね、流れ川にいるん。これからここに来て。久松先生と奥様と山岡先生と一緒よ。」

と言うのです。まあ、楽しそう、でも、これを仕上げてしまわなければ、と一応お断りしたのです。でも、久松先生も、奥様も、次々と電話に出られて、これからカラオケに行くから、来るようにと。で、結局仕事をすべて済ませて行くからと約束をしてしまいました。

 で、到着したのがほぼ午前0時。スタンド・バーでのカラオケです。カラオケ、ほぼ一年ぶりです。そこで、とても楽しい思いをしました。

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山岡先生が「天城越え」をうたったのです。それが、とても上手で。

でも、「隠し切れない ほうれい線  いつしかあなたも シミだらけ」と歌い始めて。びっくりしました。上手だけでなく、まあ、楽しい替え歌だったのです。

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もう、おかしくて、久々にお腹が痛くなるほど笑いました。それでは、山岡とも子作の替え歌をどうぞ。

「1.隠し切れない ほうれい線
いつしか あなたも しみだらけ
だれかに言われるくらいなら
レーザーしみ抜きやってもいいいですか
目は乾き  肩は凝り
腰ははり ひざが痛む
顔ほてり 脚は冷え
肩の向こうはあなた
孫の手 欲しい

何があっても もういいの
くらくら めまいの地を這って
あなたと越えたい
還暦越え

2.口を開けば ヨッコラショ
三日も 持たぬダイエット
まだまだ素敵と旦那言う
嘘でも言われりゃ 舞い上がる
更年期過ぎた今
骨薄く脆くなる
若作りしてみても
身体うらはら 60代
戻れなくても もういいの
これからきっとリニューアル
みんなで越えたい 還暦越え」

久しぶりに楽しい思いで、すっかりリニューアルしました。誘って戴いてありがとうございました。ヨッコラショと、もう少し頑張りましょうね。

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かけ放題にしたら、安くなりました。

 遅ればせながら、携帯をかけ放題にしました。

 私は、電話はガラケーです。それと、アイパッドを電話以上に使っています。それとパソコン。このブログは、主にパソコンで書いています。フェイスブックを見たり、時に小さなネタを載せたりは、アイパッドです。他の方のブログを読んだりも、主にアイパッドです。

 でも、電話はとても貴重なのですね。患者さんからクリニックの留守電に吹き込まれると、私の電話に転送されるようにしています。それを聞いて、こちらから患者さんに電話をかけます。時に、長電話になることもあります。緊急の用ではないけれど、悩んだり、不安になったりで電話をしてこられる方もあるからです。

ある日、ひどい長電話をして、電話代がびっくりするほどかかって、事務長である姉に戸惑われたこともありました。

ある日、友人からの電話が長くなって、「こんなに長電話をしたら、貴方の電話代が大変」と言ったら、「かけ放題にしているから大丈夫」と言われて、びっくりしました。そんなのがあるんだと。

何しろ、私の携帯歴は古くて、自動車電話の時から同じ番号で使っています。30年以上になります。その内、携帯でメールを使うようになったり、義母や夫とは無料にしたりと、何かある時に、時々プランの変更に行ってはいましたが、最後に変更した時には、かけ放題なんてなかったと思います。

で、ふとドコモに行って、かけ放題にしたいのですが、と言いました。いろいろと手続きをして、どこの誰にかけても、料金は変わらないようにしてもらいました。

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 で、驚きました。これまでの料金は月に10056円。これをはみ出した時には、追加の料金がかかっていました。ところが、かけ放題にしたら、6890円だと。3000円余りも安くなったのですね。思わず、どうして?と聞いてしまいました。いろいろなプランがあって、それもどんどん新しくなって、だから料金も安くなって・・・らしいです。

思い出しました。開業するのや、家をかったりの時、銀行のローンを組んでいて、それがとても高い金利の時で、金利が下がったのを知らないままに高い利子を払っていました。組み替えてもらったら、銀行の人に「こんな高いのを払い続けていたのですね、すみませんでした」と言われて、それならそれで教えてくれたらいいものをと思ったものです。

