華頂女子中学高等学校手芸部のテディベア。
斉藤洋さんのモスリンのコートと一緒に入っていたテディベア。華頂女子中学高等学校の寺尾由美先生からのプレゼントです。
昨年末の京都でのAIDSメモリアルキルト展inKYOTOにこれらのテディベアを出展するとの寺尾由美さんのフェイスブックの記事を読みました。そこに掲載されている写真を私のブログに使わせて下さいというメッセージを送りました。それへの了解のお返事を一部ここに転載しますね。
『縁あって始めたメモリアルキルトジャパンへの参加も20年の時を経て,身の引き締まる思いをしている昨今ですが、、、
華頂女子中学高等学校の取り組みのスタートは当時担任をしていた高校3年5組の文化祭でのクラス展示でした。46人全員で一体ずつテディベアを作り,全員で力を合わせてメッセージキルトを作りました。(そのメッセージキルトは毎年メモリアルキルト展inKYOTOで展示していただいています)
それ以降は手芸部を中心としていますので,細々としたものです。それでも,一人にでも,正しいことを学び知ることが,次に繋がると信じて,「とにかく続けること」を大切に続けております。
私のfasebookの投稿は昨年も一昨年もこの時期にはメモリアルキルト展のことテディベアのことを出しております。なにもたいしたことは書いておりませんが,お時間がございましたら,そちらもご覧いただけたら幸いです。
本年は,19日に本校生徒と共に会場に詰めてちょっと作業をしようと思っております。また報告させていただきます。写真の使用はもちろんOKです。なんでも使ってください!テディベアの写真は数年前に中庭の芝生の上で撮影したものがなんだか雰囲気が良くて気に入っています。(斉藤さんのほうにも行っていますが,落ち葉とか芝生の色とカラフルなテディベアが,とてもかわいいんです)
一昨年から作り始めた「じぇ・じぇ・じぇベア」もかわいいですよ。』
その後も何回かのメッセージのやり取りをしました。そこに送られてきたテディベアの写真の中の一つです。アフリカのカンガという布だと。「もっと優しくして、もっと愛したいから」というタイトルがついている布だったそうです。
まだエイズが不治の病で、感染すると死に至るとして世界中で恐れられていたころ。患者さんがテディベアをぎゅっと抱きしめてつらさに耐えるべく、多くのテディベアが作られ、プレゼントされました。その頃からの寺尾さんの取り組み、今も継続していらっしゃる、その素晴らしさに感動しました。
そんな貴重なテディベアを頂くなんて、申し訳なくって、でもうれしくって。
華頂女子中学高等学校。知恩院の中にある学校です。以前、講演に呼ばれていったことがあります。もうずっと前です。静かな環境、生徒さんも一生懸命聞いて下さいました。講演の後、知恩院の中を特別に案内して頂いてうれしかったものです。
寺尾由美さま、手芸部の皆様、本当にありがとうございます。大切にさせて頂きますね。
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コメント
カラフルなテディベアでかわいい。作った人の気持ちが伝わりますね。寺尾先生は、家庭科の先生なのでしょうか?河野先生が昨日お召しになっていたものも、本日のくまちゃんも、作った人の優しい気持ちが籠り大事に扱えると考えるとAIDSもなくせますね。
投稿: 愛ちゃん | 2016年1月27日 (水) 11時00分