「生きづらさを抱えた性加害者について」
カープは二連勝!!やっぱり勝つとうれしいです。昨日はチケットがあったのに、会議で行けなくって残念。夫は、行かなくってよかったと言います。どうして?「君が行かないから勝てたんだ」などと意味不明のことを言います。4月は、1日から5回ほど行く予定です。私が行けば必ず勝つというジンクスを作りたいと思います。
ところで、一昨日の黒田。かっこよかったですねえ。テレビでその表情をみていて、胸がドキンとしました。久々のドキン、キュッです。あの、打ち取ってベンチに帰る時の表情がなんとも言えないかっこ良さです。これは、球場で見ていたのではわからない、テレビで見てこその表情です。これからも沢山見れますように。
昨日の日曜日は、午前午後と二つの会議でした。
まず、午前は、性教協広島サークルの幹事会。中国セミナーの反省会、今後の予定など。そして、城さんが参加した、性教協の理論と実践講座の報告を聞きました。なんと、中身の濃い、すごい講座です。私は、行きたくても、土曜日は行けません。日曜日には、私は別の講演をしなければならなくって。でも、こうして行った人の報告を聞くことも大切で。
城さんは、分科会はEの「生きづらさを抱えた性加害者について」という、少年刑務所の教育専門官、臨床心理士の竹下三隆さんの講演に参加したそうです。その時配られた資料もコピーして頂きました。
その資料の一部、少しだけお伝えしますね。いつか、この方に広島にも来て頂いて、お話を伺いたいと思いました。
犯罪には、窃盗犯、粗暴犯(暴力犯)、薬物犯、性犯罪者、生命犯などがあり、それぞれの特徴とその対策が述べられています。性犯罪者の特徴は
①素直な甘えが叶わなかったり発信した甘えを受け止めてもらえなかったりして傷ついた過去がある。
②①のために快感の方向が変わってしまっている。
③素直な甘えが抑圧され「支配欲」にすり替わっている。
④親(主に母親)との関係で傷つけられた思い(屈折した思い)がある人がいる。
⑤異性との関係で傷ついた思いを持っている人がいる。
⑥自信のなさがあり、「異性と対等な関係を持てない」と思っている。
⑦性的な面での抑圧が幼少期にあったり仲良くできなかったりした過去がある。満たされなかった思いはそのままその人の心の中に残る。
⑧自分を大切にできない。犯罪をする前には大きな傷つきがあり、「自分のことなんてどうでもいい(死んでもいい)」と思った人もいる。
⑨「ナンパ」等で女性を軽く扱う気持ちに拍車がかかった人もいる。
⑩人を傷つける感覚が麻痺している。そこには、自分が傷つく感覚の麻痺がある。
その対策について、明日ご報告します。
『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。
| 固定リンク
コメント
今日のブログ更新をみて引っ掛かる思いがします、昨日の深夜のニュースを聞いて伺うにつれ、先生の今日のテーマがまさにこれだと感じます。誘拐被害者の少女の心身の回復には時間がかかります。どうかこれからの彼女成長に差し障りがないように精一杯のサポートを。生きずらさを抱えているから性犯罪や誘拐をするご指摘は素晴らしい。ベビーをかかえてるため、性犯罪や誘拐は重罪で死刑にしてほしいですが、相手にも幼い子どもに手をあげる理由があるんですね。
投稿: 愛ちゃん | 2016年3月28日 (月) 17時58分