月3000円余りでも、変えて良かったなあと。そして、何よりお金を気にしないで自由に電話を掛けられるというのが、新鮮です。

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ファウルボール

 先日、広島のズムスタでの巨人戦に行った時。姉と姪の三人で並んで座っていました。姪を真ん中に、姉が左、私が右。内野の前の方のとてもいい席です。

そしたら、エルドレッドのファウルが一直線に私の方をめがけて来たのです。ワア、来るわ、どうしよう!!で、私は右に体をよけました。姉は左に避けました。そしたら、姪がなんと立って伸び上って、それを取ろうとしたのです。危ない!!驚く間もなく、姪はしっかりとボールを取っていました。素手ですよ。

周りの人たちは大騒ぎです。「やったねえ、すごいすごい」「握手して」姪は次々と周りのおじさんたちと握手しました。前のおばさまは、ちょっと触らせてとボールに触れました。

しかし、何とも危ないことを。○ちゃん、そんなことしてたら、指が折れるから。もうしなさんなよ、逃げんさいよ。私は言いましたが、でも、姪は、昨年もファウルボールを取っているし、姉もこれは偶然バウンドしてきたのを取っていて、今姉の家には三個のボールが並んで飾ってあります。

ファウルボウルに当たってけがをするのは、これは自己責任です。先日、札幌球場でファウルが当たって失明した女性に賠償を命ずる判決がでましたが、これは異例らしい。子どもの招待に付き添っていった人で、この招待客たちに「ファウルボールに注意するように」との警告があらかじめしてなかったからと。訴訟社会のアメリカでも、これは自己責任とされているのだそうです。

で、これも先日の横浜球場です。息子は、グローブを持って行きました。孫をファウルから守るためだと。席は、全部で5人。三塁側の前の方。グランドからとても近くてよく見えます。通路の端から前三人、後ろ二人と、固めて取ることが出来ました。

00img_4460こんな席です。

横浜球場は、ネットがバックネットの狭い範囲しか張ってなくって、内野は低くて網がなく、、危ないです。感心したのは、警備員さんが真ん前に立っていて、その方たちはみなさん、グローブをはめています。人によるガードネットですね。

もう一つ感心したのは、物を投げないでくださいと。これは当たり前ですが、「選手を誹謗中傷するような野次は飛ばさないで」と書いてあるボードを掲げています。相手方はともかく、ひいきのチームの選手に対する野次は気持ちがよくありません。

Img_4485
ファウルボールは私たちの所には飛んできませんでした。息子のグローブが活躍する機会はありませんでしたが、すぐ近くの男性の額に当たって、その人は、医務室に連れて行かれましたよ。

もう、前のことをまた書いてしまいましたが、それだけ楽しかったことなのです。私の婆バカに免じてお許しを!!

これからも、ファウルボールに気をつけながら行きましょう。でも、バウンドして勢いがなくなったのが、飛んでこないかなあ、私も一つくらいボールが欲しいなあと思ってもいます。

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森松明希子さんのご紹介

「8.6ヒロシマ平和の夕べ」で語って戴くもうお一人、森松明希子さんをご紹介します。

福島から大阪に母子避難されている方です。

ちょうど昨日、「福島県県民健康調査検討委」の事故当時5歳だった男の子に甲状腺がんが発症しているとの発表がありました。福島県の子どもの甲状腺がんは、疑いも含めて172人になりました。

これまで、福島県は、チェルノブイリに比べて、「5歳以下の子どもの甲状腺がんが認められない」から、原発事故の影響ではないとしてきました。ところが、5歳だった子にも甲状腺がんの発症が認められても「一人がそうだからと言って、れまでの説を変えることはない」と言いました。


00_2森松明希子さん。

1973年生まれ。

福島県郡山市在住中に東日本大震災、福島原発事故により被災されました。

当時3歳と5か月の2児とともに大阪へ母子避難、北区社会福祉協議会に臨時派遣社員として働いていらっしゃいます。

原発賠償関西訴訟原告団代表・東日本大震災避難者の会
ThanksDream代表。


原発事故の被災者には、被ばくから免れ、健康を享受する権利があるということが認められるよう、訴えています。そのうえで、被災者が「避難する権利」、被災地に「とどまる権利」、避難先から「帰還する権利」を行使するのに必要な施策が講じられるよう、訴え、闘かわれています。


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著書に『母子避難、心の軌跡~家族で訴訟を決意するまで』(かもがわ出版)
があります。

