広島市立大学広島平和研究所
昨年6月、福島県前双葉町長の井戸川克隆さんのお話を聞く会がありました。それについては、ここに書いています。
井戸川さんは健康診断を受けるのが目的で広島に来られましたが、あまりにもったいないので、お話を聴けたら、と、急にお声をかけてはせ参じた方々にお話し下さいました。
その時の写真です。その時、私の真ん前に座っていらっしたのが、当時広島市立大学広島平和研究所の高橋博子先生です。
先生は、被爆70年のその年、広島でひらかれる平和学会の準備にお忙しいようでした。学会についてのお話も伺い、ぜひ参加をとお誘い頂きましたが、残念ながら私には他での講演が入っており、行くことはできませんでした。
その時、一人の女性が、新聞記事を切り取ったものを出して見せて下さいました。「私はいつもこれを持ち歩いているんです」と。そして、高橋先生にも見せられました。
それには、原爆被爆直後の広島での死産、流産の胎児がアメリカの送られて研究されたと書かれていました。その赤ちゃんは1200人以上にのぼると。そして、それをアメリカの内部文書から発掘したのが、その高橋先生でした。
その時の毎日新聞の記事が出ませんので、共同通信の記事から。少し読みにくいのですが。
このお話、明日にも続きます。
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コメント
広島平和研究所の現状を深く憂慮します
ーー核被害の非人道的な実相解明、被爆体験の学問的継承に貢献する研究センターを求めます
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投稿: | 2016年5月 7日 (土) 12時47分