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男子中学生の感想文

今回の国会議員の不倫について、いろいろな人のコメントで「男のへそから下は別人格」という言葉がいくつか聞かれました。そんなことは絶対にないと思います。へそから下も上も含めての人であり、「人格」であります。それに「男の」という言い方はすごく嫌です。「男」がそうであるのなら、「女は違う」と言う根拠もなければ。

私は、今回の国会議員、この人がどんな教育を受けてきたのか興味があります。あくまでも「文春の記事によると」ですが、京都で会っていたタレントの女性とは、もう以前から続いていたそうで、今回が初めてではないのですね。と言うことは、同じ国会議員と結婚し、赤ちゃんができ、「育児休暇」だと言っていたその同じ時期に、一方で別の親しい女性との関係も続いているという、彼の中での「性」はどういう位置だったのか、不思議で。今回のことがばれなければ、赤ちゃんが生まれた後、育休を取りながらも彼女との付き合いも続いていたことでしょう。

 いくつかの写真で見た、妻の肩を抱いて人と話をしている姿。それもぞっとします。国会の中は職場。プライバシーを見せびらかして、べたべたしないでほしい。国会で妻の肩を抱いているそのその一方で、別の女性を国会の中に待たせていたといいます。

彼は、おそらく、性は人間関係であるということの教育も受けていないのでしょう。薄っぺらい育休宣言が、どれだけの人を傷つけたことでしょう。

先日行った中学での講演の後の感想文が届きました。あえて男子生徒の感想文のみを転載しますね。

『 本日は、広島から遠い所までお越し頂き、ありがとうございました。1時間半という短い時間でしたが、とても丁寧で、まただいじなことは繰り返して言ってくださったので、とても心に刻まれました。僕は男ですが、女性のことまでしっかりと学んで、将来困らないようにしたいと思います。男性としての責任を持つことを大事にしていこうと思いました。

性ホルモンのことなど、今までまったく知らなかったことまでをも知ることができて、この講座に参加できて本当に良かったと思います。河野さんは、自ら体験したことを交えて話して下さったので、河野さんのような人が全国の子供たちにきちんと教えて下されば、性被害も減ると思います。これからも、講演会をやめないで、子どもたちを救ってください。今日は本当にありがとうございました。』

『僕は今日の講演会を聞いて、どれだけ妊娠が大変で大切なことかを学びました。今まで、何回か性教育をうけてきましたが、一番わかりやすくて、内容がとてもよかったと思います。

映画を見て一番印象に残っているのが、赤ちゃんを産み終えた、お母さんの笑顔です。あの笑顔は人生で一番すばらしい笑顔じゃないのかと思いました。

あと、男女の生殖器のことでも、知らないことが沢山ありました。今日の講演会を通して、性に関する考えや見方が大きく変わりました。簡易に行動に移さず、しっかりと考えて行動し、意志をもって臨むことだと思いました。

僕は妊娠しないけど、させる側のことをしっかり考えていきたいと思います。』

『お話をしていただきありがとうございました。

人生において、命にかかわる大事な「性」について、今日の講演について自分自身を考え直すことがありました。今までの僕は、「性交=自慰行為」ととらえていたような気がします。また、コンドームをしていれば大丈夫だろうという、先入観にとらわれ、まったく重いものだと考えていませんでした。

しかし、今回、先生から、現場のデータ、経験談、ビデオを通じ、本当に、自分の考えが浅はかであったと反省しています。

あまり身近ではない「性被害」。もし、これが自分に身近なことになったらと考えただけで恐ろしいです。もし、自分が子どもを授かった際には、今日、教えられたことを丁寧に伝えることができるようになりたいです。

最後に、ビデオにあった「出産の瞬間」。これは、自分のこれまでの人生で、一番の衝撃映像だったと言っても過言ではありません。女性の性器を解説して下さったときの管(?)の小ささといったら・・・。そんなに小さな管から、あんな頭が出るなんて、痛くないわけないですね。女性のありがたさ、そして強さ。自分の考えがガラッと変わりました。

女性へのリスペクトを忘れず、今後の人生を歩んでいきます。女性を守れる大きい男になりたいです。本日は、本当にありがとうございました。』

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コメント

この男子中学生は偉いし、この中学生の爪の垢を煎じて宮崎氏に呑ませたい。浮気するくらいなら、育児休業取得をいうな、仕事をやめるくらいの浮気ならやるなよ、夫婦で立ち直りしっかり赤ちゃんを育て上げなさいといいたいですね。本当に浮気という罪を罰することはできます、また男性の育児休業取得義務は、大都会の核家族では必須項目になりつつあるからこそ、罪を憎んで人を憎まずでいたいです。育児休業取得を軽く見ていたとレッテルをはられても仕方ないですが、浮気をうまく隠せないで遊ぶ覚悟がなければしないほうがましだとおもいます、また自らのホテル代をけちって自宅でなんてするのはとんでもない。

投稿: 愛ちゃん | 2016年2月12日 (金) 11時35分

妊娠中や産前産後のセックスについてや産後の妻のセックスレスについてあまりなぜ指導しないのかを考えてます、赤ちゃんがいるから、きちんとセックスができなくてトラブルになるなら、きちんと産前産後のセックスについて指導してくれる先生はあまりいません。産前は、プリント一枚、産後は、精子無力症なのに避妊しろといわれても、散々ドクター自身タイミング療法を三回、AIHを四回やってのダメさ加減はわかってるからこそ無理難題だと感じます。産前産後のセックスについてきちんと指導する先生ておられますか?

投稿: 愛ちゃん | 2016年2月12日 (金) 11時51分

この中学生こそ、将来のイクメン大賞かもしれない。どうじに、今私は赤ちゃんが、ロタになってしまい、昨日から、病院に入院してしまいました。だからこそ、河野先生に無理強いしたことはいいませんが、男の育児休業は絶対に必要。一般の社会で浮気がばれたから新米の父親 が仕事をやめるじゃすまされない、責任をとるなら、なにがなんでも、遊ばないで、妻子のために死ぬものぐるいで働けと、いってやりたい。それが男の責任。それができないなら女遊びしないでといってやりたいと感じてます。

投稿: 愛ちゃん | 2016年2月12日 (金) 15時21分

愛ちゃんさま
赤ちゃんのお具合はいかがですか?ロタ、大変でしょう。頑張って下さいね。あのね、今でも、男性の育休は制度的に取れるのです。取る人が少ないというだけのこと。堂々と取っていいのですよ。職場の雰囲気、金銭的な問題、庶民の生活は、国会議員とは比べ物にならないほど、厳しい物なのですよ。そこをちゃんと追求しないで、うかれたように取材をしていたマスコミにも嫌悪をもったのですね。

投稿: こうのみよこ | 2016年2月14日 (日) 11時55分

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