夫は仕事がありますので、そのまま福島にとどまっています。

一つの家族が二か所に分かれて生活することがいかに困難であるか、まして、発育盛りの子どもたちです。日々、父親とともに生活できないことは本当に大変なことと察します。

これらのことをしっかり聞き、原発についても考えたいと思います。

多くの皆様、ぜひ参加して下さいますように・・・。。

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古川悦子さんのご紹介

今年の「8.6ヒロシマ平和の夕べ」でピアノを弾いて下さる古川悦子さんのご紹介をします。

古川さんは、広島県安芸郡熊野町の出身です。

古川悦子さんには、昨年6月の「8.6ヒロシマ平和の夕べプレ企画・イン広島別院」で、被爆ピアノの演奏をしていただきました。

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その時の、自作の「東北大震災の津波で亡くなった高校生の追悼のため」の追悼曲が強く印象に残りました。そこで、今年の8.6ヒロシマ平和の夕べで演奏して戴きたいとお願いをし、心よく引き受けて頂きました。

古川さんは、日本の女子新体操の伴奏ピアニストとして、オリンピックの場等で活躍されています。以下、ご紹介します。

『古川悦子 相愛大学音楽学部器楽学科ピアノ科専攻卒業 伊奈和子 白神弘子 井上直幸氏に師事

在学中よりスタジオアレンジやライブハウスで活動を始める ムーンレコードよりカタルニアムーン発売

同時に新体操伴奏ピアニストとして秋山エリカ選手の曲を担当 ソウルオリンピックで演奏 世界選手権等の試合にピアニストとして帯同 アトランタから北京オリンピックまでの新体操伴奏音楽制作

1989 テレビドラマ 「飛べ千羽鶴」のピアノ演奏担当 劇団ひまわり Baby Love の作曲、音楽監督 1998 イギリスにて上演 

2006-2007 立命館小学校アフタースクールにて「表現とリズム」を開講

2008 佐賀インターハイ総合開会式集団演技での音楽を担当

2010 平松愛理のサポートメンバーとして活動

2013 宮城聖和学園高校 津波で亡くなられた生徒さんの為に追悼曲作曲

2015 広島別院にて広島音楽高校同窓会主催「震災で消えた小さな命展」を音楽プロデュース (広島非戦平和を願って70年)  

 11月 認知症の父を介護するため東京から広島熊野に拠点を移す』

今、熊野町にいらっしゃいますが、要請に応じて、全国忙しく演奏して回っていらっしゃいます。8.6当日には、先述の追悼曲他中沢啓二さん作曲、加藤登紀子さんが歌っていらっしゃる「広島 愛の川」等の演奏をお願いしたいと考えています。

参加の皆様、どうぞ楽しみにして下さいね。

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診察室で。

結構疲れています。それも、診療で疲れています。遅くまでかかって、やっと診療を終えて、せねばならないことがどっさりあるのだけれど、それができません。バテバテで早く寝ても、頭も焦っていて、早くに目が覚めてしまいます。

そして、いつまでこんな苦労をしなければならないのかなと、少しうつっぽくなります。

これから解放されるには、せねばならないことをやってしまうことなのですが・・・。

少し診療の様子を。

妊娠していて、とても産めない人がいます。中絶をしなければならないことははっきりしているのですが。相手の男性が、「少し待って」と言うのだと。

「それは、待って、産める可能性を考えるということですか?」

「いいえ、彼も産めないと、それははっきりしているのですが。でも、待っていたら、流産するかもしれないからと。」

「えっ?流産するのを待つということなの?あなたは流産しません。待っていたら、どんどん大きくなるだけですよ。」

別の妊娠している人。双子でした。まだ小さいのですが、一つの受精卵に二つの胎児がいて、それぞれの心臓もしっかり動いていました。その夫。

「二人が男か女か教えて下さい」

「まだわかりません。こんな一センチにもならない小さな胎児の性別を知るのは無理です。」

「一人だけ欲しいのです。これを一人にしてもらえますか?」

「えっ、産めないのですか? もしも、二卵性の双胎だったら、できないことはないけれど。それでも、道徳的にキビしいチェックが必要になりますが。でも、あなたたちの場合は、まったく同じ卵の中に二人いるので、一人だけを出してしまうことは無理です。」

