オバマ氏米兵捕虜同行
オバマ氏が来広する日が近づいて、平和公園周辺は厳重な警備、検問がされています。警察官だらけの平和公園を通って出勤しています。いろいろな所からの警察官が見えます。昨日の平和公園は大阪からの警察官が多かったですね。夫が言っていました。熊本県警からも来ていると。かわいそうに。来る方も残る方も疲れ切っているだろうに。熊本には配慮して上げたらいいのにと。
ヘリポートでは、リハーサルがあったようです。ヘリポートから離れているクリニックでも、何事かというような大変大きな音が響いてきました。オバマ大統領の移動に使うとみられるヘリコプター2機とオスプレイ4機の計6機。そっか、あのオスプレイがいとも簡単に広島の上空に来ることになったのですね。
私は、まだオバマ氏が広島に来ることにモヤモヤしています。それに追い打ちをかけて、昨日の報道です。
『トンプソン氏によると、大統領の広島訪問の式典に元捕虜の一人を代表として参加させてほしいとホワイトハウスから要請があった。広島訪問が、原爆投下の被害だけでなく、第二次大戦の全ての被害に目を向けたものであることを示す狙いがあるとみられる。 (略)
クローリーさんは4月下旬に毎日新聞の取材に当時の生活の過酷さを説明したうえで「兵器は人を殺害するので、全ての兵器は嫌なものだ。しかし、戦争を引き起こしたのは米国ではなく、ドイツと日本だ」と述べ、戦争終結のために原爆投下はやむを得なかったとの認識を示した。(毎日新聞ウェブ)』
『米政府は元捕虜を同行させることで、犠牲者は日本だけではないということを内外に強調する狙いもあるとみられる。(共同)』
オバマ氏が被爆者に会うか否かはまだ表明されていません。ひょっとすると、「会うだけ会う、話は聞かない。会う時に米兵の捕虜と一緒に」というパターンではないかと懸念しています。
戦争を始めた日本軍の責任ももちろんあり。でも、多くの赤ちゃん(8月5日に生まれて、8月6日に焼け死んだ赤ちゃんのことも知っています。)や子どもや女性やお年寄りをも20万人も焼き殺した米国の責任も、逃れるものではないと、どうしてもそこがすっきりしないのです。
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コメント
広島市の昭和20年の8月1日から8月6日以前に生まれた赤ちゃんとお母さんたちは離床なんて難しかったから焼き殺されたのは当たり前ですね、しかも当時は自宅出産が当たり前だったのだから被害にあった母子が山ほどだと思ってます。大分や熊本の警察に支援をお願いするのはさしでがましいですね。ほんとは援助をお断りしてでも復旧や復興にいそしんでほしいです。
投稿: 愛ちゃん | 2016年5月24日 (火) 13時44分
私も、すごく言い訳がましく、被爆米国人捕虜の同行がみえてしまいます。また、沖縄県知事と被害者遺族と彼氏にはあわないならおかしいよ、とんでもない人権無視だと思ってます。
投稿: 愛ちゃん | 2016年5月24日 (火) 23時10分