地震について。
熊本を中心とした地震がいっこうに収まる気配もなく、胸が痛みます。亡くなった方々、中でも、これからの充実した人生が予定されていたであろう大学生たち。遺族の方たちも、どんなに残念なことでしょうか。
何とか生き伸びても、住む所も壊れ、支援物資も十分に届いていなく、食べる物も十分でなく。どんなにか心細く、つらいことでしょうか。
一度でも揺れると怖いのに、これがずっと続くなんて。疲れ切っていらっしゃることでしょう。
避難していらっしゃる方々、広い体育館等にぎっしり横になっていらっしゃる、または外の車の中で休んでいらっしゃる、圧倒的に避難する場所も足りません。
もう少し場所があれば、段ボールなどで家族ごとの仕切りをし、ブラシバシーを確保することもできるでしょうに。今の状態は、ただ、固い床に身を横たえるだけ。何とも、お気の毒なことです。
一刻も早い救助が望まれます。自然が相手ではありますが、行政の手でできることも沢山あるはず。
それに、原発については、本当にびっくり、がっかりです。事故が起きた時に新幹線や高速道路で逃げるように計画されていたという、まるでジョークのようなことが、昨日の原子力規制委員会ではどのように議論されたのでしょうか。事故が起きた時の避難の計画は大変重要な条件になっているはず。何ごとも起こらない内に、大きな事故にならないうちに、何とかしてほしいと強く望みます。
大分の我が家ですが。河野の実家の母ですが、まったく大丈夫だそうです。実家は、別府の隣の日出にあります。でも、別府のいとこのすむマンションは、ヒビが入って中もぐちゃぐちゃになって、避難所にいると。
私たちの家は別府なのですが、そこがどうなっているのか、まったくわかりません。たとえ中がぐちゃぐちゃになっていても、人が住んでいるのではなく、人的被害はないので、そう心配はしません。でも、たとえば、瓦が落ちたりしてご近所に迷惑をかけたりしていないか、それだけが心配です。
今度の休みに帰ってみようかと思うのですが、夫は、ゴールデンウィークでいいと言います。さて、どうしましょうか。
先日の東京、息子の家から東京ドームに行くのに、私の荷物を東京駅のロッカーに預けようとしたのですが、沢山あるロッカーのすべてが一杯で、どうにもなりません。
でも、ふと見ると、沢山のロッカーのある所に手荷物預かり所がありました。一つ一日600円で預かってくれます。助かりました。もう何10回と東京駅には行っていますが、ここに手荷物預かり所があるとは初めて知りました。
ご存じの方は、何を今さらと思われるかもしれませんが、念のため、地図を載せておきますね。
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コメント
いとこさんのマンションは、年ごとの積み立ててる共益費・修繕費から出しても、追加に出して建て替えでしょうか?大変なことになりましたね、先生のご自宅も心配なら見といた方が安心なのでは。本当に困った事になりました。乳児を眺めていて避難所のことがきになりました、授乳室や沐浴のお湯、三時間ごとのおしめの交換。清潔な赤ちゃん用の肌着と衣類。哺乳瓶の消毒。災害による緊急事態について退院指導には組み込まれてないのは疑問です。ミルクやお水等何本必要なのでしょうか?
投稿: 愛ちゃん | 2016年4月19日 (火) 10時22分
ご実家、大分の母上のこと、気がかりでしょう。大事になさってあげてください。
さて、昨日18日のテレビ朝日モーニングショーを見ていて耳を疑う発言があり、あ然としました。ゲストの石原良純氏が、熊本震災に関して原発の不安が話題になったとき、「原発事故もワンノブトラブルズだ」発言したのです。トラブルの一つにすぎないと聞き取れます。彼は
チェルノブイリ、福島から何も学んでいないのですね。
生活ラインや道路、建築物は数か月、数年で回復しますが、甲状腺癌を発症した子供たちは、一生苦難が続きます。大地や空、海にまき散らされた放射能でこれから健康被害にあう方もいるでしょう。まして排出されつづけている放射能汚染を処置する展望もいまだ見えません。これを、「ワンノブトラブルズ」と断じたのです。わたしはただちに同番組へ抗議のメッセージを送りました。スタッフでこの問題を共有してほしいと。
福島の人たち、原発を懸念している人たち、ヒロシマの被爆者たちは、この発言をどう聞いたでしょうか?
乱暴、鈍感極まりない発言に強い怒りを感じましたが、
後になって、この発言は確信犯かもしれないと思えてきました。考えすぎでしょうか。
投稿: 無冠の諦王 | 2016年4月19日 (火) 10時42分
こんなに地震がたくさんあるのに再稼働なんてゆるせないですね、一般的なことしか言えなくて申し訳ないけど、原発を今すぐやめるべきだとおもいます。川内原発は危険。東京都民の私が、東京駅のコインロッカーや手荷物預かり営業所をしらずに広島県民が場所をしってるなんて、すばらしい。たまには、三多摩を抜け出し広島に行きたいです。
投稿: 愛ちゃん | 2016年4月19日 (火) 13時19分
熊本で震度5強の地震があると我が家も揺れますから、現地の人たちは強い思いが絶えない時間を過ごしているんだろうと思います。
色々な報道を聞きますと、過去の大地震の教訓やそのときの対策が、ほとんどいかされていないことがわかります。
避難所が少なければ、自衛隊にテントを設営してもらうとか、学校にある運動会に使うテントの周りをブルーシートで覆って使うとか、各行政のトップも地方議員にもマニュアルにないことはできないのでしょうか。
救援物資を配送に不適格な場所に集めるのでなく、ヤマトなどの配送業者の手を借りるとか、プロに手伝ってもらう必要もあると思います。
原発も、止めたら次に動かすのは大変だからと、原発の発電が必要かどうかより、国民の安全安心より原発の稼働を優先しているだけです。
活断層は、今見つかっているものだけで、実際には見つかっていないものは多いでしょうね。
広島では、はたしてどのようなことを想定しているのか、企業とどのような協定をしているのか、今回のことが収束したら、地元の報道は熊本の問題点や課題と、広島の対策を検証してほしいものです。
投稿: やんじ | 2016年4月19日 (火) 22時55分