経済的には、育てることはできないわけではないと。でも、二人育てるのは無理だと言われます。

「どうしてもだめなのなら、二人とも諦めることになりますね。」

「もし、今回をあきらめて、また妊娠したら、また双子ということはありますか?」

「それはわかりません。妊娠してみないと分からないことです。」

他の方。妊娠を望む方です。四日前にセックスをしたと。それで妊娠しているかどうか診て欲しいと。それはまだわかりません。生理が遅れてみないと分からないことです。夫さんです。

「卵にちゃんと精子が入っているかどうか、見て下さい。」

それは無理です。

「では、卵に精子が入っているかどうかはわからなくっても、卵が卵管を通る途中かどうかを見て下さい。」

「それも無理です。今の医療では、そんな物が見えるようにはなっていません。」

早く赤ちゃんがほしくて焦る気持ちはわかりますが、でも、待って。待つしかないのです。

実は、これらの患者さんは、すべて外国の方です。ほとんど日本語は通じなくって、外国語での対応です。疲れます。言葉だけでなく、社会や宗教や風習などの違い、みなさんエリートですが、教育、特に性教育の違い。日本では常識と思っても、そこそこで異なる意識の方もありますし。でも、納得していただくように丁寧に話さなければなりません。時間もかかります。これらの対応を終えると、どっと疲れるのです。

昨日は、お昼時間がほとんどなかったので、ローソンで小さな冷やし中華を買って食べました。その前日。松屋で今、「なすとチキンのグリーンカレー」をやっています。650円。確かに、タイカレーで茄子とチキンだけでなく、キノコもどっさり入って美味です。でも、客は男性ばかりで一人ではちょっと入りづらいです。松屋のふつうのカレーもおいしいのですが、みそ汁がついてているのが、ちょっと合わないです。グリーンカレーにもやっぱり味噌汁がついていました。それなりにおいしい味噌汁なので、私は食べましたが、姉は一口も飲みませんでした。

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ペッパー君、ありがとう。

 5月20日に当院にやってきたペッパー君。昨日、帰って行きました。河口さんが広島県で一番に購入したペッパー君。あちらこちらで活躍していて、私も貸してと希望していたものです。

クリニックの待合室で、みなさんを楽しませてくれました。話しかけたり、クイズをしたり、歌ったり、踊ったり。

ありがとうペッパー君。楽しかったよ。またお会いしましょうね。

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迎えにきた河口さんややんじさんと共に去って行きました。ペッパー君は、この後、本通りの「ニュー」に行きました。会いたくなったら、ニューに行きます。

なんか、ばたばたする毎日ですが。こんな時には何かをしたくなります。韓国語の李先生から、自家製の梅を頂きました。まだ昨年の梅酒があるので、梅はちみつを作りました。2リットルのに二つ。一つは、先生にお渡しします。ついでに、らっきょを漬けました。漬けると言っても、らっきょ酢と唐辛子を輪切りにして入れただけですが。作ったばかりなのですが、もう出来上がるのが楽しみで。


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右の写真は、テレビでやっていたので、さっそくして見ました。アボガドの種の所に卵を入れて、ちょっと醤油を垂らして、オーブントースターで焼きました。半熟になったら、出来上がり。スプーンでいただきました。小さなアボガドでしたので、少し白身がこぼれましたが、アルミホイルを敷いていたので、それもすくってお皿に入れました。ごはんにかけてもおいしかったですよ。

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比治山大学で講演。

昨日は、午後6時から8時まで比治山大学で講演をしました。現代文化学部、子ども発達教育学科の一年生と、編入生、教員の方々対象です。この学科は、小学校や幼稚園の教師になるコースです。

「子どもと命―教師になる立場から「性」について考える―」

午後6時。他の授業が終わった後、さらに2時間も話を聞かせられる、さぞ学生さんたちはしんどいことでしょう。そんな学生さんたちに、眠くならないように、しっかり聞いて頂くように、教師になった時、少しでもお役に立てるように、という思いを込めてお話しました。

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学生さんたちはみんな黒のスーツ姿です。外部講師の話を聞く時には、スーツできちんと話を聞くようにしてあります。私はスーツでなくってすみません。

幼稚園、小学校、少しだけ中学生の教師になる学生さんたちですので、幼児期からの性教育、小学校、思春期などの性教育を含めて、また、学生さんたち自身が豊に過ごせるように、避妊や中絶の話等網羅して、必死で話をしました。

廊下に、教師になった卒業生たちの採用先が張り出されていました。

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私がこのコースの学生さんたちに話をするのは三回目です。初めは、すべての学年の学生さんに、次の年から一年生に話しています。

