ターシャ・テューダー展
行きたいと思いながら、なかなか行けなかった「ターシャ・テューダー展」。やっと行くことができました。心の洗濯と同時に自分を振り返って心の痛みをも感じた、いささか私には刺激的なターシャさんでした。
30年間かけて作った美しい庭くらいしか私には知識がなかったのですが、絵本作家としての素晴らしい絵の数々。それは可愛くて美しくて。それに、絵だけでなく、人形、キルト、それにそれに大きなドールハウス。何もかも完璧に手作りされています。
私が心ひかれたのは、ただ花一杯の美しい庭だけでなく、雪の中にたたずむターシャさんの姿。大きな暖炉。薪がたかれ、その前のブリキのオーブンでお肉が焼けたか確認している所。それに、花を一杯飾った机の上に摘みたてのキイチゴ。その前でゆっくりとお茶を飲んでいる姿。
それに、ドールハウス。ドールハウスに座っている二人の人形。まあ、その素敵なこと。沢山の小さな家具も、まあ!うーんとしか言いようがありませんでした。
自然の中で生活すること。その足元にも及ばない、自然に触れながら生活することすらできないわが身。故宮迫千鶴さんに言われたこと。「河野さんは、時には、林の中を歩いて、土や木に触れるような生活をしないと、このままではつぶれてしまう」。それを思い出しました。(話ははずれてしまうけど、自然の中で生活された宮迫さんとのことについては、ここに書いています)
なんとも素敵な人。ターシャ・テューダーさん。行って良かったと、心からそう思いました。
写真は、ここだけ写撮影が許されている、ターシャさんのおう家と庭の再現。それに、買った物です。
今回の写真集と、数の絵本は孫に。
マスキングテープ、メモ帳、付箋など。
私は今日診療後、急に大分に帰ることになりました。夜中に到着でしょう。義母が救急車で運ばれたと。心不全でICUに入っているということなのです。行っても、何ができるわけではありませんが・・・。
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コメント
かわいらしいおうちですね。それをお作りになる覚悟だなんて素晴らしい。おうちの中で殺伐とした世の中である現代に癒しをつくるなんてえらい。私も大切なお友達を39で心臓病でなくしそうです、ご主人がDVで心臓病になりました。お年寄りが心臓病であるのは、猛烈寒波のせいです。お気が休まらないと思いますが、ご回復を祈ります。
投稿: 愛ちゃん | 2016年2月 6日 (土) 12時47分
義母さん、ご心配ですね。
週末は冷えるようなので、行き帰りの高速は気をつけてくださいね。
街中でとても便利な場所で長年暮らしていたら、田舎暮らしには勇気が必要でしょうね。
投稿: やんじ | 2016年2月 6日 (土) 13時21分