民進党の議員さんにお話しました。
昨日は、東京の衆議院議員会館で民進党の議員さんたちにお話をしました。民進党の「男女共同参画推進本部・内閣部門(男女共同参画・子ども)会議」で、私からのヒアリング「一生涯にわたる女性の健康包括支援、特に妊産婦への支援の在り方について」。
その他、ちょうど昨日、野党(民心、共産、おおさか、生活、社民)が共同で提出した「性暴力被害者支援法案と「(特別養子縁組の適正化及び促進のための立法措置)、特別養子縁組の促進ための児童の養子縁組に関する法律案(仮称)」について。これらの話も入れて、主に若年者の性や妊娠についての話をしました。
東京もすごい青空。暑い中、早く着いた議員会館で、活気ある人々の姿に接しました。
ずらりと並んだ会議室。その一室で一時間余りお話をしましたが、緊張したためか、その部屋の写真を撮り忘れました。衆議院だけでなく、参議院の議員さん若い男性の議員さんもいらっして下さって、話を聞いて下さってうれしかったです。
そうそう、川田龍平さんも来て下さいました。「お久しぶりです」と。知り合った頃は、少年だった彼も、すっかりたくましくなって、もう立派な大人の議員さんです。時の流れを考えると、当然ですね。
それにしても、時の流れ。議員さんの中には、「ラブ&ボディブック事件」もご存じない方もありました。それから、いつもの「4月1日のエイプリルフールの性交で妊娠するといつが出産の予定日でしょう」と尋ねると、やっぱり「2月」というお答えでした。若者たちにこれらをちゃんと伝えたいのだと言うこと、子宮頸がんワクチンや、低用量ピル、緊急避妊ピル等の行政の問題、これらのこともお話できて、伝わったかもと思います。
特別養子縁組や性暴力被害者のためのワンストップセンターの話も。
精一杯お話できて、ホッとして議員会館を出ると、ちょうどデモ行進が行われていました。障がい者の方たちのデモです。これについて、また明日お話します。
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コメント
産婦人科のなかで、若年層と高年齢は拮抗していることは、当たり前だと思いますが、特定のNPOのなかで中絶は絶対反対だから生んでくださいと文言がありました。また、産まれた赤ちゃんが不妊治療で失敗してきた方々に手渡しましょうとそういうニュアンスでホームページに書いてありましたが、中絶してきた女性や不妊治療を頑張って挙児ができた女性、今回は中絶するけれど次の児は出産した女性も世の中にはいます。なぜ養子縁組 が嫌かを考えるとみんな実子が欲しいから不妊治療を頑張っていくし、頑張ってきました、なのに望まない妊娠をした女性が中絶もできず、赤ちゃんが30週近くになってきてしまったら簡単に、不妊治療を失敗し続けた夫婦に渡すなんてちょっと筋違いだと思います。もちろん特別養子縁組でもよいよと言う方もいますが、今の不妊外来の現状では難しいのでは。また日本は、かなりのパーセントでいうと実子希望です。実子希望の理由も聞けば聞くほど納得はします。本当に今治療に頑張っているご夫婦と若年層や性暴力で妊娠してしまった女性の立場を本当に守られる制度になっているか疑問です。中絶したことを否定しないでいきる覚悟も必要だと思います、またなぜ中絶しなければならないのかをきちんとNPOは考えてくれてるのでしょうか?本当に社会正義及び社会福祉の存立は遵守しなければならないけれど中絶したけれど普通に生きる・不妊治療に成功した方も世の中にはいます。本当に中絶した女性を攻め立てるようなNPOの文言には驚愕します 自己決定を逆に奪っているような気持ちがしてならないです。
投稿: 愛ちゃん | 2016年5月13日 (金) 09時11分
先生のようにきちんと若年層と高年齢を結びつけてやられて・ケアもしっかりされてるとは言えない支援団体の現状もあります、だからこそ色々不安を考えてしまいます。本当に中絶を選択した女性も特別養子縁組に赤ちゃんを出した女性も、不妊治療に成功した女性も共に生きる社会が欲しいからこそ今の女性支援団体のあり方には驚愕します。中絶したいかたには、中絶させる財政支援も必要だと思います。本当に中絶したあとの教育も必要だからこそ色々弾力性がもとめられます。実子希望が大半の日本では、特別養子縁組は難しいし、あえてそれを改革するのは無理があります、かえって反発があるのではないでしょうか?うまれてくる命を守るには女性の権利やなぜ私はこの年齢・経済的状況中絶しなければならないのかを性教育でやるべきです。避妊教育とともにやっていただけばありがたいです。
投稿: 愛ちゃん | 2016年5月13日 (金) 09時29分
>「4月1日のエイプリルフールの性交で妊娠するといつが出産の予定日でしょう」と尋ねると、やっぱり「2月」というお答え
ゴメンナサイ!
私も10か月を逆算して、そう信じていました。
実際は、どう計算するのでしょうか?
詳しい答えを教えて下さい。
投稿: 無知な市民です! | 2016年5月14日 (土) 23時44分