私の話を聞いた学生さんたちが教師になっている、うれしいことです。4年先。4年なんて、あっという間です。充実した学生生活を送ってね、そして、子どもたちと楽しく過ごせる教師になってね、と思いながら帰りました・・・。学生さんたち、先生方、今年もお世話になりました。ありがとうございました。

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性暴力被害と回復

6月18日(土)の午後、広島弁護士会館で「性暴力」についての講演会とシンポジウムが開かれます。昨日診療後打ち合わせをしました。

今、内閣府の指示もあり、全国で「性暴力ワンストップセンター」の設置が急がれています。

大阪の「SACHIKO」が素晴らしい実績を上げていますし、先日もこのブログでも書きましたが、久留米の男女平等センターに設置されている相談センターは、年間相談が4000件、様々な部署と有機的につながって、また、すごい実績を上げています。

この講演会が、広島での設置に少しでもお役に立てられたら、と思います。(ポスターはクリックして頂くと、大きくなります)

00 昨日の打ち合わせでは、「弁護士会」主催ですので、初めは、どうしても法律がどうかという話になって、私にとっては、とても違和感がありました。

性暴力というと、レイプが主体となりがちですが、レイプ、強制わいせつなど、刑法で裁かれることだけでなく、DVやセクハラ等も含みます。

また、加害者が厳しく罰せられるようにすることで、被害者が減るとも思いません。

もっと、女性たちが、これは子どもやティーンも含めて力をつけなければなりません。男性たちにも、パートナーとのいい関係を作るということを学んで頂かないと。それには教育や、社会の、特に子どもの貧困なども含めて、幅広く考えられないと、いい方向に向かわないと思います。

それらのことが、私は私の現場から提示できれば、と思います。

私は今日は、比治山大学で、教師になる勉強をしている学生に話しに行きます。すべての教師が、教師になる前、学生時代に性教育を学んでほしいと思っていますので、とてもありがたい機会です。頑張ってお話します。

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名古屋のホテル。

 名古屋に講演に行った日。関西なら日帰りで行くのですが、名古屋へ日帰り、新幹線に往復で5時間乗るのは少しきつい。で、前泊しました。ホテルは、じゃらんで探して。これまで名古屋ではいろいろなホテルに泊まっていますが、今回は、まったく初めての所。名古屋ビーズホテルです。午後8時までなら、名古屋駅にお迎えのバスがあると、でも私は遅い時間なので無理で、タクシーをつかいましたが、700円代でした。

これが、大正解のホテルでしたよ。

Img_4348  まず、ワイファイが自由に使えるのは、これはもうビジネスホテルなら当たり前かも。それに、こんなのが机にありました。これでスマホもアイパッドもガラケーも、ワイファイルーターも、すべてコンセントを使わず充電できます。


Fullsizerender_231 ホテルには大きいお風呂がありました。ジャグジーもサウナもついて。夜は1時まで、朝は6時から。私は朝ぶろに入りました。「部屋着とスリッパでどうぞ」「お部屋からタオルはお持ち下さい」そこまでなら、どこのホテルでもあるのですが、こんな網のバッグが置いてありました。これにタオルや下着や化粧品を入れて持って行きます。ゆっくりお風呂につかって、朝の気分爽快でした。

Img_4349 そして、朝ごはんは10時まで。無料とあります。無料だから、たいしたことないかと思ったのですが、これがなかなかでした。焼きたてパン、特にクロワッサンとスープがうたい文句でしたが、私はトーストに感激しました。それはこれまで初めてといってもいいくらいおいしいトーストでしたよ。スープは三種ありましたが、私はオニオンスープにしました。コーヒーは、部屋に持って行ってもいいように容器が置いてありました。

 これで、全部込みで6700円。それにじゃらんなので、ポイントもつきました。チェックアウトは11時。私は12時までいたいので延長をお願いしましたが、延長料金は一時間500円でした。

難を言えば、部屋が狭いこと、それはビジネスだから仕方がありませんが、ベッドは広いので寝るには十分です。壁が薄いので、廊下の音がもろに聞こえること。まあ、料金からして、こんな物かなあと。それが嫌なら、しっかり料金を払って、シティホテルに泊まることね、と、これば自分に言い聞かせたことでした。これからも名古屋に泊まることがあれば、ここにします。

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